【第3学年】自動運転車の設計2
更新日:2024年2月6日
目指す進路の実現に向けて
私立高校・都立高校ともに一般入試が迫ってきました。体調管理に気をつけてお過ごしください。ベストを尽くせるよう応援しています。
さて、高等学校では学習指導要領の改訂により2022年4月から「情報1」が必修化となりました。(1はローマ数字)
また、共通テストにおいても2025年1月よりプログラミングを含む「情報」が出題される予定です。
文部科学省「高等学校情報科『情報I』教員研修用教材」より
中学校 技術・家庭科 技術分野「D 情報の技術」でも、高等学校の「情報1」の指導内容を視野に入れた授業を行なっています。
自動ブレーキの自動車をつくろう
まず、見通しの悪い住宅街や、公園付近の道路での問題点を考えました。
「互いが見えづらいので車同士の衝突事故が起きる」「子供の急な飛び出しがあるかもしれない」などの問題点が挙がりました。
これらの問題を解決するために、自動ブレーキシステムのついた電気自動車のモデルを製作します。センサで人や物を感知すると、自動でモータが止まるという仕組みです。
1〜3人で製作を行います。
2年次に使った「TECH未来シリーズ」なので、組み立て方には慣れているようですね。
試作品が完成!
走らせると…
衝突事故を起こしてしまいました…。上手くいかなかったようなのでセンサの値やモータの回転数を調整し、デバッグを行います。
(止まれ〜〜〜〜)
再度リベンジ!
おお〜〜〜!!!
障害物を感知して自動で止まることができました!!
ほぼ全ての生徒が自動ブレーキシステムの自動車モデルを製作することができました。
Society5.0の時代を生きるため、これからも情報の技術を上手に扱えるようになってほしいと願っています。