【第1学年】弁護士によるいじめ予防授業
更新日:2023年6月26日
いじめ予防授業を実施しました
6月23日、第1学年では弁護士として働く桜庭 知宏先生を講師にお招きし、いじめ予防授業を行いました。
自己紹介 〜「弁護士」の仕事〜
弁護士の「弁」は "言葉"、「護」は "まもる"、「士」は "それを仕事とする人" という意味があります。つまり、弁護士という仕事は、言葉で人権を守る仕事ということです。
人権とは、生まれた時から1人1人もっている人間らしく生きる権利のことです。また、人権は「安心」「自信」「自由」という三大要素によって成り立っています。
いじめが無くならない理由と心の中
「いじめられる側が(も)悪い?」「許されるいじめってある?」という問いについて、学年全員で考えました。
悪いことをしたり、誰かをいじめたことに対していじめで返すことは、悲しい結果を生んでしまいます。また、実際にあったいじめを例に挙げ、いじめる側の人数が増えるほど罪の意識が薄れていくことについて教えていただきました。
心の中のコップの水の量は自分にも相手にも分かりません。もし、もう一滴も入らない瞬間、軽い気持ちで悪口を言ったり、少し無視をしただけで、これまで一滴も入れたことのないあなたが最後の一滴を入れてしまうかもしれません。
相手の気持ちを想像することが思いやり
いじめが起こる時、誰もが「いじめる人」「いじめられる人」「はやしたてる人」「傍観者」の4人のうちどれかに当たります。
学年目標にも掲げている通り、いじめは絶対に許されません。
相手の気持ちを想像することが思いやりです。困っている人を見つけたら勇気を出して声をあげてください。
代表生徒からのお礼の言葉
ご講演頂いた桜庭先生、ありがとうございました。