【第1学年】嵐山 校外学習(後編)
更新日:2023年4月26日
カレーづくり・飯盒炊爨
嵐山へ校外学習に向かった1年生。意気揚々とカレーづくりと飯盒炊爨に取り組んでいましたが、トラブル発生。思っていたよりも火力が上がりません。
ピンチの時こそ「知識」を活用
取り出したのは校外学習のしおり
持ち物やバス座席表以外にも、火おこしのコツや、飯盒の使い方、カレーの作り方などが書かれたページが用意されています。ただ、しおりには全てが書かれているわけではありません。穴埋めのワークシート形式になっているため、理科や家庭科などの、各教科の知識を活かしながら考えることで、正しい作り方が分かる仕組みになっています。
「火のつけ方」のページ
炎が燃えると周りの空気の温度が上がり、上昇気流が発生します。えんとつや熱気球と同じように、炎は下から上へ向かうため、着火剤は木炭の下に置く方がいいそうです。
さらに、ものが燃えるためには酸素(空気)が必要です。うちわを使ってあおぐことで酸素を供給しますが、これも炎が伸びる向きを考えると、下から上へあおいだほうが良さそうです。
少しずつ火力が出てきました!
着火剤を使い切ってしまった班は、河原の方へ向かい何かを集めています。
小枝や枯れ草を集めて着火剤代わりにするというナイスアイデア!
キャンプなどで使われる手法ですが、これはしおりには書かれていませんでした。
それぞれの課題に対して、各班が試行錯誤しながら主体的に取り組む姿勢が立派でした!
次第にいい匂いがしてきました!
焦げないようによく混ぜます…
無事に全班が完成!とても美味しそう!
お米の炊き加減も素晴らしい!
できたてのカレーと炊き立てのごはんを配膳します。
河原でいただきます!
心配されていた天気ですが、快晴!
大自然の中で食べるカレー、最高ですね!
食べ後わった班は水切りをしていました。東京で生活していると、こういう経験も貴重ですね。
しっかり後片付け。来た時よりも美しく!
レクリエーション
まずはカレーコンテストの結果発表。優勝したのはB組3班でした!
裏のグランプリこと教員チーム。2児のパパ、頑張っていました!
河原に集まり、学年全体でレクリエーション
サインを集めながら、交友関係を広げることができました。
クラス写真も撮影。いい笑顔です!
お世話になった会場の方々に挨拶をし、学校へ戻りました。
こうして中学校生活初めての校外学習は無事に終わりました。
今回の目的、
1 新しい学校生活での仲間との親睦を深め、1年間生活する学校集団としての基盤を作る
2 野外調理などの共通体験を通して、達成感を感じるとともに、生徒同士の信頼関係を築く
3 自然に囲まれた中での活動といった非日常体験を通して、豊かな感性を育む
は達成できたでしょうか。
今回学んだ多くの経験を、これからの学校生活にもぜひ活かしてくれることを期待しています。
(おわり)