【第1学年】テーブル模型をつくろう(前編)
更新日:2023年6月15日
世の中のニーズに応える商品企画
1年生の技術・家庭科 技術分野は「材料と加工の技術」について学習しています。
生活や社会で使用されている製品がどのような材料や加工の技術によって作られているか、また環境負荷を考慮してどのような取組を行っているかを、製作を通して学ぶ題材です。
これまでの授業では、木材・金属・プラスチックの材料の違いや特徴について学んだ後、ものづくりにおいて重要とされる「ユニバーサルデザイン」の考え方や、「設計」の進め方、じょうぶな「構造」をつくるための工夫について学習してきました。
そして今回の授業からは、それぞれが家具メーカーのインテリアデザイナーとして、班ごとに世の中のニーズに応えるテーブル模型の改良設計に取り組みます。
テーブル模型をつくろう
DL材と呼ばれる、決まった規格(大きさ)の材料を用いて製作します。
はじめに土台となる部分を準備します。
スチレンボードをカッターで横引きし、脚と幕板をつくります。
幕板の組み立て方に注意。前回学習した構造の知識が活かされています。
各班、係分担をしながらスムーズに作業を行っていました。
幕板が完成!
続いて幕板と脚を両面テープで接着していきます。
この時も取り付け方に注意。なぜ左側の方がじょうぶなのでしょうか?
完成イメージをCADでも確認
わ〜い
ひとまず今日の目標は達成!
しかしまだ課題はたくさんあるようです。どうすれば解決できるのでしょうか?
次回は残りの材料を使ってテーブルの改良設計を行います。
誰が、どこで使うテーブルなのか?どんなテーブルが必要とされているのか? 開発者と使用者の両方の立場になって、アイデアを出し合います。
完成した各班のテーブルは、クラス内で相互評価を行った後、教科作品展でも展示する予定です。(つづく)