【第1学年】西東京ふるさと探究学習2
更新日:2023年6月28日
インタビュー結果を整理・分析しよう
前回、探究学習とは何かをペーパーブリッジの製作を通して学んだ1年生。今年度は『学校周辺(明保中周辺)を活性化させよう』というテーマの下、半年間をかけてプロジェクトに取り組んでいきます。
しかし、地域をより良くするために自分たちができることって何でしょうか?それを見つけるためにはまず、自分たちの住む地域の現状を知る必要があります。
インタビュー調査の整理・分析
地域のことを一番良く知っているのは地域の人です。解決すべき問題を発見するために、西東京市に住む身近な人にインタビュー調査を行いました。家族に聞く人もいれば、サッカーのコーチに聞く人もいたようです。
■調査項目の例
・西東京市に住み始めた時期と理由
・西東京市のちょっと不便な点や「もっとこうだったらいいのに!」という点
・図書館の利用のしやすさ、充実度はどうか
・自然やみどりのある環境が整備されているかどうか
まずは互いのインタビュー結果を小グループで報告・共有します。
次に、学年全体で調査結果を共有するため、タブレット端末を使って集約しました。
グラフや表の形で即座に回答が表示されるため分かりやすいですね。
詳細な結果が見たいときはスプレッドシートで確認
シートはこんな感じ。年齢層や満足度ごとにセルの色が変わります。
西東京市ってどんなまち?
整理した情報をふまえて、自分が思う西東京市の特徴を以下の3つに分析します。
(1)良いところ
(2)良くないところ・不便なところ・課題点
(3)面白い(興味深い)ところ
「わかる〜!」と頷くこともあれば、意外と気づかなかった一面も。
課題点を解決するためのヒントは、良いところや面白いところに隠されているかもしれませんよ。
こちらのクラスは付箋で分類分け
色ごとに気づいたことをまとめていきます。
このような特徴に分けることができました。
ビッグデータの活用
AIをはじめとする情報の技術が進むにつれて、情報を正しく分析する能力の重要性が高まっています。交通情報のデータから渋滞予測をしたり、過去数百年の気象データから正確な天気予報をしたりなど、さまざまな業種で「ビッグデータの活用」が注目されています。
今回は、1学年の生徒が実施した100件を超えるインタビュー調査の結果に含まれるテキストデータの中から、出現頻度が高いものを図にまとめまてみました。
西東京市の良いところ
西東京市の課題点
これらの単語からイメージできる特徴は何でしょうか?また、自分たちに解決できそうな問題はあるでしょうか?
次回は7月、問題解決のためのアイデアの出し方を学んでいく予定です。(つづく)