【第1学年】テーブル模型をつくろう(後編)
更新日:2023年7月14日
世の中のニーズに応える商品企画
家具製作メーカーのインテリアデザイナーとして、班ごとに世の中のニーズに応えるテーブル模型の改良設計に取り組んでいる1年生。
まずはコンセプトを決めます。誰が、どこで、何人で使うのか、そのためにはどんな工夫をしたら良いかを限られた材料の中で検討しました。
耐久性や利便性を高めるためには部材を加える必要がありますが、そのぶん重さやコストがかかってしまいます。逆に、「手頃な価格で販売したい」と考えるのであれば、なるべく無駄を省いてコストを浮かせる必要があります。
班で決めたコンセプトに基づき
部材を取り付けたり外したりしていきます。
荷重をかけて強度のテスト。最初に比べてかなり丈夫になっているようです。
こちらの班は使いやすさを重視してスペースを確保しています。
トライアンドエラーが可能な点も模型製作の良いところですね。
組み立てる順番や、部材の使い方など、試行錯誤を繰り返すことで最適な製品づくりを目指しました。
各班のテーブルが完成!
こうして「新商品案」として提案された各班のテーブルが出揃いました。
4人家族での使用を想定する班もいれば、1人で集中して学習に取り組めるようなデザインにした班、SDGsの観点から、ごみを出さないよう無駄なく材料を使うことを心掛けた班もありました。
安全性を重視した班の作品(裏側)
水筒や筆箱などを載せても大丈夫!
作品を相互評価しました。
作品票には製品名やコンセプト、PRポイントが書かれています。
触ったり、ひっくり返したり、
さまざまな角度から観察します。
開発者と利用者それぞれの立場から評価を行いました。
2学期は製図の方法を学習し、それぞれの身の回りの問題を解決するような木製家具を製作する予定です。
コンテストの結果もお楽しみに!