【第1学年】薬物乱用防止教室
更新日:2023年7月5日
薬物乱用防止教室を実施しました
期末考査も終わり、1学期も残すところあと2週間です。
7月5日、学校薬剤師の神山 信一先生を招いて薬物乱用防止教室を行いました。
薬物乱用とは
薬物乱用とは、社会的常識、特に医学的常識を逸脱して、危険ドラッグをはじめ麻薬や覚醒剤などの薬物を使うことです。たとえ、一回使用しただけでも乱用にあたります。
違法な薬物を乱用すると、脳や臓器に障害や異常を起こします。また、幻覚、妄想により重大犯罪を引き起こしたり、人間関係が壊れて友人や家族を失うなど、心も身体もボロボロになってしまいます。
自分の意思では止められなくなる
薬物乱用の最も恐ろしい特徴は、薬物の依存性と耐性です。「一回くらいなら大丈夫」と思っても、また使いたくなり、繰り返し使わずにはいられなくなってしまいます。また、使用を繰り返しているうちに、それまでの量では効き目が薄くなってしまいます。
映像を視聴して、薬物乱用の怖さを学びました。
薬物乱用を防ぐために
未成年者の薬物事件検挙人数は増加傾向にあります。特に最近は、インターネットなどで「大麻は安全」などの誤った情報が広がっており、若者を中心に大麻の乱用が拡大しています。
保健給食委員の代表生徒がロールプレイ
甘い誘いをきっぱり断りました!
また、10代の若者たちの間で、不安や孤立などの悩みから市販薬(咳止めなど)を乱用するケースが増えています。ドラッグストア等で気軽に買える市販薬は正しく使えば有益ですが、依存性のある成分を含むものもあり、誤った使い方をすると依存症になるおそれがあります。
不安や悩みは、まず信頼できる相手に話してみましょう。東京都では市販薬乱用のきっかけとなる心の悩みを匿名で相談できる窓口を設置しています。
代表生徒からのお礼の言葉
ご講演いただいた神山先生、ありがとうございました。