【第2学年】総合的な学習の時間・FIRSTSHINRODUNK~賽は投げられた〜
更新日:2024年1月29日
総合的な学習の時間では、2学期以降「かりんとう販売」に向けたふるさと探究学習をメインに行ってきましたが、新年度を見据えて進路に関する学習も同時に進めてきました。今回は、仮想高校から進路希望を考え、すごろく形式で来年一年間の進路スケジュールを体験する学習を行いました。進路学習×すごろく(伝統文化)、明保オリジナルです。
30校近くの仮想高校から、第1〜第3までの進路希望を作りました。国立高校から公立、私立、さらに通信制、定時制というさまざまな高校、専門学科から、自分の将来を考えて、志望順位を付けていきました。
立地や制服、部活や行事、取得できる資格、スマホの持ち込み、バイトの可否など、さまざまな条件を比較するだけでも、来年度につながるシミュレーションができたと思います。
さあ、生活班で机を向き合わせ、すごろくの開始です。
それぞれのマスにあるイベントや条件をクリアしながら、「学習値」「経験値」をためていきます。さて、希望通りの進路にどれだけ近づけるか!!
12月の三者面談(仮想)までに集めたポイントで、進路希望の再考を行いました。
上手く数値をためることができた人も、ためることができなかった人も、実際の4月からの生活では、今回のすごろくから学んだことを生かしてくれることでしょう。
生徒の感想を紹介します。
○「面談資料」に書くことができる内容が少なく、その分得られた経験も少なく、サイゴン尾響いてしまったので、実際には何をすべきかを早めに正確に把握し、あとは予定を立てるだけという状態に近づけておきたいです。自分の実力を示したり、大人からのアドバイスを受けられる機会を大切に、積極的にしていきたいと思います。座禅やるくらいなら、とことん勉強したいです。
注:「座禅」、「修学旅行で朝学習」などは、すごろく内で指示された内容です。
○今回のすごろくを通して、受験に対して今まで以上に意識が高まった。また、今からでもしっかり準備していないと3年生になってからすごく大変になることもよく分かった。だから勉強を今からやるのはもちろん、高校調べをやり、自分が困ることが無いようにしていこうと思う。そして、高校調べをするのと同時に、個別の面談や模試なども計画的にできるように準備しようと思う。
○振り返ると、学習が足りなかったので、夏休みも説明会や個別相談などをいれて学習を高めること、復習確認テストに向けて勉強や部活をしっかり計画的にやることが大切だと知った。全国学力調査などは成績に入らないからと言ってやらないのではなく、しっかり勉強して少しずつ力を付けることが大事だと思った。今から少しずつ勉強していくことで、3年生の時にスムーズに勉強できると思う。
○今まであまりイメージできなかった一年の流れや受験の流れを、すごろくを通して少しイメージをもてるようになりました。普通に生活しているだけでは、自分の希望する高校には行けないということを改めて理解したので、これからの進路に向けて学習面や経験面を上げていきたいです。
さあ、まずは中2の生活をどうまとめられるか、です。
かりんとう販売、学年末考査、合唱コンクール。楽しみですね。