【第1学年】オンライン内覧会を実施しました。
更新日:2023年3月22日
家庭科の授業では、多様な暮らし方の一つとして、「コレクティブハウス」を取り上げました。この日は、コレクティブハウスでの暮らしている方とオンラインで繋ぎ、内覧したり、質問したりながら学習しました。
コレクティブハウスとは、「個別の住戸と住民全体が使える共有スペースを両方兼ね備えている住宅のことです。
住まいの中の様子も詳しく、オンラインで内覧できました。
住民共有の庭があり、協力しながら野菜や草花を育てていました。
共有のキッチンがあり、当番制で食事を作るなどして、皆で食事を楽しむそうです。
子どもたちも、たくさんの兄弟が増えたようで楽しそうでした。
一人一台端末なので、実際に訪れたような感覚で内覧できました。
住民の方に質問し、答えて頂くなどして交流しました。
内覧したり、事務局や住民の方から直接お話を聞くことで、理解が深まりました。
子育てを協力して行ったり、誰かに相談出来たり、人と人とがゆるやかにつながるコミュニティを創りながら、心豊かな暮らしができるようです。小さな子供にとっては、安心感が持てる住まいのようです。
まとめの時間では、生徒達から「楽しそうだから、住んでみたい」「一人ひとりを大切にしている暮らし方が素晴らしいと思った」などの感想があがりました。
少子高齢化社会を迎え、一人暮らしの高齢者が増え孤独を抱えたり、核家族化による子育ての不安や負担増、地域社会の活力の低下など様々な問題を抱えるようになりました。コレクティブハウスは、これまでの家族や住まい方の概念にとらわれず、人と人との新しいかかわり方を創りながら、自由に安心して住み続けられる暮らし方の一つです。多様な住まい方を学ぶことで、多様な人々への理解を深め、これからの家庭や地域社会の問題を解決できる自立した人に成長してほしいと願っています。