一学期終業式あいさつ〜すばらしい夏休みを過ごすために〜

今日は1学期最後の登校日、終業式です。1年生にとっては初めての終業式ですね。4月に入学した1年生は、すっかり小学生らしくなりました。6年生は、見た目が中学生のようになっている人もいます。他の学年の人たちも、みんな残らず大きくなり、4月よりも確かに成長しています。
4月の始業式では、東伏見小学校が60歳を迎えることをお話ししました。また、いろいろなお祝いの取組や行事、勉強を通して、みなさんが東伏見小学校で学ぶことを喜んでほしいこと、学校や友達、先生･主事さん方を、今よりももっと好きになってほしいとお願いしました。校長先生の願いはかなったのかな。では、聞いてみましょう。1学期の勉強や行事などを通して、東伏見小学校やお友達、先生や主事さん方が、前よりも好きになった人は、手を挙げてください。手を挙げるのが恥ずかしい人は、心の中で校長先生にメッセージを送ってください。よかった、全員〜メッセージが届きました。これからも、「学校大好き、友達大好き、先生大好き、勉強大好き」な子供でいてください。実は、今日で、この東伏見小学校にさよならをする人が3人います。次の学校でも、がんばれ、そして僕たちもがんばるよ、という思いを、拍手にしましょう。お願いします。
さて、終業式には、担任の先生方からみなさんに「あゆみ」が渡されます。1年生は初めてあゆみをもらいますね。あゆみには、今学期のみなさんの学習の成績や、がんばった姿や成長が具体的に温かい言葉で書かれています。読んでいると、校長先生も自分のことのように嬉しくなってきました。
いいことだけではありません。「こうすると、もっとよくなりますよ。」というヒントも書かれています。いいことも、悪いことも、みなさんがこれからもっともっと、成長していくための手がかりになります。
今日は、お家の方と一緒にあゆみを見て、勉強の様子や先生からの言葉を分かりやすく教えてもらってください。お家の方も、きっと、温かな言葉で教えてくださるはずです。
さあ、明日からはいよいよ、長い夏休みが始まります。夏休みをすばらしいものにするために、校長先生と三つ、約束をしましょう。
一つ目。夏休みに入っても、学校ではプールやサマースクール、図書室開放があります。ぜひ、たくさん参加してください。
二つ目。夏休みにしかできないことに挑戦しましょう。海水浴やキャンプ、虫取りなどの屋外系もいいです。博物館や科学館めぐりに読書三昧などの、室内系もいいですよ。勉強も、遊びも、くふうして、いろいろ学べるすばらしい夏休みにしてください。
三つ目。怪我をしたり事故に遭ったりしないこと。そのために、このあとのおまわりさんや生活指導担当の遠藤先生がお話しすることをしっかりと守ってください。
さあ、三つ約束しました。学校のプールやサマースクールに参加すること、夏休みにしかできないことに挑戦すること、怪我や事故に遭わないことの三つです。みなさん守ってください。
最後に、いつもお話しすることです。それは、感謝の気持ちを言葉にして伝えようということ。1年生は初めて聞くかもしれません。みなさんの頑張りや成長は、みなさん一人の力ではなく、家族をはじめ様々な方のお世話の上に成り立っているものです。今日は1学期最後の日、お世話になったと思う方に、「1学期間ありがとうございました！」と感謝の気持ちを伝えてください。感謝の気持ちを伝える心の豊かさや一歩踏み出す勇気が、あなたをさらに成長させてくれます。

それでは、みなさん一人一人に、楽しく有意義な夏休みになることを願っています。2学期の始業式で元気に会いましょう。