「友達のヘルプサイン」
更新日:2016年7月11日
平成28年 7月11日(月曜日)
おはようございます。先週の60周年記念集会は楽しかったですね。歌あり、群読あり、クイズあり。1年生から6年生まで、みんなきらきらかがやいていました。みんなにお祝いされて、くじら山も、メタセコイヤも、きっと喜んでいることでしょう。
さて、6月のふれあい月間で「いじめられたことがありますか。」というアンケートを行いました。その結果、数は少なかったけれど、友達にたたかれたり、悪口を言われたりして、いやな思いをした人がいることがわかりました。さいわい、いじめとまでは言えないくらいの内容でした。書かれていたことはみんな、先生方がお話を聞いて、解決してくれました。でも、いいですか。たたかれたり、悪口を言われたりした人がいたということは、それをした人がいたということです。
悪口や、悪ふざけは、初めはおたがいさまで始まるのかもしれません。でも、だんだん、どちらか一方が強くなったり、一人に何人かがかりでいやがることをしたり、そういう行いがくりかえされたとしたら、それは「いじめ」になります。
はっきり言います。いじめはぜったいにいけません。先生たちは、いじめをゆるしません。みなさんもおたがいにゆるしてはいけません。いいですね。人をわざと傷つけたり、いやな思いにさせたりすることは、だれだって、だれにだって、してはいけないのです。
さて、これはなんでしょう。そう、この前紹介した、ヘルプマークです。みなさんは持っていませんね。ヘルプとは助けるという意味でした。こまったり、助けてほしかったりするときに、みんなにもヘルプマークがあったらいいですね。
実は、みなさんにはマークではなく、ヘルプサインがあります。それは何だと思いますか。
1番わかりやすいヘルプサインは、これ、(゚´Д`゚)。そう、泣き顔です。泣いている人は、苦しかったり、悲しかったりする人です、助けが必要な人です。こんな顔をしている人には、「だいじょうぶ。」「どうしたの。」と、声をかけてあげてください。もしもあなたが泣き顔の原因をつくったのなら、すぐにその行いをやめて「ごめんね。」と言わなければいけません。
また、「いやだ。」「やめて。」という言葉も、ヘルプサインです。こんな声を聞いたら、やはり「だいじょうぶ。」「どうしたの。」と声をかけてください。もしもあなたが原因なら、その行いをすぐにやめてあやまります。おもしろ半分に続けることはぜったいゆるされません。
「泣き顔」「いやだ、やめて」の声、この二つのヘルプサインを、見のがさないようにしてください。そして、私たちの大好きな東伏見小学校を、いじめのない学校にしてあげましょう。
4年生以上のみなさんは、この二つのほかにもあるヘルプサインを考え、そんなヘルプサインにも気づける人になってください。
1学期も残りわずか。キッズフェスティバルも、楽しみましょう。