「逃がさずやりとげる 鬼を追い出せ」
更新日:2017年1月30日
平成29年 1月30日(月曜日)
おはようございます。
この土日には、田無のきらっとホールで、児童作品展が開かれました。東伏見小学校からは、48点の書写・書き初めと、30点の絵や工作が出品されました。会場には、市内18校の児童の思いのこもった作品がずらっと並び、とてもすばらしかったです。
始業式では、この三学期は、めあてをもってやりとげる学期にしようとお話ししました。作品展への出品も、やりとげた一つに数えてもいいですね。
気がつけば、一月もあと二日、あさってからは二月に入ります。早いですねえ。三学期のこの時期、あっという間に日がすぎていく様を、一月は「いく」、二月は「にげる」、三月は「さる」などと言います。
三学期は、あっという間にすぎてしまいます。終わりのころになって、何もやりとげられなかった、できなかったということがないように、「漢字テストで百点」「二重跳び連続50回」「信頼される人に」「やさしく思いやりのある人に」などなど、自分のやりたいことに向けて「イチ、ニ!イチ、ニ!」一日一日を大切にしてください。
ところで、今週の金曜日は節分です。節分とは季節を分ける日、冬と春の境目の日ということです。節分といえば、豆まきですね。豆まきのかけ声といえば、「おにはー外」「福はー内」です。鬼というと、絵本やお面にあるような赤い顔や青い顔に、もじゃもじゃ頭で角が生えている姿を思いうかべるでしょうか。でも、本当に追いはらいたい鬼は、地震や火事などの災害や病気のこと。また、人の心にひそむ弱い心やいじわるな気持ちを指すこともあります。
みなさんも、節分の日には豆まきをして、自分の中の弱虫や意地悪、そしてインフルエンザなど病気の鬼を追い出してください。
節分の次の日は、立春といって、暦の上ではもう春になります。体だけでなく、心も暖かくなるような春にしたいですね。