「ヘルプマーク」
更新日:2016年6月27日
平成28年6月27日(月曜日)
おはようございます。今週の金曜日はいよいよ7月。東伏見小学校の60回目の誕生日でもあります。誕生日に向けた準備を、各学年、がんばってください。
さて、今日はこのマークの話です。なんのマークかわかりますか。今年3月の卒業式で、卒業生(今の中学1年生)に向けて贈った話に出てきましたので、6年生は、おぼえている人もいるでしょう。
このマークは、ヘルプマークといいます。必要な人が、カバンなど、人目につくところにつけて使います。ヘルプは英語で、「助ける」という意味です。このマークをかばんに付けている人は、助けが必要な人です。でも、見た目には、健康そうで、助けが必要には見えない人です。例えば、まだ小さいけれど、お腹に赤ちゃんがいるお母さんです。赤ちゃんがすくすくと育ってお腹が大きくなれば、助けが必要なことがだれにでもわかりますが、まだお腹が小さい時には周りの人にはわかりません。でも、小さい時期の方が、より助けが必要である場合があります。もし、電車の中でつらくてすわりたいのに、誰にも気づいてもらえずに、自分でもそう言えずにすわれなかったらかわいそうですね。かわいそうなだけでなく、お腹の赤ちゃんに悪い影響があるかもしれません。そんな時に、「私は今、助けが必要です。」と周りの人に伝えるのが、このヘルプマークです。
ほかにもつける理由はありますが、とにかく、このマークをつけている人は、助けが必要な人です。今まで付けている人を見かけたことがありますか。もし今度、電車やバスの中でこのマークをつけている人を見かけたら、席をゆずったり、何かできることがないか声をかけたりしてください。また、このマークの意味を、おうちの方が知らなかったら、教えてあげてください。
今日は、ヘルプマークのお話をしました。ぜひ、おぼえておいてください。そして、その知識を人のために役立ててください。
いつか、また、ヘルプマークの続きのお話をします。