「あなたはどっち」

おはようございます。今日も朝からよく晴れています。今朝、バスの中から見た畑が白く、霜が降りたようでした。平成29年もあと一月ですが、終業式までに氷が張るかもしれませんね。平成29年もあと少しといえば、平成も31年の4月までと発表がありました。その先の新たな時代も、希望あるすてきな時代にしたいものです。
先週の後半から、校長室のドアをトントンとたたく子がいます。そう、マラソン100週達成のご褒美のシールをもらいに来る子供たちです。みなさんも早く来てください。待っていますよ。
さて、今朝は少し残念な話題から。最近、テレビのニュースなどで、大相撲が取り上げられています。今場所は白鳳関が見事40回目の優勝を飾りましたが、残念なことに、お相撲さん同士の暴力とけがの問題の方が大きく取り上げられています。二人のお相撲さんは、同じモンゴルという国の出身で、ふだんからお相撲だけでなく日本での暮らし方についても、教え合い、支え合っている先輩と後輩だったことと思います。でも、二人が本当はなかよしだったとしても、その時にどんな事情があったにしても、暴力は、けがをさせてしまったことは、正しいことではありません。暴力さえなかったら、と、一相撲ファンとしてとても残念に感じています。
最近、東伏見小学校でも、大きい学年よりは小さい学年で、暴力の報告が聞かれました。どれも、初めは遊んでいるつもりだったのに、本当はなかよく遊びたかっただけなのに、というものでした。
でもね、どんな場合でも、どんな理由があったとしても、相手をたたいたり、けったり、強く押したり引っ張ったり、そういう行いは、暴力です。ましてや、面白半分、ふざけ半分の暴力は、〜いいですか、心に刻んでください〜、絶対にしてはいけないのです。問題があったなら、暴力でなく、お話で解決しなければいけません。また、自分が暴力をふるったりふるわれたりしている人でなくても、暴力を見たときには、それをやめさせるようにしてください。
　注意でお話を終わりたくないので、おととい見つけたちょっといい話を最後にします。東伏見小の横を、石神井川が流れていますね。今の季節は、澄んだ水に水草がゆらゆらとゆれ、カモの親子はときどき水の中に頭をもぐらせている姿も見られるきれいな川になっています。みなさんも知っているとおり、縄文の歴史を今に伝える大切な川でもあります。きれいな川の流れる街に暮らすみなさんは幸せです。でも、ところどころに、ゴミが投げ捨てられている時がありますね。そんなのを見かけると、「いったいだれが・・・」と、残念で悲しい気持ちになります。ところが、おとといの土曜授業日の日には、川の中に入って投げ入れられたゴミを拾っている年配の二人の方を見かけました。冷たい水の中に、ひざより上まで水につかり、トングでゴミを拾いながら進んでいらっしゃいました。聞くところによると、月に一度清掃活動をボランティアでなさっている方たちだそうです。なかなかできることではありません。ここ東伏見は、そんな素敵なお手本になる方が暮らす街でもあります。
みなさんはゴミを捨てる人と拾う人、どちらになりたいですか。