「冬の俳句 入選作品発表」

おはようございます。風が冷たいですが、せなかに感じるひざしはあったかです。身の回りにも春の気配が感じられるようになってきました。校長先生は、石神井川下流のほとりに桜の花が咲いているのを見つけました。季節を感じられるのは、うれしいものです。
さて、1年間取り組んできた、季節を感じて｢季節の俳句大募集｣も、今回の冬が最後でした。冬の俳句の入賞作品をこれから発表します。（朝会では、1年生と6年生の一部を紹介しました。）

　・入賞　○優秀賞　☆最優秀賞
一年生
・ふゆやすみ しゅくだいさぼる ゲームする
・ゆきみぶろ かぞくみんなで あったかい
○ゆきがふる ピンクと白の コートきる
○ゆきふると ママたちたいへん いつまでも
○つららがね ほうせきみたい ふしぎだな
○かぞくでね こたつにはいって うめぼしたべた
○まわすとき こまはくるくる おどりだす
二年生
・お正月 みんなにおくった 年がじょう
・サンタさん ことしもきたね ありがとう
・しもばしら カシャコショカシャコショ こそばゆい
・ぼくのはね ちょっとしかない 年がじょう
○お正月 おとしだまもらって とびはねた
○おねえちゃん はたちになった せいじんしき
○冬のゆき ミクロで見ると きれいだな
○風ふいて きたかぜこぞう やってくる
○大みそか こうはくとちゅうで ねちゃったよ
○ともだちに 心をこめて 年がじょう
三年生
・お年玉 ゲームにつかって そこつきる
・さむい冬 てぶくろしても まださむい
・お年玉　ゲームきかって おかねなし
・おとしだま たくさん使って うれしいな（おかねなし）　
○雪の日に あててあたって 雪がっせん
○うれしいな うまくかけたよ 書き初めで
○書き初めが きれいに書けた うれしいな
○書き初めの れんしゅうがんばり じょうできだ
○北風で 落葉のじゅうたん なくなった
○初もうで 人がいっぱい まだかなあ
四年生
・あんずあめ 当たるとうれしい 初もうで
・シャンシャンが はじめてすごした お正月
・初夢で ふじたかなすび 見つからない
・お正月 おせちかにえび 具だくさん
・ゲームして しゅくだいしない 冬休み
・目が覚めて ふとんのなかから 出たくない
○おたきあげ けむり目の中 あーいたい
○初もうで 並んだ時間は 約一分
○お年玉 たくさんもらって お金持ち
○お正月 手づくりおせち たくさんね
○おばあちゃんち ポカポカこたつ 気持ちいいな
○ばあちゃん家 室内なのに 息白い
○冬休み みかん箱買い 黄色で甘い
○雪遊び タイヤのわっかが おとしあな
五年生
・冷たいな ほほをつんざく 北風が
・寒いけど 雪で遊びたい どうしよう
○大寒波　北風ふいて　寒いなあ
○寒くても とめられぬ思い 雪遊び
○雪遊び だんだんあきて 寒くなる
○冬の木々 葉が落ちてゆき がい骨化
○のき先に したたり氷柱 こおってる
○冬の朝 寒くて出れない ふとんから
六年生
・年賀状 感謝を込めて 送り出す
・冬の朝 ジーパンはくたび 足こおる
・はいどうぞ 雪と葉っぱで おままごと
・春分と 桜の先には 中学校
・大寒の 空に輝く 月食よ
・大寒だ 立春までに 親孝行
・春分に 桜は咲いて 涙散る
・啓蟄と 共に出てくる 別れの声
○大寒や 道ふと見れば 氷はる
○大寒は 毎年くるが まだなれぬ
○寒い朝 布団恋しい 出たくない
○清明や 希望と悲しみ 入り混じる
○春分や 日にち数えて 旅立つ日
○清明や 制服合わせる 入学だ
○立春だ 勇気もらった 未知の詩に
☆立春は みんなで歌い あたたまる
☆卒業の 不安を解かす 雨水かな
☆立春だ 本当はずっと 冬がいい

応募作品は、全部で400作品を超えました。入賞した俳句も、おしくも入賞しなかった俳句も、どれもよい俳句ばかりでした。みなさんの季節を感じる心が育ってきて、その人にしか作れない俳句が多くなりました。また、卒業を目前にした6年生の俳句には、希望とさみしさが表現されていて、豊かな感性が感じられました。やっぱりこの季節は、さみしいです。
残り8日間、4年生までは7日間となった、今の学年ですごす一日一日を大切にしてください。