「有終の美を飾る」
更新日:2019年3月4日
平成31年 3月 4日月曜日
冷たい雨が昨日からふっています。今、一年を24の季節に分けた二四節季の雨水という季節です。「だんだん暖かくなり、雪が雨に変わるころ」の時期を表しています。ひと雨ふる毎に暖かくなってくる頃です。3月の6日、今週の水曜日には「啓蟄(けいちつ)」という季節になります。啓蟄とは、「冬の間、土や木の幹の中でねむっていた虫や生き物たちが春を感じて地上に出てくるころ」を表します。春が一歩ずつ近づいています。
昨日は3月3日、桃の節句といわれるおひな祭りの日でした。女の子の健やかな成長を願い、お祝いする日です。きのうまで、おひな様が飾ってあったお家は手を挙げてみてください。〜多数の手が挙がる〜 わあ、たくさん挙がりましたね。おひな様たちはかわいくて、名残はつきないかもしれませんが、早めにしまうようにしましょう。「また来年。」と声をかけ、やさしく紙に包んであげてください。
さて、今日は有終の美を飾るというお話です。終わりよければすべてよし、と言う言葉もあります。有終の美は、「美しく終わる。」と書きます。今年度の授業、残り14日を、「かっこよくしめくくりましょう。」ということです。そのために、3学期はじめにたてためあてをもう一度確認してください。今、終わりという言い方をしましたが、終わりではなく、新しい学年への一歩が始まろうとしているのですよね。みなさんは、進級してなりたい自分をイメージし、そのためにどんなことができるようになるといいかを考えて、めあてをたてたと思います。個人のめあてとともに、クラスのめあてもたてたと思います。教室に帰ったら、自分のめあて、みんなのめあてを確認し、最後をかっこよくしめくくるべく取り組んでいきましょう。今日は、有終の美を飾るというお話でした。今週もがんばりましょう。