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西東京市立東伏見小学校
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「いやなことは、宝物の入口」

更新日:2018年10月15日

平成30年10月15日月曜日

おはようございます。今日から5年生によるあいさつ運動が始まりました。10月も半ばを過ぎ、だいぶ涼しくなりましたが、元気なあいさつに心が温まった気がします。体調を崩しやすい季節でもあり、少しお休みも増えてきています。今年もあと77日。健康に気をつけて、元気に過ごしましょう。
さて、今日は、先週の土曜公開日にいらした、あるお客様から聞かせていただいた言葉をみなさんにお話します。「さよならぼくたちのようちえん」あるいは「ほいくえん」という歌を知っていますか。その曲を作曲された、ピアニストの「島筒英夫 しまづつ ひでお」さんの言葉です。
島筒さんは、たくさんの保護者や4年生に向けて、いろいろなお話や素敵な歌とピアノを聞かせてくださいましたが、そのお話の中で、特に心に残ったのが、「いやなことは、宝物の入口」という言葉です。いやなことが宝物の入口って、どういうことでしょう。ピアニストの島筒さんにとっての宝物は、ピアノです。そのピアノの出会いには、島筒さんがおもちの、ある個性が関係しています。個性って言葉も、難しいね。
人は、一人一人、顔や髪がたが違います。背の高さや声も違います。そんな一人一人、その人だけがもっているものを、個性といいます。島筒さんとピアノと結びつけた個性とは、実は島筒さんは目が全く見えないことだったのです。2歳の時にご病気で視力を失ってしまったそうです。目は見えなくても、音は聞こえます。そこで、島筒さんが6歳の時に、目は見えなくても楽しめることをさせてあげたいと、島筒さんのお母様がピアノを勧めてくれたのだそうです。もし、自分が目が見える子だったら、きっとピアノとの出会いはなかっただろうと話されていました。目が見えないことは「いやなこと」だけど、そのおかげで「ピアノ」という宝物に出会えたのですから、「いやなことは宝物の入口」だと学ばれたということでした。
「いやなことは、宝物の入口」・・・・、勇気をくれる言葉だと思いませんか。
今、いやなことがある人は手を挙げてください。いやなことがない人なんていませんよね。島筒さんも、ピアノは好きだけれど、その練習はいやだったそうですよ。でも、そのいやなことから逃げずにやり通してきたことで、ピアニストにもなれたのです。校長先生は、この2学期、みなさんに、好きなことをいっぱいやろうとお話しています。でも、みなさんが好きなことの中にも、いやなことはあるのではないですか。どうでしょう。なりたい自分になるために、好きなことをいっぱい楽しむために、今、いやだと思っていてもやらなければいけなかったり、乗りこえたりしなければいけないことがあるでしょう。でも、その先に、宝物が待っているとしたら、勇気が出ますよね。そんな、勇気をくれる言葉です。今日は、「いやなことは宝物の入口」というお話でした。

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