牛乳の味
更新日:2018年5月14日
平成30年5月14日月曜日
おはようございます。今は5月ですが、5月は古い言い方で五月(さつき)といいます。今ごろの、青空が広がってさわやかな風がふく日を五月晴れと言って、1年で一番すごしよい季節です。みなさんも、五月晴れの青空や風に負けないくらいに気持ちのいい「ふれあい、しんせつ、みとめあい」の三つの心で、運動会の練習や勉強に取り組んでください。
さて、みなさんは、給食に出る牛乳は好きですか。牛乳は、育ち盛りのみなさんに必要なカルシウムやタンパク質などの栄養をたっぷりふくんだ食品です。その給食の牛乳ですが、最近よその学校でおかしなにおいがするということがテレビで何度か話題になりました。理由は違いますが、東伏見小でもびんの牛乳から紙パックの牛乳になったときに、味が変わったという声が聞かれました。あなたはそんな気がしましたか。でも、業者さんに聞くと、入れ物が違っただけで中身はやっぱり同じ牛乳だったそうです。でももっと正確に言うと、実は牛乳の味は1年間いつも同じ味とはならないそうです。それは、牛乳は、工業製品ではなく、生きている牛からしぼった生の乳からできているからです。乳を出すのは、出産を終えたメスの牛ですが、出産直後としばらく日がたってからでは、乳の量が違うし、夏と冬では成分もちがうそうです。また、地域や季節によって食べているえさでも、味はちがうそうです。生の乳は牛乳メーカーに、いくつかの酪農家から集めて交ぜられ風味も整えられて、おおむね一定の味になるそうです。ひょっとすると味に敏感な人やその人のその日の体調によっても、味がちがうと感じることもあるかもしれませんね。
学校では、給食前にその日に届いた牛乳を、校長先生が先に飲んで味を確かめています。もし、異常があったらみなさんのところにいくことがないようにしていますので、みなさんは、安心しておいしく栄養たっぷりの牛乳でのどをうるおしてください。さあ、運動会まで2週間を切りました。今週も元気にがんばりましょう。