「あいさつの種 やさしさの種」
更新日:2018年12月3日
平成30年12月 3日月曜日
12月になりました。寒くなってきましたが、先週から始まったマラソンをがんばり、寒さやかぜに負けない体をつくりましょう。
今日は、学校だより「かけはし」12月号に書いた「三つの種まき」から、二つの種まきについてお話しします。
一つ目の種まきについては、実は先週の全校朝会でもうお話ししました。学芸会できたえた、言葉を大切にして相手に伝える力をあいさつに活かしましょう、というのが一つ目の種まきです。
校長先生のお話が響いたのか、「おあおお おあいあう」のじゅ文が効いたのか、先週のみなさんの朝のあいさつは、とっても気持ちよく「おはよう」の気持ちが伝わるものでした。特に、5年生はすすんであいさつ隊のようにみんなを迎えてくれていたし、6年生の一人一人のあいさつは、とても気持ちがよいものでした。さすがお手本の高学年です。これからも、みんな続けてください。
二つ目の種まきは、毎年一月に行うユニセフ募金に関することで、「やさしさを自分の力に」です。世界中の恵まれない子供たちのために行う募金がユニセフ募金ですが、みなさんは毎年自分のお小遣いやいただいたお年玉の中から募金をしてくれていると思います。二つ目の種まきは、ユニセフの募金をお小遣いやお年玉ではなく、お家の方と自分を高めてくれる取組を一つ決め、それを実行できたら一日5円とか、10円とかをお家の方からいただいて貯めていってはどうでしょうか、という提案です。
勉強のこと、生活のこと、自分の趣味や将来の夢につながること等々、みなさんががんばって高めていきたいことはいろいろあると思います。がんばってやれば自分の力になっていくと分かっていても、なかなか毎日続かないという取組もあるのではないでしょうか。校長先生も、なかなか実行できずにいた自分のためになることを、一回実行できたら100円募金と決め、人へのやさしさを実行へのエネルギーにすることで、一年で100回くらい、その取組を実行することができました。
「やさしさを自分の力に」みなさんも、今日帰ったらお家の方と、自分をよりよくするための取組と、それを実行できたときの募金への協力を話し合って決めてみてください。お家の方は、「かけはし」を読んでいるので、そんな声を待っていてくれるかもしれません。 今日は、二つの種まきの話をしました。まいた種は、きっと芽を出し、葉を茂らせ、やがて花を咲かせ実をつけます。みなさんがまく、あいさつの種、やさしさの種はどんな花をさかせるでしょう。きっと一人一人にちがったすてきな花がさくと思います。「人へのやさしさを自分の力に変える」、このことは、みなさんがよりよく生きる力になっていくはずです。