「一人の手」
更新日:2018年7月5日
平成30年6月25日月曜日
おはようございます。今日は梅雨の晴れ間、朝から強い太陽の陽射しがじんじんととどいています。今週はいよいよプール開きができそうです。安全に気をつけ、楽しく実りある水泳学習にしてください。
さて、本日未明のワールドカップ日本代表の試合を見た人は正直に手を挙げてください。〜ちらほら手が挙がる。思ったよりも多くはない。〜 実は、校長先生も見てしまいました。先制されては追いつき、また取られては追いつきという、見ごたえのあるゲームでした。体が大きく、能力の高い相手に対して体は小さいけれど全員の力を合わせて互角以上にわたり合う日本チームの戦い方を見ていて、むかし子供たちと一緒に歌った歌の歌詞を思い出しました。
本田路津子(ほんだるつこ)さんがつくった「一人の手」という歌がそれです。本田さんは、ほかにも「あの素晴らしい愛をもう一度」や「今日の日はさようなら」などの有名な歌を作っています。
さて、その歌詞ですが1番は、「一人の小さな手 何もできないけど それでもみんなの手と手を合わせれば 何かできる」というものです。2番以降の歌詞は、クイズにして子供たちに考えてもらいながらいつも紹介していました。今日も同じようにやってみます。いっしょに考えてみてください。
2番 「一人の小さな目 何も見えないけど それでも みんなの瞳で見つめれば」さて、何と続くと思いますか。答えは、「何か見える」でした。
3番 「一人の小さな声 何も言えないけど それでも みんなの声が集まれば」さて、何だと思いますか。答えは、「何か言える」でした。
4番 「一人で歩く道 遠くてつらいけど それでも みんなの足音ひびかせば」さて、何だと思いますか。「楽しくなる つらい道も」
5番 「一人で口ずさむ歌 それも楽しいけど それでも みんなの歌声重ねれば」さて、何だと思いますか。答えは、「一つになる 心はずむ」でした。
そして最後はこう歌います。「一人の人間は とても弱いけど それでも みんながみんなが集まれば」さあ、もう分かりますね。答えは、「強くなれる」でした。
今朝の日本代表の戦いぶりは、まさにこの歌詞の通りだなあと、あらためて思います。みなさんも、この一学期、運動会やキッズフェスティバルのように、みんなの力を合わせて大きなことをしてきていますよね。これからも、この「一人の手」のような経験をいっぱいいっぱいしてほしいと思っています。
さあ、今週もみんなといっしょに、元気にがんばりましょう。
*実は、上に紹介した歌詞の中には、歌好きな私の創作挿入が含まれています。それがどれかは、ないしょ・・・です。本田路津子先生、お許しください。