「日本人の心 自分にできること」
更新日:2018年6月4日
平成30年6月4日月曜日
おはようございます。運動会が終わって10日ほどがたちます。運動会では、1000名以上の保護者や地域の方がお越しくださり、たくさんの声援や拍手に囲まれて、みなさん、いつも以上の力を出し切った素晴らしい運動会でした。
運動会を通して、みなさんは大きく成長しました。もう、一月前のみなさんではありません。これからの新しい学習やスポーツテスト、キッズフェスティバル、水泳等々に、運動愛でついた力や自信を活かして臨みましょう。
さて、6月になりました。6月に行われる世界的なスポーツイベントと言えば、・・そうです。ロシアで開かれるサッカーのワールドカップです。日本は6大会連続6度目の出場となります。サムライブルーの活躍を期待したいですね。
最近のワールドカップでは、サッカーの試合と共に、日本のサポーターのマナーが話題になります。試合が終わったあとの観客席はゴミがいっぱいなりがちですが、日本のサポーターは会場のゴミを拾って帰るのです。前回のブラジル大会では、日本は一勝もできなかったのですが、負けてくやしいはずなのに、それでもゴミを集める姿が、世界中から賞賛されました。
確かに、日本人は、街中でも、ゴミをぽいぽいとは捨てない人が多いですね。これは、日本人の昔からのよさなのかなあと、思っていました。でも昔は、当時大人気だったスポーツ、プロ野球の試合のあとの観客席は、ごみだらけだったそうです。変わったのは、今から約50年前の東京オリンピックがきっかけだったとか。
オリンピックには、世界中からお客様が日本にやって来ます。そんなときに、「ごみだらけの会場を見せるのは失礼だ。」「世界のお客さんに、気持ちよくスポーツや日本を楽しんでもらいたい。」そんな小さな声が、少しずつ大きくなり、オリンピック本番では世界中のお客様に日本の美しさをお見せすることができたそうです。お客様を喜ばせたいという「おもてなしの心」が日本人を変えたのかもしれません。
かたや、みなさんのふるさとのシンボル、石神井川にはぽんぽんとごみやごみが入った袋が捨てられています。心が痛みます。何かできることはないかなあって・・・・
2年後、またオリンピックが東京にやって来ます。ここ東伏見にも世界のお客様が来られるかもしれません。みなさんは、世界から来られるお客様に、どんな日本を見てほしいですか。今、私たちには何ができるでしょう。そんな事を考えるのもいい勉強です。
6月は、ふしみの「ふ」の、ふれあい月間です。