終業式校長あいさつ

長い2学期も、今日が最後の登校日、ゴールの終業式を迎えました。
2学期の始まりはまだ夏のようで、校庭の木々もまだ緑色でしたが、4か月で校庭の様子も大きく変わりました。同じように、今、ここに並んでいるみなさんも、4か月がたって、とっても大きくなりました。身も心も、次の学年への準備が始まっていることがわかります。
9月は長縄大会。まだまだ暑かったけれど、みんなの気持ちが一つになって、苦
手な人もとっても上手になりました。
10月は6年生の移動教室を始め、社会科見学や生活科見学など、校外での学習に取り組みました。教室だけではわからないことを、実際に見たり、お話を聞いたりして、理解を深めました。また、電車の中や道路、見学先でのマナーも学びました。どこへ行っても、どの学年も、ふしみっ子のマナーのよさは光っていました。
11月はなんといっても学芸会。どの学年も、自分たちの伝えたいメッセージをみんなの力を合わせ、工夫してつくり上げた舞台や演技で、りっぱに演じることができました。笑ったり、涙がこぼれそうになったり、おたがいに楽しむこともできました。
そして、12月のマラソン旬間やあいさつ運動では、この2学期に鍛え上げてきた一人一人のがんばりや責任感が、一生懸命に走る姿やすすんであいさつする姿に表れていました。
どれも、一人ではできないことばかり。みんなといることで、やりたい気持ちだけではなく、責任感が増していき、一つ一つに今までもっている力以上の大きな成果を上げることができました。
そんな、一人一人のがんばりが今日わたされるあゆみに書いてあります。教室で、おうちでじっくりと読んで、3学期の学習に生かしてほしいと思います。
明日からは、楽しい年末、お正月のある冬休みです。楽しく充実した冬休みを過ごすために、校長先生と三つ約束をしてください。
一つ目の約束は、朝は自分で起きること。一日のスタートを自分で切れることで、毎日を健康に、充実して過ごすことができるからです。
二つ目の約束は、道路での飛び出しや悪ふざけは絶対にしないこと。一人のときも、友達といるときも、歩いているときも、自転車に乗るときも、です。冬休みは、交通事故が多くなります。東伏見小学校では、一つも事故なく、みんなが元気に新学期を迎えましょう。
三つ目の約束は、やりたい人が、ぜひ、やってみてください。それは、「やさしさを自分の力に」です。何のことか、わかりますね。やさしい気持ちを、自分のために生かす行動にして、それを一つ重ねるたびに、募金も重ねてください。人の幸せを願う気持ちは、きっと、自分も強くしてくれます。
さあ、平成最後の冬休み、そして平成最後の年を迎えます。どうぞ、よい年をお迎えください。