「三つ目の種まき　むらさきそう」

いよいよ寒さがきびしくなってきました。今、ここにならんでいるみなさんは、元気に登校できて何よりです。今週も、マラソンにしっかり取り組んで、寒さに負けない体を作りましょう。2学期もあと2週間となりました。お休みをせず、学習とまとめと、最後まで大好きなこと、友達といっしょにがんばってください。
さて、2週にわたって全校朝会では、「種をまきましょう。」とお話ししてきました。一つは、あいさつの種、もう一つが、やさしさの種です。先週お話した、ユニセフ募金に向けた、自分を高めてくれるやさしさの種は、もう決まりましたか。人の事を思う思いやりの気持ち、やさしさを、自分の力にできるよう、ぜひ取り組んでください。実は校長先生は今週、自分の決めた種まきを一回も実行できませんでした。今週から、がんばります。
今日は三つ目の種、小さいけれども目に見える種のお話です。ここにある草の名前はもう知っていますね。そう、むらさきそうです。このむらさきそうから、40数粒の種が採れました。春が近づいて、今の学年が終わるころ、6年生は卒業が近づいたころ、この種をまく予定です。種をまくだけではありません。この草も、来年また白くかわいい花をさかせてくれるように、育てていきます。そのために、今日、この葉のしげっているくきの部分を、ハサミで切ろうと思います。代表で、環境委員会の委員長さんたちに切ってもらいます。委員長さん、副委員長さん、書記さん、出てきてください。
一人ずつ、くきの下2センチメートルくらいを残して、切ってもらいます。では、どうぞ。〜間〜　どうも、ありがとう！拍手！
次の春に、葉をのばし、花をさかすために、むらさきそうは種を残したり、葉を枯らして根っこだけになって、寒い冬をこすのです。むらさきそうが、新しい芽をのぞかせるのは、それぞれみなさんが進級・進学したころかもしれません。春先には、むらさきそうもみなさんも、どんな新しい芽をのぞかせていることでしょう。楽しみにしています。