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西東京市立東伏見小学校
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「カタツムリとミツバチ」

更新日:2018年6月18日

平成30年6月18日月曜日

おはようございます。先週の土曜日のキッズフェスティバルはどうでした。どの学年も出し物に工夫があって、とても楽しい会になりました。終わったあとの片付けも、みんなでしっかりとやっている姿に感心しました。
今週は、雨の多い梅雨らしい陽気になるようです。みなさん、梅雨の生き物と言ったら何が思い当たりますか。(「カタツムリ、みみず、かえる、ナメクジ・・・」など子供からの声) どれもそうですね。今日はカタツムリのお話です。
 梅雨のある日、カタツムリがあじさいの葉っぱの上でひとりごとを言っていました。「どうしてぼくはこんなにゆっくりなんだろう。他のみんなみたいに、早く動けたらよかったのに。」カタツムリはあゆみがおそく、となりのあじさいの木に行くまでには丸一日もかかってしまうのです。そんなところへ、一匹のミツバチが飛んで来て、それを見つけたカタツムリが話しかけました。「ミツバチさんはいいなあ。素早く動けるし、空を飛んでどこにでも好きなところに行けるのだもの。」すると、ミツバチがこう答えました。「ぼくはいつだって大いそがしさ。ぼくは、カタツムリさんのようにゆったりとして、みんなが飛び回る様を見つめていたいと思っているよ。」そんな風に言われたのは、カタツムリは初めてで、「ぼくみたいに?」そんなものかなあと思いました。
次にカタツムリは、「それに、ぼくの背中の「から」はいつだって重くって、いやになっちゃうんだ。」と言いました。すると、ミツバチは、「君は、君だけのお家をもっていて、とってもうらやましいよ。ぼくのお家なんか、お兄さんやお姉さんがいっぱい。部屋のおくには、弟や妹たちがねむっていて、ぼくがくつろげる場所なんかこれっぽっちもないんだよ。」と答えました。カタツムリは、つかれればいつでも休める「から」が自分一人だけの家だということに初めて気づいた気がしました。そして、「ぼくって、本当は幸せ者?」
 今日は、ミツバチの言葉で自分のよさに気付いたカタツムリのお話でした。
 今月はふれあい月間です。みなさんも友達のよさをたがいにわかり合い、それをおたがいにお話しできるといいですね。今週も、友達のよさ、自分のよさに、いっぱいいっぱい、出会えますように。

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