「学芸会と魔法の言葉」
更新日:2018年11月26日
平成30年11月26日月曜日
「おあおお おあいあう。」このじゅもんを覚えていますか。すば
らしい学芸会になるようにみんなで唱えたなぞ?のじゅもんです。おかげでかどうかは分かりませんが、どの子も、どの学年も、一生懸命に力を出し切り、実にすばらしい学芸会になったと思います。
「おあおお おあいあう」の本当の意味が分かる人はいますか。実は「おはようございます。」なのです。どうしてでしょう。
おはようございます、の一つ一つの音をのばしてみてください。おーはーよーおーごーざーいーまーすー、ほら、「おあおおおあいあう」が残るでしょう。おはようございますという言葉には、「おあおおおあいあう」という音がかくれているのです。日本語は、ほぼ、どんな言葉も「あいうえお」の音がかくれています。ちがう言い方をすると、日本の言葉は、「あいうえお」の音がもとになってできているのです。
ですから、言葉を聞きやすくはっきりと声にするには、「あいうえお」の音をしっかりと出すといいそうです。このことは、6年生が演じた「魔法を捨てたマジョリン」など、数々のミュージカルの名作を演じている劇団四季の俳優さんから教えてもらいました。
「おあおお おあいあう」
「おはようございます」をはじめ、「こんにちは」「ありがとう」「よろしくおねがいします」「しつれいします」などのあいさつは、人と人とを温かく結ぶ魔法の言葉です。みなさんは、学芸会を通じて、相手に伝わるように、言葉をはっきりと声にする力をみがきました。その力を魔法の言葉にも活かしてほしいと思います。学芸会を通して身につけた言葉の力で、東伏見小学校を今まで以上に気持ちのよいあいさつでいっぱいにしましょう。東伏見小学校を、いじめなんかない、もっともっとやさしさや思いやりでいっぱいの学校にすることが、校長先生の願いです。みなさんといっしょにつくりたいと思っています。力を貸してください。「おあおお おあいあう。」