【第3学年】遺伝・免許皆伝
更新日:2024年7月14日
3年生は理科の授業で「遺伝」に関する実験を行っていました。
「AA」と「aa」から生まれた子どもの代どうしの交配のようすを模式的に表し、精細胞の「Aa」、卵細胞の「Aa」から一本ずつ「遺伝子」を取り出して、孫の代にどんな遺伝子の組み合わせがどんな割合で出てくるのかを確かめる実験でした。あるあるですね。
教科書でメンデルの実験を勉強してから臨んだものの、「AA:Aa:aa=1:2:1」に近づく様子に興奮気味でした。なるべくサンプル数を増やしたいという思いもあり、大変盛り上がりました。
各班のデータを集約し、クラス全体としての結果をまとめていくと「AA:Aa:aa=1:2:1」という割合に近いものが得られました。
途中で「確率で考えても、そうなるんじゃん」という言葉も聞かれましたが、「遺伝子とか見つかっていなかった時代に、結果からこの仕組みを考えたんだから、やっぱりメンデルはすごいよね」という返答に納得しているようでした。
最後に、「黒い色で目が出ている金魚」と「赤色で目が出ていない金魚」の交配という、少しレベルを上げた課題にも、班で相談しながら取り組む姿が見られました。
「まず顕性がどっちか明確にしなきゃいけないよね」
「生殖細胞の組み合わせを書き出そう」
「そろぞれがそれぞれと組み合わさるわけだから」
「総当たりのリーグ戦みたいにしたら漏れがないんじゃない」
難しい問題にも、明るい表情で向かっていく3年生。
今日もいい天気。