【第2学年】職業体験学習

新型コロナの影響で、残念ながら今年度も職場体験学習が実施できなかった2年生。
そんな状況でも、進路学習の一環として、生徒達に働く人々のリアルな姿を見てもらいたい！と思い、一般社団法人夢らくざプロジェクト様にご協力いただき、職業体験学習の「おしごとなりきり出前授業」を実施しました。
　
今回講師として来校いただいたのは、「インテリアコーディネーター」「弁護士」「マジシャン」「気象予報士」「イラストレーター」「アロマセラピスト」「システムエンジニア」として実際に働くプロフェッショナルの方。様々な職業について、ワークショップやロールプレイングをしながら体験学習をしました。

★ インテリアコーディネーターの職業体験を通して、仕事の楽しさや、難しさを体験できました。プランボード作成では、色の組み合わせや家具の共通点を見つけるなど、様々なことを学べて、とても楽しかったです。初めて聞く用語や道具もあり、ワクワクが止まりませんでした。私自身、黄色が好きなので、学校生活で使うペンケースやノートなどの色を黄色にしたり、職業体験で学んだ色使いなどを活かして、モチベーションを上げられたらうれしいです。

★ 話す順番や、言葉の使い方によって、そのことへの受け止め方や感じ方が全く変わってくるんだなと思いました。 弁護士の先生の例で、「500円の○○を買って」と親に頼むより、「2000円の○○を買って」と頼み、ダメと言われたら「じゃあ500円のは？」と言うと、買ってもらえる確率が上がるという話を聞いてすごく納得できました。今度使ってみようと思います。また、弁護する方とのコミュニケーションはすごく大切だと思いました。必ずしも弁護する方が本当のことを言っているとは限らないと聞き、そこも難しいところだなと思いました。思うとおりにいかず、熱くなりかけた時もありましたが、そこで冷静かつ論理的な発言ができるのはすごいと思いました。

★ マジシャンの人が言っていたように、自分なりのゴール（目標）をしっかり持って頑張っていきたい。目標を明確に持つことが、夢につながる第一歩だとも思った。マジックには、初対面の人との距離を縮める力があって、コミュニケーションツールになることも知ることができた。今は、スマホが主流になっているが、マジックなども活用できたら良いと思った。人が喜ぶのを見ることが仕事のやりがいになっていることが、とてもすごいと思いました。

★ システムエンジニアの仕事の体験をして、この職業の難しさが分かりました。専門的な知識と、自分で考える力が必要だと思いました。でも、それ以上に心に残っているのは、使う人のことを考えているという気持ちや考え方です。この気持ちは、システムエンジニアだけでなく、いろいろな仕事に共通すると思うので、絶対に忘れません。