一学期終業式「安全と健康に気をつけて　有意義な夏休みを！

今、副校長先生の言葉にあったように、今日は1学期最後の登校日、終業式です。1年生にとっては初めての終業式ですね。4月に入学した1年生は、すっかり小学生らしくなり、6年生は見た目が中学生のようになっている人もいます。他の学年の人たちもだれもが大きくなり、4月よりも確かに成長しています。うらやましいなあ。校長先生も先生方も、負けないように成長しないといけませんね！
さて、今日は、それぞれの担任の先生方からみなさんにあゆみを渡す日です。校長先生は今週、今ここにいるみなさん全員のあゆみに目を通しました。
そこには、今学期のみなさんの学習の成績が記され、また、がんばった姿や成長が具体的に温かい言葉で書かれています。読んでいると、校長先生も自分のことのように嬉しくなってきました。
いいことだけではありません。「こうすると、もっとよくなりますよ。」というヒントも書かれています。いいことも、悪いことも、みなさんがこれからもっともっと、成長していくための手がかりになります。
あゆみの言葉はお家の方に当てた言葉ですから、少し難しいかもしれません。ですから、今日はあゆみをお家に持って帰ったら、お家の方と一緒にあゆみを見て、成績の様子や先生からの言葉を分かりやすく教えてもらってください。お家の方も、きっと、温かな言葉をかけてくださると思います。
さあ、明日からはいよいよ、長い夏休みが始まります。夏休みを有意義に（有意義というのは、役に立って素晴らしいということです。）過ごすために、三つお話しします。
一つ目は、夏休みに入っても、学校では学習教室やプールがあります。ぜひ、たくさん参加してください。
二つ目は、夏休みにしかできないことに挑戦しましょう。博物館や図書館で調べ学習、少し手の込んだ工作をしたり、空気の澄んだ田舎で星や生き物の観察をしたり、海水浴やキャンプに行く人もいるでしょう。本をたくさん読んだり、国遺跡に指定された下野谷遺跡を調べたりするのもオススメです。普段学校ではできないことにチャレンジして、頭も、体も、心も大きく育ってほしいものです。
三つ目は、怪我をしたり事故に遭ったりしないようにしてください。そのために、このあとの生活指導担当の船木先生がお話することをしっかりと守ってください。
学校の学習教室やプールに参加すること、夏休みにしかできないことにチャレンジして頭と体と心を鍛えてくること、怪我や事故に遭わないこと、三つの約束をしました。
（ 「なに、してない？」ではもう一度初めからお話ししましょうか。いえいえ、冗談です。）
最後に、いつもお話しすることですが、感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。みなさんの頑張りや成長は、みなさん一人だけの力ではなく、家族をはじめ様々な方のお世話の上に成り立っているものです。今日は1学期最後の日、お世話になったと思う方に、「1学期間ありがとうございました！」と感謝の気持ちを伝えてください。周りの人を大切にする気持ちや謙虚な気持ち、そして一歩踏み出す勇気が、あなたをさらに成長させてくれます。それでは、みなさんにとって、楽しく有意義な夏休みになることを願っています。2学期の始業式で元気に会いましょう。