おめでとう　59歳　〜七月一日開校記念日

おはようございます。今週は6月最後の週、そして7月を迎える週でもあります。今週くらいから、梅雨らしい天気が続くようです。登下校時の通学路や休み時間の廊下･階段の歩き方･教室での過ごし方に普段より一層注意し、怪我のないようにしてください。

さて、みなさん、今週の水曜日、東伏見小学校は59歳の誕生日を迎えます。同じ日に、4年生担任の蓑先生も生まれました。おめでたいですねえ。学校の誕生日はみんなの誕生日でもあります。水曜日の朝には「おはようございます。」のあいさつと一緒に、「おめでとう！」の声もかけ合いましょう。
59年前の7月1日、東伏見小学校は生まれました。保谷小学校と保谷第二小学校に通っていた児童の一部が合わさって、670名、学級の数は14でスタートしました。ひとクラスの人数は、50人を超えていたことになります。36人と37人の6年生の教室も窮屈そうですから、当時の6年生の教室はほんとうに窮屈だったことでしょうね。教室の中に黒板はあったけれど、あとは児童の座る机と椅子だけしかなかったそうです。今みなさんが立っている校庭は垣根やフェンスに囲まれていますが、そんな境もなく、周りに一本の木も生えていなかったそうです。もちろん、東伏見小学校のシンボルのくじら山もメタセコイヤもありませんでした。
そんな何もない学校にあったものを、当時の矢口校長先生が5つ挙げています。何だと思いますか。それは、子供たちのかがやく眼、次に先生方のやる気、そして保護者の協力、さらに、市役所の方々の親切、最後にその4つの人たちのチームワークだったそうです。今の東伏見小学校ととても似ています。
さて、みなさん、何にもない校庭に集まった670名の児童や先生方の様子を、目を閉じて想像してください。　−　間　−　校長先生には、子供たちや先生方のかがやく眼のなかに、もう一つあっただろうとても大きなものが見える気がします。それは、新しい学校をつくっていく、みんなの希望です。
当時の1年生は今66歳、6年生は71歳になっています。今の便利な物がいっぱいそろっている日本を中心になって築いた世代です。東伏見小学校が100歳の誕生日を迎えるとき、今の6年生は校長先生と同じ53歳になっています。みなさんが、日本の未来をどんなにふうにつくってくれているか、とても楽しみです。今よりもっとよい日本を築いていく力をつけるためにも、今、周りにいる仲間と手を取り合い、大きな希望をもって、よりよい東伏見小学校をつくっていきましょう。