日本が一つに　世界を一つに

おはようございます。一昨日の金曜日は､爆破予告騒ぎで特別な対応をしましたが、やっぱりいたずらだったようです。何事もなく、今を迎えられてよかったです。
さて、東京マラソンの結果報告をします。ここに記録証があります。タイムは、5時間2分36秒。みなさんには、なりたい自分の姿として「42.195kmを歩かずに走りきる」と伝えてきましたが、そういう意味では、達成できませんでした。練習では2度は走った26km過ぎに､なぜか足がつってしまい、残り16kmは、本当に足をだましだましいきました。「努力は人を裏切らない」「流した汗は裏切らない」をみんなに示せなかったのは残念ですが、最後まであきらめなかったことは、1度や2度の失敗でくじけないことを伝えることができるかと思います。
みなさんのこれからの人生でもなりたい自分に向けて、初めから思い通りになるなんていうことは、ありません。つまずき、失敗を繰り返し、一歩ずつなりたい自分へ向かっていくのです。くじけず、あきらめず乗りこえていってください。
今朝、ある子からお手紙をもらいました。手紙には、「お疲れ様でした。」と書いてありました。うれしかったです。これから、ずっと宝物です。また、東京マラソン実行委員会からは、「ジャーン！」、金メダルをもらいました。
さて、今日は4年に一度しかない日、2月29日です。今年はうるう年といって、1年は365日なのですが、長い間にできるわずかなずれを、ちょうど良くするために4年に一度だけ設ける日です。そして、4年に一度といえば、何でしょう。
そう、オリンピックです。夏のオリンピックは、うるう年の年に開催されます。今から4年後のうるう年は、東京オリンピックが開かれる年です。
東京マラソンのキャッチフレーズは、「東京が一つになる日」でした。3万7000人のランナーが走り、沿道をそのおそらく10倍くらいの人たちが声援を送りました。それでも、東京の人口のほんの3％程度ですが、一緒に走ったこと、声援をもらい支えてもらった立場からいえば、本当に一体感を感じる大会でした。
今、東京オリンピックに向け、東京では、オリンピック･パラリンピック教育などといい、盛り上げよう、期待していこうという機運が高いですが、地方に行けば、そんなに盛り上がっているわけでもありません。とくに、3.11で被災した方たちやその地方の方たちの中には、東京オリンピックのため、東京のために使うお金があるなら、復興にお金を回してほしいと思う方たちも少なくないようです。でも、願わくば、東京オリンピックがそんな思いをもつ方たちにも勇気と感動を届け、「日本が一つになる日」「世界を一つにする」大会になってほしいと思います。
さあ、あと17授業日、5，6年生は18授業日、頑張っていきましょう。