【第2学年】平和学習 〜原爆について知る・学ぶ〜
更新日:2021年6月12日
映像を鑑賞しました
来年度行う「広島・京都」への修学旅行を見据え、総合的な学習の時間を使って1年次から平和学習を進めています。
広島は、世界でたった2か所の原子爆弾が落とされた都市の一つです。終戦から76年が経ちましたが、私たちは戦争の悲惨さや、核兵器の恐ろしさを忘れてはいけません。
しかし被爆者の高齢化が進み、年々お話を聞く機会が少なくなってきています。第2学年では平和学習の一環として「はだしのゲン」のアニメを鑑賞しました。
換気を行いながら約50分の映像を鑑賞しました。
中には衝撃的な描写もありました。ショックを受けた生徒もいたかと思いますが、それは戦争の悲惨さを肌で感じ取れる感受性の豊かさの表れでもあります。同じ過ちを犯さないよう、私たちも後世に伝えていく必要があると感じました。
生徒の感想より
◆漫画では見たことがあったが、アニメだと迫力が違うし、ものすごく心が動かされた。なんで関係ない人が大切な人を亡くさないといけなかったのか。家族の愛、母の意思、兄の動きすべてに涙を流した。大切な人が亡くなるというのは本当に辛いし、想像するだけで泣けてくる。意味のない殺し合い、戦いはもう絶対しない方がいいと思った。戦争はメリットがなく、デメリットしかない。
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◆国同士の戦いに、何もしていないただの市民をあの原爆投下のスイッチだけで何人もの命を奪ったと思うと、一番怖いのは原爆ではなく、それを作り、落とした人間なんじゃないかなと思う。
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◆原爆が落ちる前と後で、あまりにも差があり、日常生活から一変した状況を見て、亡くなった人がどれだけ痛かったか、助かった人がどれだけ辛い思いをしたのかが身にしみてつたわった。見ているだけで心が痛んだ。
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◆今の状況がどれだけ幸せなのかということが分かった。今、自分が好き嫌いしているものなど、夕飯に出てきてやだなあとか思っているけど、昔は、食べ物がない、お腹いっぱい食べられず、栄養不足になった状況を知りました。そして、家族の大切さを学びました。