11月の給食

今日の給食は和食の献立です。『新米』とは、その年に収穫され、12月31日までに精米・包装されたお米をいいます。新鮮で「つや」「香り」「粘り」がよく、とてもおいしいです。『いりこのくぎ煮』は、小さなカタクチイワシを甘辛いタレでじっくりと煮詰めた料理です。煮詰めることで、いりこが釘のように曲がって見えることから「くぎ煮」と呼ばれるようになりました。よくかんで食べましょう。
＜本日の地場産物：大根は市内の田倉農園さんから届きました＞

今日の給食はドイツとオランダの料理です。『鶏肉のトマトカレーソースかけ』は、焼いた鶏肉の上にトマトケチャップとカレー粉を混ぜたソースをかけたものです。ドイツではこのトマトカレーソースをよく使うそうで、ソーセージにかけて食べる料理が人気です。『エルテンスープ』は、オランダの代表的な家庭料理です。「エルテン」とはえんどう豆のことで、えんどう豆の実であるグリンピースがたっぷりはいったスープです。よく味わって食べてください。

今日の給食の『魚の酢豚風』には「メルルーサ」という魚を使っています。メルルーサは「タラ」の仲間で南半球にいる魚です。水深300m〜1kmあたりにいるので深海魚に分類されます。白身の魚の中でもあっさりとした味で、骨も少なくとても食べやすい魚です。日本では、給食でも多く使われていますし、ファーストフードのフィッシュバーガーやお弁当の白身魚のフライにも使われている魚です。私たちの食生活でとても身近な魚となっています。

『おでん』は地域によっていろいろな種類があります。その地域の名産物がはいっているものや味付けも様々です。今日の給食は関東風の『おでん』で、だしを効いたつゆにしょうゆ、砂糖、みりんをいれ、野菜や練りものをいれてじっくり煮込みました。給食では食べやすいように少し小さめに切っています。『みかん』は秋から冬が旬の果物です。みかんはビタミンCが豊富で、疲労回復や風邪をひいたときの咳を抑える働きがあります。
しっかり食べて、今週も元気に過ごしましょう。
＜本日の地場産物：大根、白菜、小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞

来週月曜日の11月24日は和食の日です。日本は南北に長い形をしていて、海や川、山など豊かな自然に囲まれています。地域ごとに気候や風土に違いがあり、その土地ならではの四季折々の味を生かした料理を作り、大切に食べてきました。今日の給食のように、和食は主食・主菜・副菜・汁物の組み合わせが基本です。さまざまな食材を使い、栄養のバランスもよく健康的です。2013年12月には「ユネスコ無形文化遺産」に登録され、和食は世界に誇れる日本の伝統的は食文化となりました。よく味わって食べましょう。
＜本日の地場産物：さといも、キャベツは市内の都築農園さん、小松菜は田倉農園さんから届きました＞

今日の給食は洋食の献立です。『チリコンカンドッグ』の「チリコンカン」は、アメリカの南部のテキサス州でよく食べられている料理です。ひき肉と玉ねぎを炒めて、トマト、チリパウダー、豆類などを加えて煮こんだものです。本来はチリ（唐辛子）の辛味が効いたスパイシーな料理ですが、給食では食べやすいようにつくっています。『りんご』は秋から冬が旬の果物です。りんごを触ると皮がベタベタしていますが、これは完熟していて食べ頃になったしるしです！

11月15日は「七五三」でした。「七五三」は子どもの成長と健康を祈り、神社にお参りする行事で、紅白の細長い千歳飴を食べてお祝いする風習があります。千歳とは「千年」という意味があり、飴をつくるときに引っ張って長くのばすことから、「長生きできるように」という願いが込められています。今日の給食では、さつまいもを使った千歳飴風に『ミルキーかりんとう』をつくりました。揚げたさつまいもに、スキムミルク、練乳、砂糖をからめています。よく味わって食べましょう。
＜本日の地場産物：小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞

今日から本町小学校が展覧会です。今年のテーマは「本町小万博展覧会」で、今週の給食にはさまざまな国の料理が登場しています。今日の給食は中国の料理です。『しゅうまい』は点心料理の1つです。小麦粉で作った薄い皮の中に、豚ひき肉やみじん切りした玉ねぎなどの野菜、調味料を加えたものを巾着のように包んで蒸します。給食はとうもろこしと枝豆もはいり、具だくさん「焼売」になっています。果物の『みかん』はビタミンCが多く含まれていて、風邪予防の効果や風邪の症状を軽減する効果があります。自分の健康のためにもしっかり食べましょう。

今週末に本町小学校で展覧会があります。今年のテーマは「本町小万博展覧会」で、今週の給食にはさまざまな国の料理が登場します。今日の給食は中央アメリカにある「パナマ」という国の料理です。米や豆、芋類、鶏肉などが多く使われ、炊き込みごはんや煮込み、スープなども豊富にあります。給食では料理名がわかりやすくしていますが、それぞれの料理にパナマの料理名があります。例えば『マカロニサラダ』は「エンサラーダ　デ　コディートス」という料理名です。むずかしいですね。よく味わって食べましょう。

今週末に本町小学校で展覧会があります。今年のテーマは「本町小万博展覧会」で、今週の給食にはさまざまな国の料理が登場します。今日の給食では、オーストラリアで国民食として親しまれている『ミートパイ』です。カフェやコンビニなどあらゆるところで買うことができます。給食では豚肉と大豆、たまねぎなどをトマトソースとともにパイで包んでオーブンで焼きました。『野菜スープ』には、5種類の野菜がたっぷりはいっています。野菜は免疫力を高め、風邪の予防にも効果があります。しっかり食べて、今週も元気に過ごしましょう。
＜本日の地場産物：小松菜は市内の田倉農園さん、キャベツは都築勲農園さんから届きました＞

福島県の会津郡下郷町は、旧保谷市が昭和55年から西東京市の姉妹都市として交流を行ってきました。今日の給食は、福島県の郷土料理をいただきます。『会津ソースかつ丼』はとんかつにかけるソースが甘めで、給食でも砂糖やケチャップで甘みをつけたソースになっています。『いかにんじん』とは、細切りにした「するめいか」とにんじんを甘いタレで味付けしたものです。『こづゆ』とは貝柱でだしをとり、さといも、にんじん、お麩などの食材がはいった汁物です。会津ではお正月などで食べられる料理です。よくかんで、味わって食べましょう。
＜本日の地場産物： 小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞

山梨県の北斗市は平成11年から西東京市の姉妹都市になりました。今日の給食では、山梨県の郷土料理の『ほうとう』をいただきます。昔、山梨県では米の栽培が難しく、小麦を栽培していました。そのため、小麦粉を使って麺をつくる文化がうまれ、『ほうとう』が誕生しました。給食ではかぼちゃやきのこなどの野菜、肉がはいった具だくさんの『ほうとう』です。よく味わって食べましょう。
＜今日の地場産物：大根、小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞

今日の給食は和食の献立です。『さんが焼き』とは千葉県の郷土料理です。千葉県は昔からいわし、あじ、さんまなどの魚が多く水揚げされています。漁師は船の上で新鮮な魚の身と生姜などの薬味を包丁でたたいて「なめろう」という料理を作り食べていました。この「なめろう」を焼いたのが『さんが焼き』です。給食では、いわしと鶏肉、生姜を合わせて、丸め、青じそを乗せてオーブンで焼きました。
＜本日の地場産物：小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞

今日の給食は和食の献立です。『栗ごはん』の栗は秋が旬です。日本では縄文時代から食べられていて、私たちが普段食べているのは「種」にあたる部分です。一番外側にあるトゲトゲを「イガ」といい、その「イガ」の中に「3個」の栗がはいっています。栄養面ではデンプンが主成分で、カロリーは高めです。栗の木は「桃栗三年柿八年」といわれているとおり、成長が早く、すぐに大きく育ちます。樹齢20年で幹の太さが20〜30センチくらいまで太くなるそうです。しっかり食べて、11月も元気に過ごしましょう！
＜本日の地場産物：大根は田倉農園さんから届きました＞