4月の給食

今日の給食は中国の料理です。『春巻き』は中国料理の点心の一つで、豚肉・たけのこ・もやしなどを炒めて春巻きの皮に包み、油で揚げたものです。春頃に新しい芽がでた野菜を具にして作ったことからこの名前が付いたとされています。給食ではキムチがはいった『キムチ春巻き』で、調理員さんたちが一つ一つ丁寧に巻いてつくってくれました。果物の『甘夏』は3〜5月に旬を迎えるみかんの仲間です。酸味と甘みがあり、全体にさっぱりした味です。よく味わってください。
＜本日の地場産物：大根は市内の田倉農園さんから届きました＞

野菜などの食べものには、それぞれ「旬」があります。旬とは、その食べものが他の季節よりも新鮮で一番おいしく食べられる時期のことをいいます。今日の給食は、今が旬の春野菜を使った『春野菜のスープ煮』です。スープ煮には玉ねぎ、たけのこ、キャベツ、セロリーがはいっており、じっくり煮込みました。旬のおいしさを給食でも味わってほしいと思います。今週もしっかり食べて元気に過ごしましょう。

今日の給食はタイの料理です。タイ料理は香辛料や香味野菜を使い、辛み・酸味・甘みを組み合わせた味つけが特徴です。『ガパオライス』とは、ひき肉と野菜を炒めた具をごはんにのせた料理です。「ガパオ」とはハーブの名前で、給食でもバジルというハーブがはいっています。味つけには、ナンプラーといってタイ料理には欠かせない調味料を入れています。副菜の『春雨サラダ』も、タイではよく食べられているサラダです。よくかんで、味わって食べてください。

今日の給食は和食の献立です。『たけのこごはん』の「たけのこ」は春を代表とする食材の1つで、土の中に埋まっている竹の若い芽を掘り起こしたものです。成長がとても早く、土から顔をだして10日もすれば竹になります。すくすく真っ直ぐ伸びることから縁起の良い食べ物といえます。水煮のたけのこは1年中売っていますが、生のたけのこはこの時期しか食べることができません。たけのこの香りや歯ごたえをよく味わって食べてください。

今日の給食は洋食の献立です。『スパゲッティナポリタン』はイタリアの麺をつかった料理です。日本でとれる小麦粉と違って、少しかたい「デュラム小麦」という小麦から作られています。イタリア語でスパゲティとは細くてかわいらしい「ひも」という意味があるそうです。デザートの『オレンジスフレ』の「スフレ」はフランス語で「ふくらんだ」という意味で、卵白を泡立てたメレンゲにクリームケーキ、砂糖、卵、生クリームに材料を混ぜ合わせて作る、軽くてふんわりしたケーキです。

『豚丼』にはいっている豚肉には、たんぱく質や脂肪、ビタミンB1が含まれています。特にビタミンB1が多く、疲れをとったり、イライラを防いだりする働きがあります。今日の給食では、豚肉と7種類の野菜がはいった具だくさん豚丼です。『むらくも汁』とは、溶き流した卵が汁の中に広がり、空になびく「むら雲」のように見えることから付いた名前だそうです。卵がふわふわに仕上がるように、少しずつ卵を流しいれています。よく噛んで、味わって食べましょう。
＜本日の地場産物：小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞

今日の給食は中学校で人気の『カレーライス』です。給食のカレーは、市販のカレールーを使わず、バター・小麦粉・カレー粉でルーをつくっています。味つけには、ガラムマサラというスパイスやトマトソース・ケチャップ・ソースなどがはいり、給食のカレーができています。果物は旬のいちごです。いちごはビタミンCが豊富で7粒を生で食べると1日分のビタミンCをとれることができます。しっかり食べて今週も元気に過ごしましょう。

今日の給食はパンの献立です。給食では月に数回パンの献立があり、1年生から3年生まで同じ大きさのパンをいただきます。パンのメインの材料は小麦粉です。小麦粉は小麦の実を粉にしたもので、この小麦粉を膨らませるのに、イーストという菌を使います。他にも砂糖・塩・水などがパンの基本材料です。今日は、コッペパンにケチャップとマスタードが付いたウインナーを挟んだ『ホットドック』です。デザートの『春風ゼリー』は、カルピスのゼリーにクランベリーという果物がはいった寒天がはいったとても見た目もきれいなゼリーです。
よくかんで食べましょう。

『いかのオーロラソースかけ』とは、揚げた「いか」にマヨネーズとケチャップを合わせたソースをかけた料理です。イカはかみ応えがあるので、よくかんで食べましょう。『飛鳥汁』は奈良県の郷土料理の一つで、鶏肉や野菜をいれた味噌汁に牛乳を加えた汁もので、飛鳥時代に生まれました。牛乳を加えることでとてもe+
まろやかな味になります。よく味わって食べましょう。
＜本日の地場産物：大根は田倉農園さんから届きました＞

今日の給食は中国の料理です。『麻婆豆腐』は中国の四川省という地域で生まれた料理で、四川料理は唐辛子などの香辛料を使った辛い味つけが特徴です。給食では、そら豆や唐辛子からできた豆板醤やテンメンジャンという味噌を使っています。豆腐は大豆からできており、中学生に必要なたんぱく質やカルシウムなどの栄養素が多く含まれています。『中華コーンスープ』はクリームコーンとホールコーンがはいったスープで、最後に卵を加え、ふわっとした食感に仕上がっています。よく味わって食べましょう。

今日の給食は和食の献立です。『鯖の更紗揚げ』の鯖は、背中の色が青い「青魚」の仲間です。牛肉や豚肉の脂質をとりすぎると血管に脂質が固まりやすいのですが、魚の脂質には体によい成分が含まれており、学習能力や記憶力を高めたり、血液をサラサラにしたりする働きがあります。更紗揚げとは、カレー粉や調味料で下味をつけて、粉をまぶして揚げたものです。成長期の中学生には積極的に食べてもらいたい食品です。よく噛んで、しっかり食べましょう。

今日の給食の『芋餅』とは、北海道の郷土料理です。北海道産のじゃがいもを茹でて、つぶし、片栗粉などを混ぜてお餅にしたものです。給食ではお餅を油で揚げ、しょうゆと砂糖でつくったたれをかけていただいきます。北海道のじゃがいもは生産・収穫量が日本一で、国内のじゃがいも生産量の約8割を占めています。じゃがいもに含まれているビタミンCは、でんぷんによって守られているため、加熱しても崩れにくいのが特徴です。しっかり食べて今週も元気に過ごしましょう。

今日の給食は和食の献立です。『春風元気みそ』とは、炒めたにんじん・ピーマン・長ねぎ・しいたけ・ふきのとうに白みそと砂糖を入れて煮詰めたものです。「ふきのとう」とは春が旬で、ふきという花のつぼみのことです。少し苦みがあるのが特徴ですが、味つけをしっかりしているので食べやすいです。元気みそはごはんにのせて食べてください。主食は「じゃがいも」がたっぷりはいった『肉じゃが』です。調理員さんが全部手で切ってくれています。よく味わって食べましょう。

今日から今年度の給食が始まります。保谷中学校では、隣の本町小学校で調理された給食をいただきます。みなさんが毎日元気に過ごせるように、さまざまな食材を使った栄養バランスのよい献立になっています。給食で初めて食べる料理や食材があると思いますが、料理や味を知ることができる良い機会となります。今日の給食は、季節の桜の花びらと梅がはいった『桜ごはん』とお花畑をイメージした『鮭の花園焼き』、そして桜の形をした「かまぼこ」がはいった『桜かまぼこのすまし汁』です。春にぴったりの給食です。よく味わって食べましょう。
＜今日の地場産物：小松菜は市内の田倉農園さんから届きました＞