29年3月の給食

　今日で今年度の給食は最後となります。給食はいかがでしたか？　苦手なものは食べられるようになりましたか？　学校給食では、成長期の皆さんが1日に必要な栄養の1/3がとれるように作られています。健康的な身体作りには、1日3食、バランスのよい食事と十分な睡眠、適度な運動から成り立ちます。
　春休み中も生活リズムに気を付けて、元気に始業式にのぞめるようにしましょう。

　今日で3年生は、最後の給食となります。3年間を振り返ってみて、食に対する変化はありましたか？　苦手なものが食べられるようになったとか、給食時間、協力して早く配膳できるようになったなど、個人で改善できた事やクラス単位でできるようになったことなど、色々あると思います。小学校から合わせると、9年間、給食を食べてきました。これからは、学校で学んだことや給食で食べた食事を参考に、健康管理していく必要があります。食べたもので体が作られていることを忘れずに、自己管理をしっかりおこなってください。
　今日は、柳沢小学校の栄養士・調理員・四中の牛乳配膳員・栄養士からのお祝いメニューです。これから先、色々なことがあると思いますが、夢に向かって大きく羽ばたいてください。ご卒業、おめでとうございます。

　今日は、自分でご飯を買う時のポイントを紹介します。外で食事をする機会もあると思いますが、皆さんはどのようにメニューを決めていますか？　好きな物ばかりになっていませんか？　バランスのとれた食事にするには、食事の中心になる主食（ごはん・パン・めん）を選び、それにあわせておかずになる主菜（肉・魚・卵・大豆製品など）、副菜（野菜・果物など）をつけ足しましょう。飲み物は、ジュースや清涼飲料水には糖分が多く含まれているので、お茶か水、牛乳などがよいです。
　食べたい食事に不足している栄養素がないか考え、補えるようにしましょう。

　今日は、スローフードについてです。スローフードとは、1986年、イタリアの小さな町で生まれたもので、効率ばかりを追い求めた生活を見直し、風土に根ざした食べ物を大切にし、その生産者を守ろうとするものです。
　スローフードとよく似た考え方は、日本にもあり、「地域生産・地域消費」を略した「地産地消（ちさんちしょう）」があります。その土地や地域に生まれ育ち、生活する人々は、地元でとれた産物を食べて、健康的な生活をおくるという考えです。「地産地消」の取組の一つとして、本校の給食にも、西東京市の農園で作られた野菜や果物が年間を通して使用されています。また、日本や世界の郷土料理を取り入れ、昔からある食文化や伝統的な料理や食材を使うことで、皆さんに伝えています。

　今日は、東京都平和の日についてです。今から72年前の1945年、大空襲で、東京は焼け野原になりました。東京都は、戦争を再び繰り返さないことを誓い、平成2年に「東京都平和の日条例」が制定されました。戦時中や終戦直後は、米が手に入らず、米に代わる料理として小麦粉を水で練って団子状にした「すいとん」が食べられていたようです。
　今日は、この日にちなんだメニューです。現在の日本は、とても豊かになりましたが、当たり前のように食べられることに感謝をして、残さず食べてほしいと思います。

　今日は、苺についてです。苺は、江戸時代の終わりにオランダから伝わり、現在に至るまで、さまざまに品種改良が重ねられてきました。1960年頃までは、5〜6月までしか食べられませんでしたが、農業技術や加工技術によって、春が旬の苺が1年中食べられるようになりました。主な品種は、栃木県の「とちおとめ」、福岡県の「あおまおう」、静岡県の「紅ほっぺ」などがあります。北海道から九州までさまざまな品種があるので、食べ比べてみるのも楽しいですね。

　今日は、さつまいもチップスの作り方です。材料は、さつまいも・揚げ油・粉糖です。作り方は、さつまいもをスライスし、水にさらしたら、水分をよく切って、180度位の油で、カリッと揚げます。温かいうちに粉糖をまんべんなくまぶして出来上がりです。さつまいもの代わりに、じゃが芋や人参、南瓜などスライスし、油で揚げ、塩や青のり、カレー粉などをまぶして、オリジナルのチップスもおいしいですね。
　市販のお菓子もおいしいですが、ぜひ手作りチップスに挑戦してみましょう。

　今日は、間食についてです。間食は、食事と食事の間にとるもので、3食だけでは不足しがちな栄養を補うためにあります。また、勉強や運動などで疲れた体や心をリラックスさせる効果もあります。しかし、間違ったとり方をするとむしろ弊害になってしまいます。
間食の目安量は、1日のエネルギー必要量の10〜15％で、年齢や性別、運動量などによって違いがありますが、200カロリー位を目安にします。とり方のポイントは…　1、不足しがちな栄養素を果物や乳製品、小魚や芋類などからとる。2、スナック菓子等食べる時は、パッケージの成分表をチェックし、皿などに取り分ける。3、食事の妨げにならないよう時間を決める。
間食は必ずとらなければいけないものではないので、不足しているものを考え、必要な時にとるようにしましょう。

　今日は、魚の赤身魚と白身魚の違いについてです。赤身魚の赤色筋は、持続性があるので、長時間泳ぎ続けるマグロやカツオなどの回遊魚に多く、白身よりたんぱく質や鉄、ビタミンAなどが豊富です。白身魚の白色筋は、瞬発力があるカレイなどの底生魚に多く、赤身より水分量が豊富で、すり身製品の加工などに向いています。
　魚には、成長期の体づくりに欠かせない良質のたんぱく質やカルシウム、マグネシウムなどのミネラル類が多く含まれているので、積極的にとり入れるようにしましょう。

　今日は、ひなまつりについてです。3月3日は桃の節句ともいい、もとは中国から伝わった上巳の行事と日本のひいな遊びが合わさったものといわれています。災いなどをはらうために、人形を海や川に流したり、はまぐりのうしお汁やひし餅などを食べたりします。また、古代の中国では、桃は邪気をはらう神聖な木ともいわれていて、桃の花を浮かべる桃花酒なども飲まれていました。
　今日の給食は、ひなまつりにちなんで、春らしい「菜の花ちらしずし」と「桃ゼリー」です。

　今日のタコライスは9月に登場したメニューです。9月頃はどんなことをしていましたか？　残暑の厳しい中、2学期がスタートしましたね。勉強や部活動など、一生懸命に取り組んでいる姿が思い出されます。
　今月は1年間を振り返って、今年皆さんに食べてもらったメニューが沢山登場します。タコライスの他にも、チキンライスや中華つけめん、きなこ揚げパン・こぎつねごはん、カレーライスなど、人気メニューが登場しますので、お楽しみに。

　今日は、ごまだれうどんの作り方を紹介します。材料は、うどん・豚肉・キャベツ・人参・長ねぎ・干し椎茸・生姜・にんにく・ごま油・砂糖・しょう油・みそ・ごま・練りごま・だし汁です。作り方は、野菜を食べやすい大きさに切り、野菜と肉に火を通す。煮ている間に麺を茹でておく。やわらかくなったら、調味料を入れて味を調えたら出来上がり。しょう油ベースのつけ汁もおいしいですが、今日のごまだれもおいしいですね。
　残さずに、味わって食べましょう。