28年7月の給食
更新日:2016年7月21日
弁当持参の日:4日(月)から6日(水) 2年生のみ職場体験のためお弁当を持参してください。 給食無しで下校の日:11日(月)保護者会、21日(木)終業式、午前授業のため。
20日(水) 夏野菜カレーライス シーフードサラダ アイスクリーム 牛乳
今日で、1学期の給食は最後です。今学期の給食は、いかがだったでしょうか。 好きなメニュー、苦手なメニュー、初めて食べたメニューなど色々あったかと思います。苦手なメニューは、少しでも食べる事ができましたか。 給食は、成長期の皆さんにとって大切な栄養素をバランスよく摂れるように献立をたて、調理しています。1日単位の栄養価ではなく、1ヶ月間のトータルとして考えているので、毎日残さずに食べる事が大切です。
2学期も安全でおいしい給食が提供できるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
19日(火) 玄米ごはん げんきみそ 鰹の3色揚げ 小松菜のごまあえ かき玉汁 牛乳
今日は、鰹についてです。鰹は広い範囲を高速で群れで移動している回遊魚です。通常およそ時速25キロメートル、最高速度はおよそ100キロメートルと言われています。日本近海では冬から春にかけて北上し、秋には南下します。初夏はさっぱりとした味わいの「初鰹」、秋は脂ののった「戻り鰹」が漁獲されます。栄養面では、たんぱく質が多く、脂質が少なく、血合いの部分には、ビタミンB1、B2の他、鉄や銅、亜鉛、マグネシウムなどが豊富に含まれています。
15日(金) きんぴらごはん 鮭の照り焼き かぶの梅肉あえ じゃが芋のみそ汁 牛乳
今日は、和食についてです。和食は、主食・主菜・副菜・汁物を組み合わせた、一汁三菜が基本となっていて、たんぱく質、脂質から摂取するエネルギーのバランスがよいため、肥満や心臓病に悩む国では日本の食事を手本にしようと注目されています。その他にも、豊かな自然の恵みや行事食を大切しながら、旬のものを食べたり、乾物や発酵食品を多用したり、便通をよくするこんにゃくやごぼうなどの食物繊維を多く含む食材を食べたりと、他の国にはない食文化が多くあります。今日の給食を参考に、日本の食文化の良さを改めて見直してほしいと思います。
14日(木) 豚キムチ丼 切干大根のナムル カルピスゼリー 牛乳
今日は、切干大根についてです。切干大根は、大根を適当な大きさに切って天日干したものです。生の大根には約90パーセントの水分が含まれていますが。太陽の光を浴びることで乾燥されて水分含量が少なくなり、生の大根に含まれる本来の旨みが糖化されて栄養価がぐっと凝縮されます。また、紫外線や酵素によって縮合反応がおきる事でも栄養素は増えます。たとえば、カルシウムは生の大根の約23倍、カリウムは約14倍、鉄分は約49倍、食物繊維は約16倍の栄養素が含まれています。不足しがちな鉄分や食物繊維を摂ることができるので、積極的に食べてほしい食材のひとつです。
13日(水) なすとトマトのスパゲティ アーモンドサラダ ヨーグルトケーキ 牛乳
今日は、ヨーグルトケーキの作り方を簡単に紹介します。材料は、小麦粉・ベーキングパウダー・卵・砂糖・バター・レモン汁・クリームチーズ・プレーンヨーグルト・黄桃です。作り方は、ボールに溶き卵・砂糖を入れ混ぜ、溶かしバター・レモン汁を加えて混ぜ、ふるっておいた粉・黄桃をさっくり混ぜあわせ、チーズとヨーグルトと混ぜ合わせたものを加えて混ぜ、型に流し入れて、180度で20〜30分、オーブンで焼いたら出来上がり。チーズとヨーグルトのさわやかな酸味が夏の暑さにぴったりのデザートです。
12日(火) 麻婆なす丼 中華サラダ スイカ 牛乳
今日は、スイカについてです。スイカの旬は、5月下旬頃から8月下旬頃です。スイカの原産地は、熱帯アフリカの乾燥地帯です。砂漠で水分たっぷりのスイカが育つのはとても不思議ですが、ジメジメした場所が苦手のようです。アフリカでは、日本産のものと違い、甘みが少なく飲み水や洗いものにも使われているそうです。
栄養面では、水分の他に体内に吸収されやすいブドウ糖・果糖・ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。夏場やスポーツの後など、汗をたくさんかいた時にスイカを食べると効率的に栄養補給することができます。また、利尿作用があるため、体内の老廃物を体外へ排出する役割もあります。
8日(金) スタミナ丼 雷汁 メロン
今日は、スタミナ丼についてです。スタミナ丼は、疲労回復に効果のある食べ物を意識して取り入れたメニューです。疲労回復に役立つ食べ物は、豚肉・にらです。これらには、ビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は、炭水化物(糖質)をエネルギーに変える時に使われる栄養素です。しかし、ビタミンB1が不足すると糖質からうまくエネルギーになれなかった分解物質が、乳酸なのどの疲労物質として体内に蓄積されてしまうため、疲れやすくなります。その他、玉ねぎ・にんにく・にらは、ビタミンB1の吸収率を高める効果があるので、一緒に食べるようにしましょう
7日(木) 七夕ごはん 豆あじの竜田揚げ そうめん汁 オレンジジュース
今日は、七夕についてです。地域よって方法は異なりますが、農家などでは、「初物」といって、その季節にはじめてとれた野菜や果物を神様にお供えして、豊作を祝う習慣があります。季節によってお供えのものは変わり、7月7日には、「さくべい」という、小麦粉と米の粉を練って細かく紐のようにしたものを2本、縄のように合わせたお菓子を作っていました。七夕にそうめんを食べたり、贈ったりするのは、この習慣から来ています。
今日は、七夕をイメージして星形に型ぬきした人参や星型のかまぼこを使っています。小・中学校分の人参を片ぬきするのはとても大変です。調理員さんの愛情たっぷりの給食です、味わって食べましょう。
6日(水) ガーリックトースト チリコンカン ポテトフレンチサラダ 牛乳
6月27日(月)から7月8日(金)まで、給食委員会で給食を残さず食べよう。パート2の「給食の準備を早くしよう」を実施しています。前回は、牛乳を飲んでもらうため、声かけやポスターづくりを行って、牛乳の残りの数を調べる活動でした。意識が向上し、期間中の残乳量がとても少なくなりました。今回は、給食準備を早くして、食べる時間を確保することによって、食べ残しを減らせるのではないかという考えのもと活動しています。皆さん、一人一人の協力が必要です。中心になって活動している給食委員の声を聞いて、速やかに給食準備をして、残さず食べるようにしましょう。
5日(火) 五目うどん タコポテトの包み揚げ サイダーポンチ 牛乳
今日は、タコポテトの包み揚げで使用しているタコについてです。日本は、世界中で最もタコを食べている国です。昔から、夏至から数えて11日目を半夏生(はんげしょう)(今年は7月2日)としてこの日にタコを食べる風習があります。これは、田植えを終えた農家が、神様に食べ物を捧げて豊作を願った事から始まりました。タコの吸盤の様に稲がしっかり根を張るようにと願いが込められているようです。タコは、疲労回復の効果のあるタウリンを多く含んでいます。昔の人は長年の経験で、疲れた時にタコを食べたら元気になったことを知っていたのですね。
4日(月) シシジューシー ゴーヤチャンプルー もずくのみそ汁 河内晩柑 牛乳
今日は、シシジューシーとゴーヤチャンプルーについてです。これらの料理は沖縄県の郷土料理の一つです。シシジューシーの「ジューシー」とは、削り節と豚骨スープのだしをきかせた炊き込みごはんです。また、「チャンプルー」とは、炒めるという意味の沖縄地方の方言です。今日のゴーヤを使ったチャンプルーの他にも豆腐を使った豆腐チャンプルーやキャベツ主役のタマナーチャンプルー、素麺を使ったソーミチャンプルー、沖縄県で常用されている車麩を水や卵に浸したものを使って作る、フーチャンプルーなど、色々なチャンプルーがあります。
1日(金) ぶどうパン 魚と豆のバーベキューソース 夏野菜スープ ツナサラダ 牛乳
今日は、夏野菜についてです。夏野菜には、ピーマン、トマト、なす、きゅうり、苦瓜、オクラ、南瓜、さやいんげん、とうもろこしなどがあります。今回は、夏野菜スープで使用している、トマトについてお話します。トマトは、初夏から夏にかけてビタミンCの量が多くなります。このビタミンは、体の中でコラーゲンがつくられるのを助ける働きをしているのですが、不足してコラーゲンがつくられないと血管がもろくなり皮膚や歯茎が出血しやすくなります。また、トマトの赤い色の元になっているリコピンには、体を酸化のストレスから守ってくれる働きがあります。酸化は老化を促進するだけでなく、がんや糖尿病などの病気の引き金にもなります。旬のものは、その季節を元気に過ごすための栄養をたくさん含んでいますので、積極的に取り入れるようにしましょう。