29年1月の給食
更新日:2017年2月6日
弁当持参の日 : 14日(土) 授業参観 また、3学年は、進路の関係で、23日(月)・25日(水)・26日(木)・27日(金) 給食はありませんので、お弁当を持参してください。
31日(火) カレーライス ナッツサラダ デコポン 牛乳
今日は、デコポンについてです。デコポンは、清見タンゴールとポンカンの掛け合わせで、頭の部分が出っ張っているのが特徴です。デコポンの名前が有名ですが、正式名は不知火(しらぬい)と言います。「デコポン」は、熊本果実連と日本園芸農業組合連合会の登録商標で、糖度が13度以上、クエン酸1%以下のもので認可されたものがデコポンとして流通します。
インフルエンザや感染性胃腸炎が流行していますので、デコポンやブロッコリーなど感染症予防に効果のあるビタミンCや人参・レバーなど免疫力を高めるビタミンAを多く含んでいる食品をしっかりとって予防しましょう。
30日(月) ごはん のりの佃煮 くじらの竜田揚げ ほうれん草のごま和え 吉野汁 牛乳
今日は、鯨肉(げいにく)についてです。鯨肉は、日本を含め世界各地の沿岸で古くから食べられてきました。日本では、小型のハクジラ類を中心に縄文時代以前を含む旧石器時代の貝塚や弥生時代の遺跡などから出土例があります。江戸時代になると組織的な捕鯨が行われるようになり、捕鯨地域周辺の漁村では、鯨肉は常食とされていました。また、第二次世界大戦後の食糧難時代以降になると、牛肉や豚肉の入手が困難だったため、鯨肉を代用獣肉として日本人の重要なたんぱく質源として食べられていました。現在、くじらは、ワシントン条約によって国際的な商業捕鯨が禁止されていつため調査捕鯨の副産物としてミンククジラを使っています。
27日(金) みそラーメン ジャンボギョーザ 大根のピリカラ カルピスゼリー 牛乳
今日は、柳沢小学校の給食は無く、本校だけのために朝から調理員さんが手間をかけて給食を作ってくださっています。小学校と中学校をあわせると1100食位になるので、いつも工夫して作ってくださっていますが、安全においしく、時間に遅れないように作れるメニューには限りがあります。
今日は、普段の食数ではなかなか組み合わせることができないメニューです。柳沢小学校の栄養士さんと調理員さんに感謝の気持ちを込めて、残さず食べてほしいと思います。
26日(木) コッペパン いちごジャム クリームシチュー ブロッコリーのアーモンド風 いよかん 牛乳
今日は、ダイエットについてです。みなさんの中には、ダイエットをする必要のない人まで、「食事を減らしている」と言う人はいませんか? 本当にダイエットが必要な人は、お医者さんから生活習慣病予防のために進められた人で、通常、みなさんのように成長期にある中学生には必要ありません。テレビや雑誌など近年は色々な情報が入ってきます。しかし、必要のないダイエットは、健康な身体作りを妨げてしまう恐れがあります。給食の献立は、1日の1/3の栄養が摂れるように作られています。まずは、給食を参考に、1日3食、バランスのとれた食事・適度な運動・十分な睡眠がとれるように心がけてみましょう。
25日(水) 菜めし むろあじのハンバーグ キャベツの炒め物 里芋のごまみそ汁 牛乳
今日の給食は、東京都産の食材を中心に使用した献立です。まず、菜めしには入る小松菜やキャベツの炒め物や里芋のごまみそ汁で使われている、人参・長ねぎ・里芋などは、西東京市内の農園より届いたものを使っています。次にハンバーグで使われている「むろあじ」は、東京都八丈島で漁獲されたものです。また、牛乳は東京都にある指定された酪農家より集められた生乳を、東京都西多摩郡日の出町の工場で作られたものです。主な生産地は日の出町、青梅市やあきる野市、八王子市、日野市、東久留米市や清瀬市のように西東京市、近隣の市からも集められています。
新鮮でおいしい食材が食べられることに感謝して、残さず食べるようにしましょう。
24日(火) ソフト麺 ミートソース コーンポタージュ りんご 牛乳
今日は、学校給食についてです。明治22年(1889年)、山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で、弁当をもって来られない児童を対象に行われたのが学校給食の始まりと言われています。この時の献立は「おにぎり・焼き魚・漬物」だったそうです。これがきっかけで、全国各地で給食が実施されるようになりました。しかし、時代はながれ戦争がはげしくなると給食は中断されました。第2次世界大戦後、食糧事情は大変ひどく、栄養不足の子供を救うため、各国からの援助をもとに1946年に給食が再開されました。現在の日本は、大変豊かな国になり、いつでも好きな物を食べる事が出来ます。偏った食事をしないように、好き嫌いを減らし、健康な身体作りを心がけましょう。
1月24日〜30日の全国学校給食週間中は、今までに給食で食べられていたメニューが登場します。
23日(月) かやくごはん ししゃもの磯辺揚げ おかかじゃが かき玉汁
今日は、ししゃもについてです。普段「ししゃも」として食べられているのは、「からふとししゃも」という魚です。おもな産地はアイスランド、カナダなどです。本当のししゃもは、北海道の一部の地域でしかとれないこともあり、国産ししゃもの干物は高級品といわれています。ししゃもは、頭から尾まで丸ごと食べることができるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムや貧血を予防する鉄をとることができます。残さず、食べましょう。
20日(金) パセリライス ポークストロガノフ 白いんげん豆のサラダ ナタデココポンチ 発酵乳
今日は、ナタデココについてです。ナタデココは、フィリピン発祥の伝統食品のひとつで、ココナッツが原料です。スペイン語で「ナタ」は液体表面の皮膜、「ココ」はココナッツを意味していて、「ナタ・デ・ココ」はココナッツ水の上の皮膜となります。作り方は、ココナッツの実の中に含まれる液体に、水・砂糖・酢酸菌の一種の“ナタ菌”を入れて発酵させ、ゲル状に固まったものを食べます。
栄養面では水分がほとんどですが、食物繊維を多く含んでいるため、腸内環境をととのえ、便秘解消の効果があります。
19日(木) 玄米ごはん 鯖の香味焼き 白菜の浅漬け れんこん団子のみそ汁 牛乳
今日は、れんこんについてです。れんこんは漢字で「蓮根」と書くように、蓮(はす)の根です。「はす」の呼び方は、花が咲き終わった後の花托(かたく)が「蜂の巣」に似ていることから「蜂巣(はちす)」が略されて「はす」と呼ばれるようになったそうです。れんこんは、地下茎(ちかけい)という部分で泥の中にあります。断面を見ると、大きさや長さにかかわらず、だいたいが中央に1個の穴、周りに9個の穴があいていて、水上にある葉柄(ようへい)とつながっています。泥の中に根を張るれんこんは、空気をとり込みにくいため、水上から空気を運び酸素を供給しています。葉柄の穴が4個に対してれんこんの穴が9個もあるのは、1個の穴がふさがってもほかの穴で空気を送れるようになっているためです。
18日(水) エビチリ焼きそば 大根スープ はるか(柑橘果実) 牛乳
今日は、エビチリ焼きそばのエビチリあんの作り方を紹介します。材料は、えび・長ねぎ・生姜・にんにく・小松菜・塩・こしょう・酒・トマトケチャップ・トウバンジャン・しょう油・砂糖・酢・でんぷん・がらスープ・油です。作り方は、えびに塩・こしょう・酒・でんぷんで下味をつけて茹で、小松菜は茹でで食べやすい大きさに切っておきます。次に、長ねぎ・生姜・にんにくをみじん切りし、トウバンジャンと一緒に油で炒め、香りを出します。残りの調味料(しょう油・酒・砂糖・酢・塩・スープ)を加え、ひと煮たちしたら、えび・小松菜を入れ、味を調えて水溶きでんぷんでとろみをつけたら出来上がりです。中華麺はもちろん、ごはんにかけてもおいしいです。
17日(火) 深川めし おでん 五目きんぴら 牛乳
今日は、東京都の郷土料理の一つ、深川めしについてです。江戸時代、東京湾では「あさり」がたくさんとれました。漁師さんたちは、とれたあさりをむき身にし、さっと煮て、炊き立てのごはんと一緒に食べていました。東京の深川の名前から「深川めし」とつけられました。
あさりには、肝機能を高めたり、血圧を下げる働きがあるタウリンが多く含まれています。私たちの体内では、筋肉・脳・眼の網膜・心臓や肝臓などの臓器等に多くふくまれていて、身体や細胞を正常な状態に戻すために必要な栄養素となっています。
16日(月) たまごチャーハン 生揚げの中華煮 茎わかめのごま風味 はれひめ(柑橘果実) 牛乳
今日は、はれひめについてです。はれひめは、静岡県生まれの柑橘果実で、清見とオセオラと温州みかんの掛け合わせてできた品種です。夏と秋の季節に晴天が続くことで甘くて香り高い果実になることが由来でつけられたそうです。漢字では「晴姫」と書きます。温州みかんよりも皮が少し厚めですが、手で簡単にむくことができ、甘みが強く、ジューシーで食べやすいです。
12月から1月下旬頃が旬で、主な産地は愛媛県で、広島県などでも栽培されています。ビタミンCを多く含んでいるので、コラーゲンの生成や感染症予防、抗ストレス作用があるので、風邪の流行るこの季節にとってほしい食品のひとつです。
13日(金) 黒豆入りちらしずし 紅白なます たらの粕汁 金柑 牛乳
今日は、小正月についてです。1月1日、元旦を大正月というのに対し、1月15日は小正月と呼んでいます。これは、歳神様や先祖を迎える行事を行う大正月に対して、小正月は家庭的な行事を行う正月として昔から行われ、紅白の餅を柳などの木に飾りつけ、実った稲穂のように見立てて、豊作を願ったり、小豆粥を食べ、無病息災を祈ったりします。今年は、小正月が日曜日なので、13日の今日の給食に小豆粥の代わりに、黒豆入りちらしずしと紅白まなす、たらの粕汁、金柑のお祝い献立を食べます。味わって食べてください。
12日(木) チーズトースト ハンガリーアングーラッシュ にんじんサラダ 牛乳
今日は、ハンガリアングーラッシュについてです。ハンガリー料理のひとつで、肉・玉ねぎ・じゃが芋・トマト・パプリカを加えて煮込んだシチューです。ハンガリーの家庭でよく食べられています。例えると、日本のお味噌汁のような料理で、家庭によって入る具材や味付けも異なります。
今日の給食では、豚肉・ベーコン・玉ねぎ・じゃが芋・トマト・ピーマン・赤ピーマン・黄ピーマンを使って作りました。味わって食べましょう。
11日(水) すずしろめし 鶏あんかけ けんちん汁 あけぼのゼリー 牛乳
今日は、すずしろめしとあけぼのゼリーについてです。「すずしろ」とは春の七草のひとつで、「大根」のことを言います。すずしろめしは、大根の千切りを混ぜ込んだごはんの上に「鶏あんかけ」をかけて食べます。次に、あけぼのゼリーです。初日の出をイメージした鮮やかなオレンジ色のゼリーで、みかんジュースと人参ジュースを使って作ります。
今日から3学期の給食が始まりました。今学期も、柳沢小学校の栄養士さん・調理員さんと協力して、安全でおいしい給食が提供できるようにしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。