12月の給食
更新日:2022年12月23日
12月23日
クリスマスお楽しみ給食
《クリスマスお楽しみ給食》
今日は2学期最後の給食で、クリスマスお楽しみ給食です。メニューは「カラフルライス、フライドチキン、★マカロニのスープ、クリスマスサイダーゼリー、セレクトドリンク」です。カラフルライスはカラフルなクリスマスツリーをイメージして、ケチャップ味のごはんの上にもみの木のようなブロッコリーとオーナメントのような型抜きのにんじんとコーンを飾りました。見た目がきれいなだけでなく味もとてもおいしかったと好評でした。フライドチキンは下味をした鶏肉に、スパイスを加えた衣を付けて揚げました。から揚げも人気がありますが、いつもと少し違うフライドチキンも大人気でした。星マカロニのスープは、もちもちとした星型のマカロニをたくさん入れました。星型のラッキーにんじんを各クラス3枚だけ入れましたが、「当たりました!」「入っていなかった…。」とちゃんと探してくれていました。サイダーゼリーは、カラフルなタピオカや星型寒天が入ったクリスマスバージョンです。あまりうまく固まらず、サイダーポンチにゼリーが入っているような感じになってしまいましたが、子供たちは喜んでくれていました。手作りのクリスマスカードも喜んでもらえたのでよかったです。
2学期も子供たちのたくさんの笑顔を見ることができました。ありがとうございました。
ケチャップ味のごはんの上に、ブロッコリーと型抜きにんじん、コーンを彩りよく散りばめます。
仕上がりはこのような感じです。よく見ると、にんじんは星、ハート、三日月の3種類に型抜きされています。
フライドチキンは、塩、こしょう、しょうが、にんにく、白ワインでしっかりと下味を付けます。
かたくり粉と小麦粉に塩、黒こしょう、チリパウダー、オールスパイスを混ぜた粉を付けて揚げます。
スープにもかわいらしい星型のマカロニが入ります。
野菜もたっぷり入れました。
サイダーゼリーはカラフルなタピオカ、星型寒天、みかん缶が入ります。
サイダーと寒天液を同時に注いで、やさしく混ぜて固めます。
セレクトドリンクには、調理員さんが一枚ずつクリスマスシールを貼ってくれました。
今年も手作りのクリスマスカードは喜んでもらえました。
12月22日
肉みそキャベツ丼 大学かぼちゃ ゆず風味の鶏塩汁 牛乳
《行事食「冬至」》
今日は、一年で一番昼が短く、夜が長い日です。冬至には、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると病気をしないで健康でいられると言われています。今日の給食は、冬至に合わせて「大学かぼちゃ」と「ゆず風味の鶏塩汁」にしました。かぼちゃは、別名「なんきん」と言います。冬至の日に「ん」のつくものを食べると、「運」を呼び込めると言われています。ゆず風味の鶏塩汁は、ゆずの皮をすりおろし、果汁を絞って仕上げに入れています。お家では、ゆっくりゆず湯に入って体をあたためると良いですね。
かぼちゃはひと口大の乱切りにします。
低温の油でじっくりと揚げます。
大学芋と同じように甘いたれをたっぷり絡めます。
ゆずは皮をすりおろします。とても良い香りです。
ゆずの果汁も絞って入れます。
ゆずを仕上げに入れると、あっさりとして上品な汁物になりました。
12月21日
トマトソースのスパゲティ ほうれん草のサラダ おいものタルト 牛乳
《おはなし給食第12弾!》
おはなし給食の第12弾は、2つあります。1つ目は、「スパゲッティ大さくせん」という本で、3年2組の児童がリクエストしてくれました。今日は、この本の中で主人公の男の子が作っていた「トマトソースのスパゲッティ」を作りました。使う材料はにんにく、たまねぎ、トマト缶、バジル、スパゲッティというシンプルなものです。給食ではベーコンや、味付けにソースを入れたりなどして少しアレンジしましたが、とても好評で残食はほぼありませんでした。2つ目は、「ぎょうれつのできるレストラン」という絵本で、4年3組の児童がリクエストしてくれました。おはなし給食で2回目の登場で、11月のおはなし給食ではこの絵本の中からスイートポテトを作りました。今回のリクエストは、「おいものタルト」です。さつまいもをたっぷり使って、見た目もきれいなタルトに仕上げました。こちらも大人気で、喜んでもらえました。おはなし給食では、子供たちのリクエストのおかげで今まで給食で提供したことのなかった料理にも挑戦することができました。たくさんのリクエスト、ありがとうございました!
スパゲッティのにんにく、たまねぎ、ベーコンをよく炒めます。
トマト缶を入れて、酸味が飛ぶまでぐつぐつとよく煮詰めます。
本では生のバジルでしたが、なかったので乾燥バジルで代用しました。
少しゆでた麺とよく絡めれば完成です。
さつまいもは、蒸してつぶしてなめらかにします。
バター、はちみつ、砂糖、生クリーム、牛乳を混ぜて、タルトカップに詰めます。
角切りにしたさつまいもを上に飾ってオーブンで焼きます。
焼き色がほんのり付いて、タルトもカリッと出来上がりました。
12月20日
ごぼう入りそぼろごはん ししゃものカレー風味焼き ゆかり和え みぞれ汁 牛乳
《みぞれ汁》
みぞれ汁は、大根おろしをたくさん使った汁物です。大根おろしを汁の中に入れて温めることで、火が通り、もともと白い色をしている大根が透き通って透明になっていきます。その透明がかった様子が、みぞれに似ていることから「みぞれ汁」という名前が付けられています。今日は、大根おろしの苦みや辛みが苦手な子も多いので、今日は大根おろしだけで一度煮てから汁に最後に加えました。とても食べやすくなり、好評でした。
ししゃもが苦手という子にも食べやすくなればと思い、カレー粉と小麦粉をまぶし、オリーブ油を塗って焼いてみました。カリカリでおいしくできました。
大根おろしはだしを少し入れて煮込んでから汁に加えます。
つぶつぶとした大根おろしの食感がおもしろい汁です。大根おろしが苦手な子も食べられていました。
12月19日
ブレッドアンドバタープディング オリエンタルサラダ 冬野菜のあったかスープ 牛乳
《おはなし給食第11弾!》
おはなし給食の第11弾は、「世界の市場」という絵本で、2年1組の児童がリクエストしてくれました。世界12か国24都市の市場が載っていて、その町の人たちが食べているものを知ることができ、各国の家庭料理のレシピも付いています。今日は、この絵本の中からイギリスのパン料理、「ブレッドアンドバタープディング」を作りました。干しぶどうが苦手という子は多かったですが、パンはとてもおいしかったと好評でした。
食パンは、対角線に切って三角形に4等分しました。
卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜた液にパンをよく浸し、干しぶどうをのせて焼きます。
見た目が華やかで、おしゃれな仕上がりになりました。
12月16日
ほうとう キャベツとじゃこの和え物 わかったさんのレモンドーナツ 牛乳
《郷土料理「山梨県北杜市」》
今月の郷土料理給食は、西東京市の友好都市、「山梨県北杜市」の料理です。北杜市は、八ヶ岳など美しい山に囲まれ、空気や水がきれいで米や野菜の生産が盛んです。「ほうとう」は小麦粉を練って平らに切ったほうとうめんをたっぷりの具材とともにみそ仕立ての汁で煮込んだ代表的な郷土料理です。また、他に福島県南会津郡下郷町や千葉県勝浦市も西東京市の友好都市・姉妹都市です。
《おはなし給食第10弾!》
おはなし給食の第10弾は、「わかったさんのドーナツ」という本です。この本の最後には、「レモンドーナツ」の作り方が詳しく書いてあります。それを参考にしながら、給食用にアレンジして作りました。給食室にはドーナツ型がないため、調理員さんが一つずつ手で穴を開けながら作ってくれました。レモンはほとんどわからないくらいほんのりとでしたが、とても好評でした。
今日は、塩分の入っていない冷凍のほうとうめんを使いました。この後煮込むことを考え、さっと下ゆでして汁に合わせます。
ほうとうによく入れる食材のかぼちゃもたっぷりと入って具だくさんです。
レモンドーナツの生地は、ホットケーキミックスを使いました。レモン汁もたくさん入っています。
ドーナツ型がないので、手で穴を開けて形を整えます。
揚げる前はこのような感じで、どちらかと言えば平たいです。
油で揚げると大きくふくらみ、表面はカリッとしてクッキーのような食感になりました。
12月15日
四川豆腐丼 チンゲン菜の中華スープ みかん 牛乳
《四川豆腐丼》
四川料理は四大中華料理の一つで、唐辛子や山椒などの香辛料を多く使った、しびれるような辛さが特徴です。麻婆豆腐はみそベースの味ですが、四川豆腐はしょうゆベースの味にしています。今日は、辛いのが苦手な人でもおいしく食べられるくらいにトウバンジャンで辛さを加えましたが、ほとんどの子がもっと辛いのが食べたいと言っていました。
50kgの豆腐を1.5cm角に切ります。
豆腐は別でゆでてから他の具材に合わせます。
トウバンジャンの赤い色が辛そうに見えます。
最後に小松菜を入れて彩りもきれいに仕上げました。
12月14日
かやくごはん いか焼き こんにゃくの和え物 わかめとねぎのみそ汁 牛乳
《おはなし給食第9弾!》
おはなし給食の第9弾は、「包丁を使わないで作るごはん」というという本です。この本は、2年1組の児童がリクエストしてくれた本で、料理が好きな人、作ったことはないけれどやってみたいという人におすすめです。包丁や火を使わない料理ばかりなので、初めて料理をするという人も安心して作れるメニューがたくさん紹介されています。今日は、この本の中からリクエストのあった「いか焼き」を作りました。一つ一つ薄く丸く形作り、焼いてからソースを塗って折りたたみました。焼き加減が難しく、少し硬くなってしまいましたが、見た目は本の通りにできました。リクエストしてくれた児童にも、おいしかったと喜んでもらえました。
小麦粉、だし汁、塩、いか、万能ねぎを混ぜて、生地を作ります。
クッキングシートを敷いた天板の上に、生地を薄く丸くのばします。
ソースをぬって、半分に折りたたみます。
バットに並べて上からも少しソースを塗ったら完成です。
12月13日
スラッピージョー チョップドサラダ コーンチャウダー 牛乳
《世界の料理「アメリカ」》
今月の世界の料理給食は「アメリカ」です。「スラッピージョー」は、ひき肉やたまねぎ、トマト、ウスターソースなどで作ったミートソースのような具材をバーガー用のパンでたっぷり挟んだサンドイッチです。スラッピーは「汚れた」や「だらしがない」という意味で、食べたときに具がこぼれ落ちたり、口の周りが汚れやすいことからこの名前がついたと言われています。「チョップドサラダ」は、食材を細かく切ったニューヨーク生まれのサラダです。「チャウダー」は、野菜や魚介類を煮込んだスープです。アサリなどの二枚貝を入れたクラムチャウダー、白身魚を入れたフィッシュチャウダーなど色々な種類がありますが、今日はとうもろこしをたくさん入れた「コーンチャウダー」にしました。スラッピージョーが特に人気で、顔中にミートソースを付けながらおいしそうに食べてくれていました。
スラッピージョーの中身のミートソースは、水分がなくなるまでぐつぐつとよく煮詰めます。
バーガー用のパンに蒸したキャベツとたっぷりのミートソースを挟みます。食べる前からこぼれ落ちるほど具だくさんです。
チョップドサラダは野菜を角切りにして、たまねぎとにんにくを入れたドレッシングで和えました。彩りもきれいです。
チャウダーはシチューとスープの間くらいのとろみ具合に仕上げました。体も温まります。
12月12日
ごま塩ごはん さわらのみそ漬け焼き 花野菜のおかか和え 野菜のすまし汁 牛乳
《花野菜のおかか和え》
花野菜とは、ブロッコリーやカリフラワーなどの花のつぼみの部分を食べる野菜のことです。ブロッコリーは、野生のキャベツをイタリアで改良したもので、日本へは明治時代にやってきました。カリフラワーは、ブロッコリーの突然変異で生まれたと言われています。白以外にも、紫色やオレンジ色のものもあります。今が旬なので、たくさん味わってほしい食材の一つです!
今日のメインはこちらの2つ。食べやすいように小さめに切りました。
和食にも洋食にも合います。今日はおかかと和えました。
12月9日
ポークカレーライス コーンサラダ フルーツケーキ ジョア(いちご)
《おはなし給食第8弾!》
11月に引き続き、おはなし給食のリクエストメニューです。第8弾の今日は、「赤毛のアン」です。この本の印象的な場面の一つ、アンと親友のダイアナがお茶をする場面で出てくる「果物入りのケーキ」と、ぶどう酒と間違えてダイアナが飲んでしまった「いちご水」を1年2組の児童がリクエストしてくれたので、今日はフルーツケーキを作り、飲み物はいちご味のジョアにしました。ドライフルーツを使ったケーキを作るのは初めてだったので上手くできるか心配でしたが、子供たちには「すごくおいしかった!」と喜んでもらえたので良かったです。切り落としのおまけもきれいに食べてもらえました。
ドライフルーツは、あんず、クランベリー、プルーンをみじん切りにして使いました。
生地を作り、最後にドライフルーツを混ぜ合わせます。
天板に流し入れて、焼きあがったケーキがこちら。思ったよりボリュームたっぷりになりました。
崩れないように気を付けながら、人数分に切り分けたら完成です。
12月8日
ごはん・のりの佃煮 魚の香味揚げ みそけんちん汁 牛乳
《魚の香味揚げ》
今日の魚は「モウカサメ」です。モウカサメはとても大きくて、全長が最大で約3メートル、体重は170キロくらいあります。サメの水揚げは、宮城県の気仙沼が全国の9割を占めていて、今日のサメも宮城県で水揚げされたものです。今日は、香味野菜と調味料を混ぜた調味液にサメを漬け込んで、小麦粉とかたくり粉を付けて、から揚げのようにしました。食感は鶏肉に似ていて、くせがなくて食べやすいので人気がありました。
にんにく、しょうが、ねぎなどの香味野菜と調味料を混ぜた調味液に漬け込みます。
衣を付けて揚げると、見た目はフライドチキンのようです。食欲を刺激する香りが漂っています。
12月7日
キムチラーメン ジャンボシュウマイ つぶつぶみかんゼリー 牛乳
《キムチラーメン》
キムチは、韓国語で漬け物を意味する言葉の「チムチェ」が変化してキムチと呼ばれるようになりました。日本では白菜のキムチが多いですが、韓国では白菜だけでなくきゅうりや大根などの様々な野菜のキムチや、魚介類を加えて作るキムチもあるそうです。給食で使っているキムチは辛さ控えめで旨みのあるキムチなので、辛い料理が苦手という子もほとんどの子がおいしく食べられていました。
今日の献立はどれも子供たちに人気のメニューだったので、「今日の給食全部好き!」「この組み合わせ最高!」と、1年生から6年生までどの学年にも大好評でした。
給食のラーメンは野菜がたっぷり。キムチの唐辛子がつぶつぶとたくさん見えますが、見た目のわりに辛くなくおいしく食べられます。
12月6日
小ぎつねごはん 高野豆腐フライのひき肉あんかけ 吉野汁 牛乳
《高野豆腐フライのひき肉あんかけ》
今日は、高野豆腐をフライにしてひき肉のあんをかけてみました。これまではどちらかと言えばあまり人気のある食べ物ではなかった高野豆腐ですが、ひと口サイズのフライにしたらパクパクと食べてもらえ、好評でした。今後、他の調理法や味付けにした時も、おいしく食べてもらえると嬉しいです。
高野豆腐は水でよく戻します。
水分を絞った高野豆腐にバッター液とパン粉を付けます。
小さいので170℃の油で3分ほどでカラッと揚がりました。
衣がはがれることもなく、きれいに出来上がりました。手作りのひき肉あんとの相性も抜群でした。
12月5日
きな粉揚げパン 肉団子と野菜のスープ りんご 牛乳
《りんご》
今日は山形県朝日町産の「無袋ふじ」です。りんごは見た目を良くするために、実に袋をかけて育てるのが一般的でしたが、朝日町では日本で初めて袋をかけずに栽培することを始めたそうです。袋をかけずに栽培するとキズやムラは出てしまいますが、太陽の光をたくさん浴びて育つので、味はとてもおいしくなります。今日のりんごも、完熟の証の蜜がたっぷり入っていて、あまくておいしかったです。
見た目は確かに少しムラがありますが、とてもおいしそうです。
中には蜜がたっぷり!良い香りもします。
12月2日
茶飯 おでん 白菜の漬け物 牛乳
《茶飯、おでん》
茶飯は、しょうゆや酒、塩などで味付けした、具のない炊き込みごはんです。おでんと相性が良いとされ、東京では江戸時代から一緒に食べられていたようです。おでんは、豆腐を串に刺して焼いてみそを塗った「田楽」から生まれたと言われています。豆腐の田楽がこんにゃくに変わり、その後しょうゆ味で煮込むようになり、煮込みおでんと呼ばれるようになりました。最近では、大根やたまご、昆布、ちくわなど、様々な材料を入れるようになっています。今日は、大根、にんじん、こんにゃく、ちくわ、揚げボール、がんもどき、ちくわふ、うずらたまごを入れました。朝から寒かったので、おでんがおいしく感じられました。
具材が崩れないように気を付けながら、全体に味が染みるようにやさしく混ぜます。
うずらたまごは別で煮ています。味がしっかり染みて、クラスで盛り付ける時の数もわかりやすいです。
12月1日
ツァイファン 生揚げの中華煮 茎わかめのごま風味 牛乳
《体力向上メニュー》
今日は、市内共通で各学期一度ずつ提供している「体力向上メニュー」です。1学期は「鉄分」たっぷりの献立でしたが、2学期は「カルシウム」たっぷりの献立です。カルシウムは、骨や歯などをつくるもとになり、成長期にしっかりとした体をつくるために必要な栄養素です。体内で生成できないため、食事でしっかりとることが大切です。今日は、チンゲン菜、生揚げ、小松菜、茎わかめ、ごま、牛乳など、カルシウムが多く含まれる食材をたくさん使いました。また、一緒に取ることでカルシウムの吸収が良くなるビタミンDが豊富な干ししいたけやえのきたけなどのきのこも入れました。
ツァイファンは中華風の菜飯です。今日はチンゲン菜で作りました。
生揚げは少し大きめに切ったので食べ応えがあります。
とろみをつけて、こちらには小松菜を入れました。
茎わかめと大豆もやしで食感が心地よい和え物です。