11月の給食
更新日:2021年11月30日
11月30日
きな粉揚げパン 大根サラダ ワンタンスープ 牛乳
《ワンタンスープ》
今日のスープは、つるっとした食感が特徴的な「ワンタン」が入ったスープです。ワンタンというと、ぎょうざのように中にお肉などの具材が入っているものを思い浮かべますが、給食ではワンタンの皮とお肉を別々に入れています。皮だけだと中身の具材が飛び出る心配もないので、きれいに仕上げることができます。いつもより少し提供量が多かったですが、どのクラスも残食はほとんどなく、大人気でした。
ウェーブワンタンという乾燥のワンタンを、食べる頃にちょうど良い食感になるように煮ます。
11月29日
ごはん 鶏肉のレモンしょうゆ焼き おひたし 白菜のみそ汁 牛乳
《鶏肉のレモンしょうゆ焼き》
今日、11月29日は、そのゴロ合わせから「いい肉の日」になっているので、今日の給食はお肉のメニューにしました。鶏肉のレモンしょうゆ焼きは、今までは焼いた鶏肉にレモンしょうゆ味のたれをかけていましたが、より全体に味が染みわたるように、たれにくぐらせるようにしました。子供たちからは、「お肉すごくおいしい!」「ごはんとお肉の相性が抜群です!」と大好評で、残食はほぼありませんでした!
下味をつけた鶏肉には、たれが染み込みやすくなるように、小麦粉をまぶしました。
レモンしょうゆ味のたれにくぐらせて配食し、残ったたれも上からかけました。
11月26日
きのこのカレーライス ごぼうサラダ りんご 牛乳
《ごぼうサラダ》
ごぼうは、日本人にとってはすごく身近な野菜ですが、日本以外の国ではほとんど食べられていないので、「日本人は木の根っこを食べる」と驚かれるそうです。ごぼうには食物繊維が多く含まれ、お腹の中をきれいにして、体の調子を整えてくれます。今日は、食べやすいように、ささがきにしてから油でカリカリに揚げて、ごまたっぷりのドレッシングで和えた野菜の上にのせました。野菜とごぼうの間にクッキングシートを敷いたので、食べる頃までごぼうのカリカリ感が保て、食感も楽しみながら食べられました。
高温で揚げると焦げてしまうので、低温でじっくりと揚げました。
11月25日
わかめうどん 野菜の昆布和え 大学芋 牛乳
《大学芋》
大学芋は、揚げたさつまいもに甘い蜜を絡めた料理です。名前の由来は、神田の大学生がこの料理を好んで食べていたからや、東京大学の前にあるかき氷屋さんが冬に売り出したところ大学生や先生たちの間で人気となったから等、諸説あります。蜜の甘さが子供たちに大人気で、「明日もこれ食べたい!」「おいしいから毎日これがいい!」と言ってくれる子もいました。
さつまいもは乱切りに。食べやすいように、少し小さめにしました。
水あめ、砂糖、しょうゆ、水を煮詰めて、蜜を作ります。
外はカリッと、中はホクッとなるようにじっくりと揚げます。
甘い蜜を全体によく絡めたら完成です。
11月24日
吹き寄せおこわ さんまの塩焼き みそけんちん汁 牛乳
《和食の日》
11月24日は、“いい日本食の日”のゴロ合わせから「和食の日」となっています。日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化を守り、受け継いでいくことの大切さについて考える日として認定されました。
今日の給食には、「さんまの塩焼き」を提供しました。骨がたくさんある魚は普段給食で提供していないので、あまり食べ慣れていない子は悪戦苦闘していました。きれいに骨が取れた子は、嬉しそうに見せてくれました。近年、さんまの価格が高騰していたり、サイズが大きいものが少なくなったりしていますが、一年に一度は子供たちに食べる練習をしてもらいたいと思い、取り組んでいます。お家でも、食べる練習をする機会を作ってもらえると嬉しいです。
吹き寄せおこわのにんじんは、秋らしいもみじ型にしました。
栗を一緒に入れて炊いたおこわに、しめじやしいたけを炒め煮にして作った具材を合わせます。
おこわを盛り付け、上にもみじ型のにんじんを飾ります。
今の季節にぴったりな、見た目も美しいおこわができました。
今日のさんまは筒切りで、内臓はある程度取ってあります。両面に塩を振って焼きます。
皮がパリッとなるように焼きます。良い焼き色が付きました。
大根おろしはしょうゆや砂糖を加えて味付けすることで、辛みや苦みも気になりません。
6年生はきれいに食べられた人が多かったです。1年生もだんだん上手に食べられるようになるといいですね。
11月19日
オリジナルお絵かきオムライス ミックスサラダ オニオンスープ 牛乳
《展覧会メニュー》
今日と明日は、展覧会「やとにっ子展」です。たくさん飾られた子供たちの作品はどれも素敵で、見ていて幸せな気持ちになります。今年のテーマは、“作ろう!世界にひとつだけの私の作品”ということで、今日の給食はそれに合わせた献立にしています。オムライスにはケチャップで好きな絵を描いて、みんなでオリジナルのオムライスを作りました。サラダには、5種類の形のにんじんを入れました。今日は、みんな楽しそうに絵を描いて、おいしそうに食べてくれていたのでよかったです。残食もとても少なかったです。
オムライスに、今日は卵を576個使いました。
塩、こしょう、マヨネーズを混ぜます。
人数分に切り分けます。オムライスなので、いつもの卵焼きより厚さを薄くしました。
サラダに入れるにんじんは、すごく小さい型で型抜きしました。
星、ハート、クローバー、花、三日月の5種類です。
オムライスにケチャップ描いた顔がとてもかわいいです。
細かいところまで丁寧に描いていました。
絵を描いた後は、みんなでおいしくいただきました。
11月18日
ごはん さばのみそ煮 野菜炒め 五目汁 牛乳
《さばのみそ煮》
今日は、スチームコンベクションオーブンを使って作ったさばのみそ煮です。少し時間はかかりますが、あまり煮崩れることなく味もしっかり染み込みます。普段の魚は、焼いたものや揚げたものがほとんどなので、煮魚はあまり食べ慣れない子もいたと思いますが、「今日はお魚が一番おいしかった!」という子が多かったので良かったです。
とろみをつけた煮汁を作り、魚にかけます。
クッキングシートで落し蓋をします。
しっかりと味が染み込み、見た目もきれいにできました。
11月17日
セサミトースト 春雨サラダ チリコンカン 牛乳
《セサミトースト》
セサミトーストは名前の通り、ごまたっぷりのパンです。ごまは一粒は小さいですが、血液をサラサラにしたり、肌をきれいにしてくれる栄養が詰まっています。いつもトーストの時には、「パンの耳がかたい〜。」と言う子が多いので、今日はオーブンのスチーム増やし、焼き時間を短めにしてみたところ、耳がかたいという声はほとんど聞かれなかったのでよかったです。「あまくておいしかった!」と大好評でした。
すりごまと練りごまを、マーガリンと砂糖と混ぜて食パンに塗って焼きます。
ごまを塗ったところが少しカリッとなるまで焼くとおいしいです。
11月16日
といめし いかの梅衣揚げ ヒカド 牛乳
《郷土料理「長崎県」》
今月の郷土料理給食は、「長崎県」の料理です。「といめし」は、諫早市の目代地方で昔から食べられている混ぜごはんです。目代地方では鶏のことを「とい」と言い、家で飼っていた鶏を使って混ぜごはんを作り、お客さんにふるまっていたそうです。しょうゆと砂糖のみの素朴な味が、子供たちには好評でした。「ヒカド」は、角切りにした具材と、すりおろしたさつまいもを入れた具だくさんの汁物です。さつまいもをすりおろして入れることで、汁全体にとろみがつきます。しいたけの出汁もよく出ていて、うまみたっぷりの汁でした。
にんじん、大根、さつまいも、しいたけは、全て1cmの角切りにします。
さつまいもは角切りのほかに、すりおろしも入れます。大量なので、機械ですりおろしました。
さつまいもを入れて混ぜていると、とろみと甘みが出ました。
11月15日
キャベツのペペロンチーノ 茎わかめのサラダ サイダーゼリー 牛乳
《キャベツのペペロンチーノ》
ペペロンチーノは、正確には「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」という名前です。イタリア語で、アーリオはニンニク、オーリオはオイル、ペペロンチーノは唐辛子をそれぞれ意味しています。ニンニクと唐辛子をオリーブオイルに入れてじっくりと加熱し、風味と辛味を油に移し、塩ゆでしたスパゲティと和えたシンプルな料理です。具材もほとんど入らないのが一般的ですが、今日はキャベツやベーコンも入れて、少し具だくさんにしました。給食でペペロンチーノを作るのは初めてだったので、唐辛子の辛さやにんにくの強い風味を子供たちが受け入れてくれるか心配でしたが、好評でした!
唐辛子は食べると辛いので、風味と辛味を油に移した後に取り出しました。
唐辛子の風味と辛味を移した油に、みじん切りにしたにんにくを入れて香りを出させます。
ベーコン、たまねぎ、キャベツ、マッシュルームを入れて、塩と黒こしょうで味付けします。
ゆでたスパゲティを合わせたら完成です。ちゃんと唐辛子の辛味も感じられました。
11月12日
ひじきごはん ししゃものフライ 三色なます 里芋のみそ汁 牛乳
《里芋のみそ汁》
里芋は、ずっと昔の縄文時代から食べられていたと言われています。その頃はまだ稲作が行われていなかったので、お米の代わりに里芋を主食として食べていたようです。里芋は、ゆでたり煮たりするとぬめりが出てきますが、このぬめり成分は、脳の細胞を活性化させ、免疫力を高めるなどの効果があると言われています。今日は、里芋をたくさん入れたおみそ汁を作りました。
11月11日
フォカッチャ イタリアンサラダ 手作りニョッキのクリーム煮 ジョア(いちご)
《世界の料理「イタリア」》
今月の世界の料理給食は、「イタリア」の料理です。「フォカッチャ」はイタリア生まれの平たいパンですが、最近ではレストランやスーパーマーケットなどでも売られているので、食べたことがあるという子も多かったです。「イタリアンサラダ」のドレッシングには、イタリア料理でよく使われる、オリーブオイルやバジルを入れてみました。「ニョッキ」は、じゃがいもを蒸してつぶして、小麦粉やチーズを練り込んで作りました。クリームソースに入れて煮込んだのでわかりにくくなってしまいましたが、おいしく食べてもらえたようで、残食はほとんどありませんでした。
イタリアンサラダは、赤や黄色、緑の野菜で見た目もきれいです。
ニョッキは、蒸してつぶしたじゃがいもに、小麦粉、脱脂粉乳、チーズ、バターを合わせてよくこねます。
少しねかせた後、直径1.5cmくらいの棒状に伸ばします。
棒状に伸ばした生地を、1cmほどの幅に切り分けます。
フォークの背で一つずつ筋目を付けます。
この筋目を付けることで、ソースがよく絡みます。
ゆでると少し大きくなります。
ゆでたニョッキをクリームソースに合わせます。ニョッキがもちもちしていておいしいです!
11月10日
さつまいもごはん さわらの辛味焼き 即席漬け きのこ汁 牛乳
《きのこ汁》
秋はきのこがおいしい季節ですね。きのこ類には旨味成分がたくさん含まれていて、だしのような働きもしてくれます。今日の汁も、旨味がしっかり出ていて、塩を少し控えてもおいしく仕上げられました。きのこが苦手な子も、一つは食べたと言ってくれた子が多かったのでよかったです。
今日は、しめじ、えのきたけ、まいたけ、たもぎたけの4種類が入っていました。
きのこだけでは彩りが寂しくなるので、にんじんやほうれん草を加えて彩りよく仕上げました。
11月9日
タンメン 手作り肉まん みかん 牛乳
《手作り肉まん》
今日は、生地も中身の具も給食室で手作りの肉まんです。2年前に初めて提供してから毎年改良を重ね、より一層おいしく作れるようになりました。作業工程が多く、何よりも包む作業はとても難しいのですが、約600個の肉まんを調理員さんたちが丁寧に作ってくれました。「今日の肉まん、とてもおいしかったです!」「生地がもっちりしていておいしかった!」とすごく好評でした。
生地に使う小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩はふるいます。
30〜40℃のぬるま湯と油を入れてこねます。
量が多いので、生地をこねるのも大変です。
生地をひとまとめにして、30分ほどねかせます。
生地をねかせている間に中身の具を作ります。
生地を人数分に分けて伸ばし、中身の具をのせます。
一つずつ、丁寧に包み、カットしたクッキングシートにのせて蒸します。
蒸すとふんわりと大きく膨らみました。
11月8日
ごはん 鶏肉と根菜の南蛮揚げ カミカミ和え 切干大根のみそ汁 牛乳
《いい歯の日「カミカミメニュー」》
11月8日は、ゴロ合わせから「いい歯の日」となっています。よくかんで食べることにより、だ液がたくさん出てむし歯を予防したり、食べ物の消化・吸収がよくなったり、脳の働きが活発になって記憶力がアップしたりなどのよい効果が得られます。今日は、れんこん、ごぼう、にんじんなどの根菜や、するめいか、切干大根などのかみごたえのある食材をたくさん使ったカミカミメニューにしました。いつもより食べるのに時間がかかるメニューだったことや、食べ慣れない食材もあったことから、残食は多めになってしまいました。しかし、「たくさんかんだからあごが疲れちゃった。」や「よくかんで食べたよ。」と言っている子もいたので、やはりカミカミメニューを取り入れることも大切だと思いました。
南蛮揚げのれんこんとごぼうは、いつもより大きめ、厚めに切りました。
れんこん、ごぼう、鶏肉に、それぞれ衣をまぶして油で揚げます。
しょうゆ、酢、砂糖、しょうがで作ったたれを、全体によく絡めます。
和え物には、するめいかがたっぷ!旨味も出ます。
みそ汁の大根は切干大根にして、いつもよりかみごたえをアップ!
切干大根の独特な風味が苦手という人もいますが、みそ汁にすればあまり気になりません。
11月5日
焼きカレーパン 花野菜のサラダ ベーコンポテトスープ 牛乳
《花野菜のサラダ》
花野菜のサラダは、ブロッコリーとカリフラワーが入ったサラダです。ブロッコリーやカリフラワーは、花のつぼみの部分を食べる野菜なので、花野菜と呼ばれています。今日は、たまねぎとにんにくのみじん切りを入れたドレッシングで和えました。
緑と白で、色合いもきれいです。
たまねぎとにんにくを入れて作ったドレッシングを、しっかりと絡ませます。
11月4日
ごはん・小松菜ふりかけ 揚げ出し豆腐 根菜汁 牛乳
《小松菜ふりかけ》
今日は、小松菜を使った手作りのふりかけです。地元農家さんの新鮮でおいしい小松菜を、一度ゆでてみじん切りにし、ごま油で炒めて水分を飛ばします。水分が飛んだら塩で味付けし、別で炒っておいたちりめんじゃことごまと合わせたら完成です。小松菜とちりめんじゃこで、カルシウムたっぷりのふりかけです。ごはんがたくさん食べられるようにしっかりと味を付けています。とても人気で、ごはんもふりかけもほとんど残っていませんでした!
みじん切りにした小松菜は、水分が飛ぶまでしっかり炒めます。
少ししっとりとしたふりかけです。小松菜やちりめんじゃこが苦手な子も食べられていました。
11月2日
たっぷりキャベツのホイコーロー丼 中華風コーンスープ りんご 牛乳
《市内共通献立》
今日は、西東京市内の保育園や小学校・中学校の共通献立です。昨年に引き続き、今年も、野菜を食べることをさらに意識してもらうために、11月に西東京市内でとれた野菜を使って実施することになりました。今年のメニューは、西東京市産のキャベツを使った「たっぷりキャベツのホイコーロー丼」です。地元農家さんのおいしいキャベツをたっぷり使って、おいしいホイコーロー丼ができました。今日のキャベツは加熱してもくたくたにならず、食べる時までシャキシャキとした食感が残っていました。子供たちからも好評でした!
地元農家さんから新鮮なキャベツを届けてもらいました。
芯を切り落として、3回洗います。
4cm角にザクザクと切っていきます。
この大きなザル4個分もありました。
大量なので、ひとザルずつ入れて少しずつ混ぜ合わせました。
ピーマンと赤ピーマンも入って、彩りもきれいにできました。
11月1日
ゆかりごはん 肉じゃが 生なめこのみそ汁 牛乳
《生なめこのみそ汁》
今日は、季節を感じられる生なめこのみそ汁です。なめこは水煮のパックで売られているので一年中手軽に食べることができますが、生なめこはこの時期にこそ食べられるおいしさです。なめこと言えば独特なぬめりが特徴的ですが、このぬめりが苦手という子も多く、いつものみそ汁に比べて少し残食が多くなっていたのが少し残念でした。