5月の給食
更新日:2021年6月2日
5月31日
ココア揚げパン アスパラときゅうりのサラダ ABCスープ 牛乳
《アスパラときゅうりのサラダ》
今日は、旬のアスパラが入ったサラダです。この季節しか使わないので、給食では食べる機会の少ない野菜の一つです。今回は、食べやすいように薄くスライスしましたが、きゅうりとそっくりになってしまい、「こっちがアスパラですか?」と聞かれてしまいました。6月にはアスパラを肉巻きにする予定なので、その時にまたよく味わってもらいたいと思います。
アスパラは、斜めにスライスしました。小さく切っても、アスパラの風味はちゃんと感じられます。
5月28日
親子丼 五目汁 メロン 牛乳
《メロン》
今日のメロンは、茨城県産の「ユウカメロン」です。収穫の2〜3日前から表面の皮が緑色から黄色に変わり始め、収穫の時期を色で知らせてくれるおもしろいメロンです。「明日のメロンが楽しみ〜!」と前日からワクワクしている子もいましたが、今年度初めてのメロンはあまくて良い香りがしておいしかったです。
大きくて立派なメロンです。皮はちゃんと黄色くなっていました。
調理員さんに、種は残らず取ってもらいました。感謝です。
5月27日
ゆかりごはん かつおの竜田揚げ 海藻の和え物 みそけんちん汁 牛乳
《かつおの竜田揚げ》
今日は、季節を感じられる食材の一つ、“かつお”の竜田揚げです。北に向かっていき、3月から5月までの間に旬を迎える「上りがつお」は、9月から10月頃に旬を迎える脂ののった「戻りがつお」に比べてさっぱりしています。夏の訪れを告げる、その年初めて水揚げされたかつおは「初がつお」と呼ばれ、これを食べると縁起が良いと言われています。
下味をしっかりつけて、衣をまぶして揚げます。
一口サイズなので食べやすく、苦手な子も一個は食べてみる!と頑張っていました。
5月26日
オリエンタルスパゲティ ほうれん草のサラダ オレンジスフレ 牛乳
《オレンジスフレ》
今日のデザートは「オレンジスフレ」です。名前に“オレンジ”とついていますが、みかんの缶詰を使っています。クリームチーズがたっぷり入っているので、チーズケーキのような仕上がりになり、子供たちにも大人気でした!
小麦粉以外の材料はミキサーにかけて、ふわふわとろとろにします。
小麦粉をふるって入れて、さっくりと混ぜ合わせます。
カップに一つずつ生地を流し込み、オーブンで焼きます。
焼き色がある方が子供たちに人気なので、少し焼き色を付けました。
5月25日
じゃこ菜飯 揚げ出し豆腐 野菜の昆布和え 沢煮碗 牛乳
《揚げ出し豆腐》
揚げ出し豆腐は、水切りした豆腐にかたくり粉や小麦粉等の衣をつけて油で揚げ、だし汁やしょうゆ味のたれをかけた料理です。今日は、小麦粉とコーンスターチをまぶしました。コーンスターチを使うと、衣がべたべたにならず、サクッと揚げることができます。暑い日が続いているので、体が疲れて食欲が落ちている子が多いのか、今日は残食が少し多めでした。残食が多い日は気持ちが落ち込んでしまうのですが、「揚げ出し豆腐がおいしかったよ!」とわざわざ伝えに来てくれる子がいて、元気をもらえました。
衣は全ての面にしっかりつけます。
破裂することもなく、きれいにサクッと揚がりました。
ねぎが入ったしょうゆ味のたれをたっぷりかけます。
最後に糸削りをたっぷりかけたら完成です。
5月21日
ガルバンゾーカレーライス スタミナサラダ フルーツポンチ 牛乳
《体育発表会応援メニュー》
今日は、体育発表会応援メニューです。練習続きで体が疲れ気味の人もいるので、スタミナアップできるようなメニューにしました。スタミナサラダには、疲労回復効果のあるビタミンB1が多く含まれる豚肉を、ビタミンB1の吸収を良くするしょうがと炒めて入れました。さっぱりしたドレッシングの味とも合っていて、子供たちもよく食べていました。カレーライスには、「ガルバンゾー」という豆を入れました。子供たちは、「がんばるぞーカレーライスだ!」と喜んでくれていました。
ガルバンゾーカレーライスに使う調味料やスパイスです。色々なスパイスをブレンドしています。
ガルバンゾーとはひよこ豆のことです。ホクホクとした食感で食べやすいです。
しょうがとトウバンジャンで炒めた豚肉は、食欲をそそります。
豚肉を冷やしてから、野菜とドレッシングと和えました。
5月20日
小ぎつねごはん さわらの辛味焼き 浅漬け 新じゃがいものみそ汁 牛乳
《さわらの辛味焼き》
今日の給食の魚は、魚へんに春と書く「鰆」という魚です。漢字が表すとおり、さわらは春が旬で、瀬戸内海では春を告げる魚と言われています。さわらは白身の魚で、適度に脂がのっていて味に深みがあります。塩焼きや照り焼きなどの焼き物にするとおいしいので、今日はピリ辛な辛味焼きにしました。
5月19日
黒砂糖食パン パルメジアーナ ヴィナグレッチサラダ フェジョアーダ 牛乳
《世界の料理「ブラジル」》
今日は世界の料理給食で、「ブラジル」の料理です。「パルメジアーナ」は、チキンカツにトマトソースとチーズをかけた、ブラジルの家庭料理です。給食では、トマトソースにチーズを混ぜて作りました。「ヴィナグレッチサラダ」は、酢にトマトなどの野菜をたっぷり混ぜたドレッシングで味付けしています。このドレッシングをソースとして肉や魚にかけて食べることも多いそうです。「フェジョアーダ」は、黒豆や豚肉、ソーセージをにんにく、塩、こしょうで煮込んだ料理で、ブラジル人に最も親しまれている料理の一つです。今日は、特に「パルメジアーナ」が人気でした。
パルメジアーナのお肉は、やわらかく揚げられました。
トマトソースは、よく煮込んで酸味を飛ばしました。
サクッと揚げたチキンカツに、トマトソースをかけます。
ヴィナグレッチサラダのドレッシングは、細かく刻んだ野菜がたっぷり入っています。
ドレッシングをレタス、きゅうりと和えると、彩りもきれいです。
フェジョアーダの豆は、黒豆ではなく4種類のミックスビーンズを使いました。
5月18日
ごはん・元気みそ じゃがいものそぼろ煮 かきたま汁 牛乳
《元気みそ》
元気みそは、にんじん、ピーマン、ねぎ、しいたけ、しょうがを炒めて、みそ、砂糖、酒、みりんであまめに味付けしています。ごはんがたくさん食べたくなるような味付けで、子供たちもおいしいと言っていました。
5月17日
しょうゆラーメン ジャンボ揚げぎょうざ デコポン 牛乳
《ジャンボ揚げぎょうざ》
今日は、お店でよく売られているぎょうざの皮の2倍近くもある大きな皮を使って作った、ジャンボ揚げぎょうざです。1年生から3年生は直径13cm、4年生から6年生は直径14cmのものを使いました。皮が大きい分、中身もたっぷり入るので、ボリューム満点の一品です。「大きすぎてお腹いっぱいでもう食べられない!」という子もいましたが、「おいしい〜!」と大人気でした。
しょうゆラーメンは、今日はつけ麺スタイルです。野菜もたっぷり入っています。
中身の具材をしっかり練って餡を作ります。
一つずつ包みます。隙間が空かないようにしっかり閉じます。
中の餡にしっかりと火がとおり、良い揚げ色になるまでじっくり揚げました。
5月14日
ひじきごはん 焼きししゃも からし和え かぶとえのきのみそ汁 牛乳
《ひじきごはん》
ひじきは、わかめや昆布、のりと同じ海藻の仲間です。からだをつくる赤グループの食べ物ですが、からだの調子もよくしてくれます。ひじきは苦手な子もいるかと思いましたが、「ごはん増やしたい人いますか?」という先生の声に、たくさんの子が手を挙げてくれていました。食べ終わった後に、「おいしかったからまた作ってほしい!」と言ってくれた子もいました。
ひじきの煮物のように、味をよく染み込ませます。
しょうゆと酒を入れて炊いたごはんに、具をよく混ぜ合わせました。
5月13日
セサミトースト 春キャベツのサラダ ポークビーンズ 牛乳
《春キャベツのサラダ》
春キャベツは、葉の巻きがゆるく、中まで黄緑色をしています。やわらかくてみずみずしいので、サラダなど生で食べるとおいしいです。給食では生で提供できないので、一度ゆでて水冷してサラダにしました。芯の部分もえぐみ等がなく、おいしかったです。
5月12日
ごはん さばのカレー風味焼き 卵と野菜の炒め物 若竹汁 牛乳
《若竹汁》
若竹汁は、「わかめ」と「たけのこ」が入っているので、「わかたけ」汁という名前になっています。どちらも一年中食べることができますが、旬は今の季節です。旬のものは風味や食感がとてもよく、この時季にしか味わえないおいしさです。
わかめとたけのこのおいしさがしっかりと味わえるように、だしを利かせてあっさりとした味に仕上げました。
5月11日
肉汁うどん みそポテト デコポン 牛乳
《郷土料理「埼玉県」》
今月の郷土料理給食は、「埼玉県」の料理です。「肉汁うどん」は、埼玉県の西側の地域で食べられている「武蔵野うどん」の一つで、だしの利いたしょうゆ味の温かい肉汁に、冷たいうどんをつけて食べます。給食ではいつものうどんの麺ですが、武蔵野うどんは麺が太くて茶色がかった色をしています。「みそポテト」は、秩父地方で農作業の合間や小腹がすいた時に食べる「小昼飯」の一つです。ホクホクに揚げたじゃがいもに、甘辛いみそだれをたっぷりからめています。今日はどの料理も大人気でした!
うどんはゆでてしっかり水で冷やします。
肉汁うどんなので、豚肉は少し厚さを厚めにして、たっぷり入れました。
じゃがいもはカリッとホクホクになるようにじっくり揚げました。
甘辛いみそだれとじゃがいもの相性は抜群でした。
5月10日
シーフードクリームライス コールスローサラダ レタスのスープ ジョア(いちご)
《レタスのスープ》
レタスは夏野菜というイメージもありますが、旬は4月から5月の春レタスと、6月から9月の夏秋レタスの2回あります。サラダだけでなく、炒め物や鍋、スープなどにしてもおいしいです。今日は、西東京市内の農家さんが育てたレタスをたくさん使わせてもらって、レタスのスープを作りました。
レタスは包丁で切ると切り口が茶色くなりやすいので、手でちぎります。
食感が少しでも残るように、出来上がりの直前に入れて仕上げます。
5月7日
中華ちまき 華風きゅうり ワンタンスープ 牛乳
《行事食「端午の節句」》
5月5日は「端午の節句」だったので、少し遅れて中華ちまきを作りました。ちまきは「端午の節句」に食べると縁起が良いとされています。日本の中でも地方によって違い、北海道や東北地方、関東地方等は、おこわをもち米や豚肉等を竹の皮で包んで蒸した中華ちまきで、関西地方では、お団子を笹の葉で包んだものが多いようです。給食では中華ちまきにしましたが、子供たちの好みは分かれていました。「もち米がモチモチしていてすごくおいしかった!」という声もあれば、「竹の皮のにおいが嫌で・・・。」という声もありました。なかなか食べる機会も多くないと思うので、貴重な体験になったと思います。
立派な竹の皮が届きました。
もち米は、具材と一緒に味付けして、7分炊きくらいまで加熱します。
途中まで折った竹の皮に、中身を詰めます。
もち米が炊き上がるまで蒸したら完成です。
5月6日
コーンピースごはん 鶏肉のねぎ塩焼き きんぴらごぼう 新たまねぎのみそ汁 牛乳
《コーンピースごはん》
コーンピースごはんは、とうもろこしとグリンピースが入ったごはんです。グリンピースは春から初夏の今が旬です。缶詰や冷凍食品になっていつでも使えるようになっていますが、生の豆で手に入れることができるのは、一年のうちで今だけです。苦手な子も多いですが、旬の味を味わってほしいと思い、今日はグリンピースを主役にしました。
とうもろこしは、お米と一緒に炊き込みました。
グリンピースは色が悪くならないように、別でゆでて混ぜ合わせました。