12月の給食
更新日:2021年12月28日
12月23日
クリスマスお楽しみ給食
《クリスマスお楽しみ給食》
今日は、2学期最後の給食です。毎年恒例になったクリスマスお楽しみ給食ですが、今年のメニューは「ターメリックライスブラウンソースがけ、ローストチキン、もみの木サラダ、クリスマスゼリー、セレクトドリンク」です。今回のセレクトドリンクは、「ジョア(プレーン)、白ぶどう&ほうれん草ジュース、オレンジジュース」の3種類から一つ選べましたが、ジョア(プレーン)が107人、白ぶどう&ほうれん草ジュースが196人、オレンジジュースが266人でした。ターメリックライスは、見た目は鮮やかな黄色できれいですが、独特の香りと味がするので苦手な子もいるかなと思いましたが、ブラウンソースと一緒においしく食べてもらえたようです。ローストチキンは、漬け込む調味液にはちみつを混ぜているのでやわらかく仕上げることができました。もみの木サラダは、ブロッコリーでもみの木を、5色の星マカロニと星型にしたにんじんでオーナメントをイメージしました。いつもサラダの感想は子供たちからあまり言われないのですが、今日はサラダが一番おいしかったと言っている子も多かったです!クリスマスゼリーは、ぶどうゼリーの上にアセロラゼリーとみかんの缶詰、星型のナタデココを飾り付けたオリジナルゼリーです。ボリュームがありましたが残食はとても少なく、みんな喜んでくれていたのでよかったです。たくさんの子に「おいしかった!」と言ってもらえたので、良い形で締めくくることができました。今学期もありがとうございました。
ローストチキンは、にんにく、白ワイン、塩、こしょう、しょうゆ、はちみつを混ぜた調味液に漬け込みます。
お肉に焼き色が付いておいしく焼き上がりました。
もみの木サラダは、ブロッコリーの緑色にカラフルなマカロニとにんじんの色が映えてきれいです。
クリスマスゼリーの土台はぶどうゼリーです。
上に飾るアセロラゼリーは、一度固めてから細かく砕きます。
ぶどうゼリーの上に、アセロラゼリー、みかんの缶詰、星型ナタデココの順にきれいに盛り付けたら完成!
セレクトドリンクには、調理員さんが一つずつクリスマスシールを貼ってくれました。
今年もクリスマスカードは喜んでもらえました!
12月22日
カリカリ梅ごはん さけの幽庵焼き かぼちゃの煮物 青菜のみそ汁 牛乳
《行事食「冬至」》
今日は、一年で一番昼が短く、夜が長い「冬至」です。冬至の日にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると病気をしないで健康でいられると言われています。今日の給食は、冬至に合わせて「かぼちゃの煮物」と「さけのゆうあん焼き」にしました。かぼちゃは別名「なんきん」といいます。冬至の日に「ん」のつくものを食べると、「運」を呼び込めると言われています。「ん」のつく食べ物は、他にも「にんじん」「れんこん」「だいこん」などがあります。ゆうあん焼きは、魚の切り身をしょうゆ、酒、みりんを合わせたたれに漬け込んで焼いた料理で、たれにはゆずを入れています。ゆず湯は血行を良くして冷え性を和らげてくれるので、風邪予防にもなります。お家では、ゆっくりゆず湯に入って体を温めてもらえればと思います。
かぼちゃは煮え具合が均一になるように、大きさをそろえて切ります。
クッキングシートで落し蓋をして、静かな火でじっくりと味を煮含めます。
煮崩れることなく、きれいにできました。味も染みていておいしいです。
すりおろしたゆずの皮と絞った果汁が入ったたれで漬け込んでいます。良い香りです。
12月21日
ピザトースト 肉団子と野菜のスープ 紅まどんな 牛乳
《紅まどんな》
紅まどんなは、愛媛県のみで栽培が認められているかんきつ類です。外側の皮が薄くてデリケートなので、雨に当たらないように施設で育てたり、袋をかけたりして大切に育てられているそうです。ゼリーのようにぷるぷるとしてとろけるような食感と、ジュースを飲んでいるかと思うくらいのたっぷりの果汁で、とてもおいしいです。内側の薄い皮をむかずに食べられるので、子供たちにも人気がありました。
皮が濃い紅色で見た目もとてもきれいなので、「愛媛の貴婦人」とも呼ばれているそうです。
12月20日
豆ごはん さわらのカレー揚げ ほうれん草ののり和え みぞれ汁 牛乳
《みぞれ汁》
みぞれ汁は、大根おろしをたくさん使った汁物です。大根おろしを汁に入れて加熱することで、白い色から透明になります。その透明がかった様子が、天気の「みぞれ」に似ていることからみぞれ汁という名前が付けられています。大根おろしの苦みや辛みが苦手という人もいるので、一度別で煮てから汁に合わせました。さっぱりしていておいしかったです。
おいしい大根でしたが、食べやすくなるように一度別で煮ました。
汁にいれると、ほんとうにみぞれのように見えます。
12月17日
ほうとう ずいきと生揚げの甘辛炒め りんご蒸しパン 牛乳
《郷土料理「山梨県」》
今月の郷土料理給食は、「山梨県」の料理です。「ほうとう」は、小麦粉を練り、平らに切ったほうとう麺を、たっぷりの具材とともにみそ仕立ての汁で煮込んだもので、山梨県の代表的な郷土料理です。「ずいき」は、サトイモやハスイモの葉っぱと茎の間の部分で、乾燥させて保存食として昔から利用されてきました。今日は、生揚げと炒めて甘辛く味付けしました。ほうとうが特に好評で、ほとんどの子が汁まできれいに食べてくれていました。
ほうとうは、冷凍麺を使いました。さっとゆでて汁と合わせます。
ほうとうと言えばかぼちゃです。煮崩れないように、食べられる硬さに蒸して、最後に合わせました。
しっかりとしたみそ味がおいしいです。体が温まります。
アク抜きのため、水で戻したずいきをお湯でゆでます。
水でよく洗い、水分を絞って使いました。
生揚げや豚肉、野菜と一緒に炒めて、甘辛い味を付ければ完成です。
12月16日
あんかけチャーハン 華風だいこん さつまいもチップス 牛乳
《さつまいもチップス》
さつまいもチップスは、さつまいもをすごく薄く切って、油でパリパリになるように揚げます。いつも野菜チップスを作る時は塩をまぶしていますが、今日は粉砂糖をまぶしてあまい味に仕上げました。今日のさつまいもは「紅はるか」です。粉砂糖をまぶさなくても、かんでいるとあまみが感じられてとてもおいしかったです。子供たちからも大人気でした!
パリパリになるまでじっくりと揚げます。ポイントはさつまいもをすごく薄く切ることです。
粗熱が取れたら粉砂糖を全体にまぶします。さつまいものあまさを活かして粉砂糖は少なめにしました。
12月15日
ごまごはん 宝袋煮 えび団子汁 牛乳
《えび団子汁》
世界には約3000種類のエビがいるといわれ、そのうち食用として流通しているものは約150種類です。日本では、イセエビ、クルマエビ、シバエビ、アマエビ、ボタンエビなどが多く食べられています。今日は、クルマエビ科の天然エビのピンクエビをすり身にして、ねぎやしょうが、かたくり粉、塩などを混ぜて作ったお団子を汁に入れました。お魚屋さんにすり身にして持って来てもらいましたが、食感が残るくらいにしてくれていたので、しっかりとエビの味を感じられました。エビの旨味が溶け出た汁はおいしかったと思ったのですが、エビが苦手という子もいて少し残食が多くて残念でした。もう少し食べやすくなるように、次回はまた工夫しようと思います。
直径1.5cmくらいにして汁に落とし入れます。加熱されるとほんのりオレンジ色になってきれいです。
12月14日
ソフトフランスパン サルマーレ チョルバ みかん 牛乳
《世界の料理「ルーマニア」》
今月の世界の料理給食は、「ルーマニア」の料理です。「サルマーレ」は日本のロールキャベツのような料理で、中身にはお肉と一緒にお米を入れます。給食では、お米の代わりに押麦を入れて作りました。「チョルバ」は少しすっぱい具だくさんな煮込みスープです。今日は、仕上げにレモン汁を入れました。見た目以上にボリューム感があって、「おいしいけれどお腹いっぱいになっちゃった。」と言っている子もいました。日本の料理ではないので、いつもより好みがわかれていましたが、概ね好評でした。
よくこねて肉だねを作ります。押麦は下茹でしてから入れました。
サルマーレはロールキャベツのような料理ですが、給食では大きめに切ったキャベツで肉だねを挟みました。
鶏がらで取ったスープに調味料で味付けし、かたくり粉で少しとろみをつけた煮汁を作ります。
カップにキャベツを入れ、その上にハンバーグのように平たくした肉だねを敷き詰めます。
上からキャベツを乗せ、煮汁をかけ、オーブンで蒸し焼きにしたら完成です。
チョルバはトマト味にしました。レモン汁の酸味でさっぱりとおいしく食べられました。
12月13日
ごぼう入りそぼろごはん たらのピリットジャン 白菜の甘酢漬け わかめのみそ汁 牛乳
《たらのピリットジャン》
たらは身がやわらかく、味はあっさりとしているので、色々な料理でおいしく食べることができます。今日はから揚げにして、トウバンジャンとすりおろしたりんご、しょうが、にんにくなどを入れて作った甘辛いたれをからめました。おいしいと言ってくれる子が多かったです。
子供たちが食べやすいように角切りにしました。小麦粉とかたくり粉をまぶします。
油でからっと揚げます。中はふわっとやわらかいです。
このたれはトウバンジャンのピリ辛さだけでなく、りんごの甘みもあっておいしいです。
から揚げにしたたらに、たれをしっかりとからめたら完成です。
12月10日
ポークカレーライス コーンフレークサラダ りんご 牛乳
《りんご》
今日のりんごは、青森県産の「サンふじ」です。「ふじ」という品種もありますが、その違いは栽培するときに袋をかけているかどうかによります。袋をかけず日光をあてて栽培したふじをサンふじと呼びますが、袋がけをしたふじと比べると、日にあたっているため表面はまだらですが、完熟して甘さが増し、中央部分には蜜が入っています。今日のりんごも、とても甘く、蜜も入っていました。食感もシャキシャキとしていてとても良かったです。
これぞりんごという感じのきれいな赤い色をしています。
皮をむいて芯を取るのには、機械も使っています。
12月9日
ごはん・スタミナ納豆 里芋の揚げ煮 塩豚汁 牛乳
《スタミナ納豆》
スタミナ納豆は、ひきわり納豆にごま油で炒めた鶏ひき肉を混ぜ合わせています。にんにくやしょうがも加えることで、納豆の独特なにおいも抑えられます。意外と大事なのが、隠し味に入れているタバスコで、タバスコの辛味が食欲をそそります。納豆が苦手な子もいるので残食が多くなるかなと心配していましたが、ほとんどありませんでした。「今日は納豆ごはんが一番おいしかった!」「普通の納豆は苦手で食べられないけれど、今日のはおいしくて食べられた!」と言ってくれた子がたくさんいたので、とても嬉しかったです。
具材をしょうゆ、砂糖、酒で味付けし、隠し味にタバスコを入れます。少ししっかりめに味付けしました。
給食では納豆も加熱しないといけないので、蒸してから他の具材と合わせました。
12月8日
キムチラーメン ジャンボシュウマイ カルピスフルーツゼリー 牛乳
《カルピスフルーツゼリー》
今日は、乳酸菌飲料のカルピスを使ったデザートです。菌は菌でも体を元気にしてくれる良い菌の乳酸菌は、みそやしょうゆ、漬け物などの発酵食品を作る時に活躍します。カルピスは、牛乳から脂肪分を取り除いたものに、乳酸菌などを加えて作られています。今日は、カルピスと缶詰のみかん、黄桃、パイナップルを使ってゼリーを作りました。
煮溶かした寒天液に、温めておいたカルピスを合わせてゼリー液を作ります。あまずっぱい良い香りです。
あらかじめみかん、黄桃、パイナップルを入れたカップに、カルピスゼリー液を注ぎ入れて、冷やし固めます。
12月7日
茶飯 おでん 浅漬け 牛乳
《茶飯・おでん》
茶飯は、しょうゆや酒、塩などで味付けした、具のない炊き込みごはんです。おでんとの相性が良いとされ、東京では江戸時代から一緒に食べられていたようです。
おでんは、豆腐を串に刺して焼いてみそを塗った「田楽」から生まれたと言われ、それが豆腐からこんにゃくに変わり、しょうゆ味で煮込むようになり、煮込みおでんと呼ばれるようになりました。最近では、大根やたまご、昆布、ちくわなど、様々な材料を入れるようになっています。今日は、大根、にんじん、こんにゃく、ちくわ、ちくわぶ、がんもどき、揚げボール、うずらたまごで作りました。
うずらたまごは崩れやすく、味が染みるのにも時間がかかるので、少し濃いめの煮汁で別で煮ました。
給食のおでんは、みんなに色々な具材がいきわたるように小さめにしています。
12月6日
ガーリックトースト ほうれん草のサラダ 冬野菜のあったかスープ 飲むヨーグルト
《冬野菜のあったかスープ》
冬は、寒さや乾燥、雪など、作物にとっても厳しい季節ですが、甘みや栄養が増えたりして、より一層おいしくなる野菜もあります。冬野菜には、体を温める効果があったり、お腹の調子を整える食物繊維、かぜの予防に役に立つビタミンAやCを含んでいるものがたくさんあります。今日は、かぶ、白菜、ブロッコリー、にんじん等を使って、とろみをつけた体の温まるスープを作りました。牛乳は入っていませんが、トロトロしているのでシチューだと思っている子もいたようです。
手作りのルウでとろみをつけているので、シチューのようにも見えます。ブロッコリーで彩りもきれいです。
12月3日
五目ごはん はたはたのから揚げ じゃがいもとねぎのみそ汁 牛乳
《はたはたのから揚げ》
「はたはた」は、体長20cmくらいの小さな魚です。水深100mから400mほどの深海に生息していますが、11月〜12月頃になると、秋田県付近の海面に産卵に来ます。そのため、秋田県でははたはた漁が盛んに行われ、県魚にもなっています。今日は、塩と酒で下味をつけて、かたくり粉と小麦粉をまぶしてから揚げにしました。給食でも今まで提供していなかったため、食べたことがないという子もたくさんいました。
今日は頭は切り落として魚屋さんに納品してもらいました。
骨までおいしく食べられる、から揚げです。
12月2日
ほうれん草のクリームスパゲティ キャベツのサラダ みかん 牛乳
《みかん》
かんきつ類はインドや東南アジアで生まれたといわれ、世界中に100種類以上もあります。みかんは温州みかんとも呼ばれ、中国から来たかんきつ類から偶然生まれたという、日本独自の品種です。ビタミンCやカロテン、クエン酸がたっぷりで、かぜの予防や回復にも効果があり、今の季節にぴったりの果物です。今日のみかんは皮がとても薄かったので、剥きにくいと言っていた子もいましたが、食べられる部分が多いと喜んでいる子もいました。
今日は、愛媛県産の「しずる」という名前が付けられたみかんでした。
給食では、流水で3回丁寧に洗っています。甘くてジューシーでとてもおいしいみかんでした。
12月1日
菜飯 すき焼き煮 すましじる 牛乳
《すき焼き煮》
すき焼きは、江戸時代に「すき」という農具の金属のところを鉄板の代わりにして豆腐などを焼いて食べたことから「すき焼き」と言われるようになったそうです。牛肉を使うのが一般的ですが、給食では豚肉を使ってさっぱりと仕上げました。「今日もおいしかったよ〜!」と言ってもらえました。
給食のすき焼き煮は、定番の具材に加えてにんじんも入るので彩りもきれいになります。