12月の献立
更新日:2024年12月24日
12月23日(月曜日)
・チキンライス
・ノエルサラダ
・米粉のマカロニスープ
・チョコタルト
・牛乳
クリスマスは、キリスト教のお祭りです。ツリーは、すべてキリストにまつわるものが飾られています。クリスマス料理といえば、七面鳥のローストチキンが有名ですが、もともとは、収穫を感謝するために、みんなで集まって楽しく食事をして、冬の寒さにそなえて体力をたくわえることが目的でした。
今日のトマトは、西東京市産です。西武柳沢駅の近くにある、ファーム柳沢さんから新鮮なトマトを届けてもらいました。ここは、ハウス栽培なので、冬でも収穫することができます。IT技術により、ハウス内の室温や水分や養分は、24時間管理されています。「フルティカ」という大きめのトマトです。甘くて皮が薄いので、食べやすいと思います。新鮮なトマトの甘さと酸っぱさを味わってください。
12月20日(金曜日)
・かぼちゃほうとう
・ししゃもの磯辺揚げ
・さわやか柚子寒天
・牛乳
明日は、冬至です。冬至は、太陽が北半球から最も遠くなり、昼間の時間が一番短い日です。この日を境にまた日が長くなっていきます。昔の人は、冬至を「太陽がよみがえる日」と信じていました。この日を境に、人びとの力も戻ると考え、柚子湯に入って体を清め、栄養豊富なかぼちゃを食べて、力をつける習慣ができたそうです。冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。夏にとれる野菜ですが、冬まで保存でき、冬の貴重な栄養源です。
ほうとうは、山梨県の郷土料理です。山梨県北杜市は西東京市の姉妹都市として交流があります。平たい麺を煮込みます。豚肉やかぼちゃ、野菜がたくさん入ったあたたかい鍋料理です。
12月19日(木曜日)
・玄米ご飯
・中華肉じゃが
・春雨サラダ
・ラ・フランス
・牛乳
春雨は、中国で生まれた食べ物です。「じゃがいも」や「りょくとう」のでんぷんから作ります。コシがあり、つるりとした食感が特徴です。味が染み込むと美味しくなります。春雨を漢字で書くと、季節の春に雨と書きます。透明な麺が、まるで春の雨のように見えることから名前が付いたそうです。春雨そのものには味がありませんが、料理の味を染み込ませるとおいしくなります。
今日の果物は、洋梨のラ・フランスです。フランスで生まれた果物で、日本では山形県で最も多く栽培されいます。さわやかな甘さとトロリととろける食感がおいしいです。
12月18日(水曜日)
・コーンライス
・生揚げのチーズ焼き
・小松菜ときのこのスープ
・牛乳
今日は、カルシウム強化の献立です。
カルシウムというと、牛乳や小魚を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は生揚げや小松菜にもカルシウムがたくさん含まれています。
成長期の子どもは、大人に比べて骨の成長が活発です。骨の量が増えるこの大切な時期にカルシウム貯金をして骨を丈夫にしておくことが、将来に向けて骨粗鬆症を防ぐことにつながります。
カルシウムは強い歯や骨を作るだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる効果もあります。心身ともに健康でいるためにカルシウムを十分に摂取することを意識しましょう。
12月17日(火曜日)
・胚芽食パン
・西東京野菜ほかほかグラタン
・かぶのスープ
・みかん(はれひめ)
・牛乳
今日は6年生が考えためぐみちゃんメニュー『西東京野菜のホカホカグラタン』です。
応募コメントは、「キャベツとブロッコリーは、西東京野菜で味わえるように大きめに切る。キャベツは茹でる。ベーコンは香ばしくする。グラタンのクリームはできるだけ濃厚にする。チーズはとろ〜ん。」だそうです。今年度のめぐみちゃんメニューの給食実施は以上となります。
ブロッコリーの旬は冬です。1年中売っているので、旬が分かりにくい野菜ですが、冬野菜です。ブロッコリーのつぶつぶは、つぼみなので、花を開くための栄養がたっぷりつまっています。かぜを引かないように、しっかり食べましょう!
12月16日(月曜日)
・ごはん
・鯖の生姜煮
・やさいのおかかあえ
・すりごま味噌汁
・牛乳
さばは、秋から冬にかけて脂がのって美味しくなります。さばは傷むのが早い魚で、新鮮なように見えても腐り始めていることがあります。さばの肉は短時間で酵素の分解が進むからです。そのため、昔は一匹ずつ数えずに、およその数で取引されていました。そこで、数をごまかすことを「さばを読む」というようになりました。
魚を食べると 体に良いことがたくさんあります。1つめはビタミンDという栄養が骨を強くしてくれます。2つめは、DHAとEPAという栄養が脳に良いので、頭の働きが良くなります。苦手な人もがんばって食べましょう。
12月13日(金曜日)
・まぜまぜビビンバ
・トックスープ
・フルーツヨーグルト
・牛乳
まぜまぜビビンバは、ビビンバに上にのっているお肉と野菜をごはんに混ぜました。具に味がよく染みています。
トックスープは、トックと呼ばれる韓国のおもちが入っていて、日本のお雑煮のようなスープです。だんだん寒くなってきたので、スープを飲んで、体を温めましょう。
デザートのヨーグルトは、牛乳を乳酸菌で発酵させ固めたものなので、牛乳と同じ栄養価があります。さらに、タンパク質、カルシウムの吸収率も高く、お腹の調子を整える効果もある食品です。温度が高いところに置いておくと乳酸菌が発酵しすぎて酸っぱくなりすぎるので、冷蔵庫で冷やしておいた方がおいしく食べられます。
12月12日(木曜日)
・わかめごはん
・鶏肉の塩麹焼き
・ほうれん草のごま和え
・なめこ汁
・牛乳
今日は、和食のこんだてです。左側にご飯、右側には汁物を置いてくださいね。鶏肉は塩麹に漬けて焼いてあります。
ほうれん草は、他の緑黄色野菜に比べても栄養価が高く、鉄分、ビタミンA、E、C、ミネラル、カロテンなどがたくさん含まれています。年間通して手に入りますが冬が旬で、寒さに強く、霜が当たると甘みが増すそうです。ビタミンCは夏より冬のほうが3倍多くなるそうです。
お店で選ぶときのポイントは
・葉がピンとしていてハリがあるもの
・色の濃い緑色のもの
・切り口がみずみずしいもの を選ぶとよいです。
12月11日(水曜日)
・大根おろしスパゲティ
・人参ドレッシングサラダ
・レモンケーキ
・牛乳
大根おろしは、生で食べるとからいですが、しっかり煮て味付けたので食べやすくなっています。大根には、ジアスターゼという消化を助ける酵素が含まれているので、胃腸の調子が良くなります。冬の大根は、寒さに耐えて甘みをたくわえるので、さらにおいしくなります。葉っぱに近い上の部分が一番甘く、先に向かって辛くなります。葉っぱも栄養豊富です。
レモンケーキは、酸っぱいレモンが苦手な人でも食べやすいケーキです。仕上げに粉砂糖とレモン果汁で作ったアイシングをかけています。レモンは、免疫力を高めるビタミンCと疲労回復効果のあるクエン酸が豊富です。
12月10日(火曜日)
・イワシのかば焼き丼
・わかめの酢の物
・田舎汁
・牛乳
今日の魚は、いわしです。「給食にお寿司、だしてよ〜」と言っていた人はいませんか。お寿司は大好きだけど、焼き魚はちょっと苦手・・・という人もいると思います。同じお魚なのに、どうしてこんなにも人気の差が分かれるのでしょうね。いわしという漢字は、魚へんに「弱い」と書きます。いわしは、水から揚げると すぐに死んでしまうことからついたと 言われています。いわしには、体にも頭にも良いDHAやEPAという栄養素が、たくさん含まれています。
今日は、小さめ骨も食べられるようにカリッと揚げて、甘辛いタレにからめました。ご飯にのせてタレをからめて食べてもとおいしいです。よくかんで食べましょう!
12月9日(月曜日)
・ぶどうパン
・大根とツナのサラダ
・キャベツのミートボールスープ
・牛乳
今月の給食目標は「残さず食べよう!」です。今週は、毎年西東京市全校で実施している『給食残菜調査』があります。苦手なものがあっても体のために、少し頑張ってチャレンジしてみましょう。
今日のキャベツのミートボールスープは、西東京市内の保育園や小学校・中学校の共通献立です。地域の野菜をたっぷり食べてもらうため、今年も11月に実施することになりました。今日は田倉さんの新鮮なキャベツと大根と小松菜を使っています。
12月6日(金曜日)
・舞茸ご飯
・千草焼き
・野菜の磯あえ
・沢煮椀
・牛乳
きのこといえば、まいたけのほかにも、椎茸・えのきたけ・まつたけ・えのきたけ・エリンギ・マッシュルームなどが知られています。日本で食用として認められているきのこは、300種類ほどあるそうです。椎茸やまいたけは、江戸時代からすでに食べられていたと推測されています。
きのこは、味や香り、シャキシャキした歯ごたえがよく、色々な料理のアクセントになります。そして、お腹の調子を整えてくれる役目もします。体にとって大切な食物繊維が豊富だからです。今日も残さず食べましょう。
12月5日(木曜日)
・えびピラフ
・エンパナーダ
・キャベツとコーンのスープ
・牛乳
今日は 南米の献立です。南米では、牛肉や豆の料理がよく食べられています。エンパナーダは、豚ひき肉の具とゆでたまごが入ったパンで、南米の街角で見られる軽食です。辛めのサルサソースをつけても美味しいです。エンパナーダは、スペイン語のパンで包むという意味から来ているそうです。小麦粉で作る生地で炒めた具を包み、オーブンでこんがり焼きます。給食では、肉と野菜を炒めて、うずらの卵と一緒に餃子の皮に包み揚げました。アツアツで食べると、肉汁が飛び出します。
12月4日(水曜日)
・カレーライス
・ビーンズサラダ
・りんご
・牛乳
給食では、甘口・中辛・辛口といったキューブのカレールーは使わずに粉状のカレー粉を使います。 カレー粉をバター、小麦粉、スパイスをゆっくり炒めてなめらかなルーを作っていくので、辛さも自由に調節できます。さらに大きな釜で460人分を一気に煮込むのでコクがありたまねぎなどの野菜の甘みも増して仕上がります。
りんごは「サンふじ」という品種です。日本では、いちばん多く出回っている種類です。りんごは果物のなかで、ビタミンCは少ないですが、「ペクチン」というおなかの調子を整える栄養素を多く含んでいます。3月頃まで、いろんな種類のりんごが出回ります。皮の色、甘さ、大きさなど、それぞれ特徴があるので、ぜひ食べ比べてみてください。
12月3日(火曜日)
・ごはん
・鮭のちゃんちゃん焼き
・白菜の塩昆布あえ
・吹雪汁
・牛乳
今日は、北海道の郷土料理「鮭のちゃんちゃん焼き」です。鮭の上に刻んだ野菜をのせ、しょうゆと味噌、バターで味付けをして オーブンで焼きました。鮭は、箸でほぐして食べましょう。北海道では、鮭のほかにホッケなどの魚やラム肉などを使うこともあります。北海道の漁師さんが仕事の合間に作ったものが始まりと言われています。昔は、ドラム缶で作った鉄板を使って船の上で料理したそうです。名前の由来は、「お父ちゃんが焼いて料理するから」「チャチャっと手早く料理ができるから」など、色々な説があります。
12月2日(月曜日)
・きなこ揚げパン
・チキンサラダ
・ボルシチ
・牛乳
ボルシチは、ロシアの代表的な家庭料理です。ビーツという赤い野菜の入ったスープです。肉や野菜を入れてじっくり煮こみます。仕上げに、サワークリームやヨーグルトをのせて食べることもあります。家庭によって材料や味付けが異なり、日本のみそ汁のようなイメージです。ロシアは、アジアからヨーロッパにまたがる世界一広い国です。日本の45倍もの広さがあります。しかし、人口は日本とあまり変わりません。冬が長く、厳しい寒さに耐えられるようにエネルギーの高い食品が好まれます。寒くなってくると体調をくずす人が増えます。しっかり野菜を食べて、体調をととのえましょう。
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