2月の給食
更新日:2021年3月2日
2月26日
砂糖揚げパン ほうれん草のサラダ ワンタンスープ 牛乳
《砂糖揚げパン》
今日の揚げパンは、シンプルな砂糖揚げパンです。砂糖には、上白糖、三温糖、グラニュー糖、氷砂糖、粉砂糖等、色々な種類があり、見た目も違います。料理によって使い分けることで、料理がよりおいしくなります。今日の揚げパンには、サラサラしていて粒の細かいグラニュー糖をたくさんまぶしました。以前、上白糖で作ったときは子供たちの反応が微妙でしたが、今回のグラニュー糖に塩を混ぜて作った揚げパンは好評でした!
パンがかたくならないように揚げるのは、とても気をつかいます。
グラニュー糖に少しの塩を混ぜることで、あまじょっぱくてよりおいしくなります。
2月25日
茶飯 変わりおでん 即席漬け 牛乳
《変わりおでん》
今年度、給食でおでんを提供するのは2回目ですが、今日はいつものおでんとは少し違う具にしてみました。おでんは地域によって、だしや味付け、具などが変わります。東京ではかつおぶしでだしを取って、しょうゆで味付けをしますが、名古屋や高松ではみそで味付けをします。具材も、たこやなると巻、たけのこ等、地域によって様々です。今日は、鶏肉やじゃがいもを入れたおでんにしました。
今日はじゃがいもを入れたので、煮崩れないようにいつもよりさらに丁寧に作りました。
2月24日
ちゃんぽん いももち デコポン 牛乳
《デコポン》
今日の果物は「デコポン」です。てっぺんがぽこっと盛り上がった独特の形からデコポンと呼ばれていますが、給食ではへたを切ってしまうので、子供たちから「今日は何のみかんなの?」と言われてしまいました。次回は実物や写真でぽこっとしたへたの部分を見せてあげられればと思います。
さっぱりとしたあまさでおいしかったですが、すっぱいと言っている子もいました。
2月22日
ごはん 家常豆腐(ジャーチャンどうふ) 中華スープ 牛乳
《家常豆腐(ジャーチャンどうふ)》
家常豆腐は、「家庭でよく食べられる豆腐料理」という意味の、中華料理です。麻婆豆腐は豆腐をそのまま使いますが、家常豆腐は揚げた豆腐、つまり生揚げを使います。ぶた肉や色々な野菜と一緒に炒め、みそで味付けしました。「ジャーチャン」という名前が難しかったようで、食べる前は、どんな料理なんだろう?とみんな不思議がっていました。
ぶた肉と野菜を炒めて味付けし、別であたためておいた生揚げを合わせるときれいに仕上がります。
2月19日
うなぎごはん きゅうりの梅おかか和え 五目汁 牛乳
《うなぎごはん》
今日は、宮崎県から届いたうなぎを使って作った「うなぎごはん」です。このうなぎは、和牛の時と同じく国の補助を受けていただいたものです。現在、日本で食べられるうなぎは、ほとんどが養殖です。今日のうなぎを届けてくれた「宮崎県」は、全国で3番目に養殖が多く行われています。国産のうなぎは値段が高いので、いつも給食に出ているのはうなぎに似た「あなご」です。うなぎはあなごよりも脂がのっていて、こってりとした味わいです。今日は、うなぎのかば焼きを焼いて、給食室で手作りしたたれをかけました。うなぎが苦手な人もいるだろうなと思っていましたが、「おいしかったー!」「初めて食べたけど、好きになった!」と大好評!みんなで感謝しておいしくいただきました。
うなぎのかば焼きは、スチームを入れながら焼きました。ふっくらカリカリにできました。
ごはんには、手作りのたれをたっぷりかけました。たれごはんだけでもおいしい!
ごはんの上に、うなぎをのせます。
うなぎごはんの完成です!蓋を開けると香ばしい香りがしました。
2月18日
ナン・キーマカレー クルートサラダ いちご 牛乳
《ナン・キーマカレー》
今日の給食は、ナンとキーマカレーにしました。いつもと違う珍しいパンの登場で、特に低学年の子供たちは、「これ何?」「パン?」「カレーなのにごはんがない!」と不思議そうにしていましたが、「おいしかったよ!」と好評でした。少し焼きすぎてしまって、静かな教室に「カリカリカリ」という音が響いてしまっていたので、次回は焼く温度と時間を調整してもう少し柔らかく仕上げられるようにしたいと思います。
パン屋さんに焼いてもらったナンを、給食室で温めました。焼き具合が難しかったです…。
キーマカレーには、豚肉と一緒に実は大豆も入っていました。気づいた人はいたでしょうか?
2月17日
菜飯 さばの生姜煮 野菜炒め 白菜のみそ汁 牛乳
《さばのしょうが煮》
今日は、さばをしょうゆやみりんなどの調味料としょうがで煮た「さばのしょうが煮」です。さばは釜で煮ると崩れやすいので、スチームコンベクションオーブンを使って煮ました。煮崩れることなく、味も染みておいしく仕上げることができました。給食では食べることの少ない煮魚ですが、1年生も「おいしい!」と言っていました。
しょうがはスライスして入れました。45分間よく煮込みました。
2月16日
たらこスパゲティ カルボナーラポテト ジュリエンヌスープ ジョア(マスカット)
《たらこスパゲティ》
今日は、たらこたっぷりのスパゲティです。たらこは炒めすぎないように、野菜を炒めた後に加えています。一年に一度程しか給食では出ないので、子供たちも楽しみにしている料理の一つです。今日もみんなよく食べていて、残食は少なかったです。
たらこと野菜でソースを作って、ゆでたスパゲティと絡めました。
2月15日
カリカリ梅ごはん 生揚げのひき肉あんかけ 吉野汁 牛乳
《生揚げのひき肉あんかけ》
生揚げは、煮物にしたり、汁物に入れたり、そのまま焼いて食べたりと、色々な食べ方でおいしく食べられます。今日は、生揚げを蒸して、テンメンジャンやしょうゆで味付けしたひき肉のあんをかけました。たっぷりのあんが生揚げによく絡んで、淡白な味の生揚げもおいしく食べられました。
生揚げは蒸してあたためます。
「肉みそ」とよく言われるのですが、みそではなくテンメンジャンで味付けしています。
2月12日
チョコソーストースト ハートマカロニのサラダ クリームシチュー 牛乳
《行事食「バレンタインデー」》
2月14日は「バレンタインデー」です。日本では女の人が男の人へチョコレートをおくるのが一般的になっていますが、恋人へだけではなく、友達や家族にも日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントをします。今日は、バレンタインには少し早いですが、手作りのチョコソースをたっぷりぬって焼いたチョコソーストーストと、ハートの形の米粉マカロニを揚げて野菜の上にのせたサラダ、ハートの形に型抜きしたにんじんを入れたシチューを給食室から送りました。
ココア、砂糖、マーガリンで作った手作りのチョコソースです。
食パンの表面にまんべんなく塗ります。
オーブンで焼くと、色も香りもチョコレートのようになりました。
サラダには、米粉でできたハート形のマカロニをのせました。
原料が米粉なので、きつね色に揚げるとおせんべいのようになりました。
クリームシチューのハート型にんじんは、なるべく均等に入るように別ゆでして配缶時に混ぜました。
2月10日
大豆ごはん わかさぎの南蛮漬け かぶのみそ汁 牛乳
《わかさぎの南蛮漬け》
わかさぎは冷たい水にすむ魚で、凍った湖の上に、直径15cmから20cmほどの穴を開けて釣りをする風景が冬にはよく見られます。油を使った料理にするとおいしいので、今日は南蛮漬けにしました。わかさぎは給食で出ることが少ないですが、「今日のお魚おいしかったよ!」と言ってくれた子もたくさんいました。
わかさぎは、かたくり粉を付けて、からっと揚げます。
すっぱくてピリ辛なたれをたっぷりかけると、食べる頃までにたれが染みておいしくなります。
2月9日
コーンピラフ 鶏肉のディアブル風 ミネストローネ 牛乳
《鶏肉のディアブル風》
今日の料理の“ディアブル”とは、フランス語で“小悪魔”という意味です。フランス料理では、マスタード、こしょう、赤唐辛子などを使った辛味のあるディアブルソースを、鶏肉の焼いたものやローストビーフにかけることが多いです。今日は、マスタード、こしょう、オリーブ油、にんにく、白ワインなどを混ぜた調味液に鶏肉を漬け込んで、パン粉をまぶしてオーブンで焼きました。お肉はいつもより大きい切り身にしましたが、人気があって残食はあまりありませんでした。
鶏肉は調味液にしっかり漬け込んで、味をよく染み込ませてからパン粉をまぶします。
油で揚げていないので、ヘルシーでさっぱりと食べられます。
2月8日
たんたんめん 春巻き せとか 牛乳
《たんたんめん》
担々麺は、中国の四川省発祥のめん料理のひとつで、辛みをきかせたひき肉のそぼろをのせて食べます。本場の中国では汁なしで食べられていますが、今日はスープに中華麺を入れて食べるスタイルにしました。
《せとか》
今日の果物は、「かんぺい」の予定でしたが、「せとか」に変更となりました。せとかは皮が1.5mm程ととても薄いです。香りがよく、果汁もたっぷりでとてもおいしかったです!
担々麺のスープには、練りごま、すりごま、炒りごまの3種類のごまをたっぷり使いました。
せとかは包丁で切ると果汁があふれてくるほどジューシーでした。
2月5日
昆布ごはん ほっけの塩焼き のっぺい汁 牛乳
《ほっけの塩焼き》
今日の魚は「ほっけ」です。白身の魚ですが、脂肪分が多いため、脂がよくのっています。また、味にクセがなく、ホクホクとした食感で食べやすいです。苦手な子もいるかなと思いましたが、今日はとてもよく食べていました。
ほっけは、皮の縞模様が特徴的です。
2月4日
ソフトフランスパン 和牛ハンバーグ ミックスサラダ 野菜スープ 牛乳
《和牛ハンバーグ》
今日のおかずは「和牛ハンバーグ」です。牛肉はこれまで給食で使っていませんでしたが、今回は国の補助を受けて、特別にいただきました。現在、新型コロナウイルスの影響で、様々な食材の需要減少や輸出停滞による流通量の減少や単価の下落が深刻な状況になっています。そこで、国が補助金を出し、学校給食で提供することで、生産者を支援する取り組みが行われています。今日は、この事業を活用した取り組みの一つで、「和牛肉」が給食に登場しました。本校ではハンバーグにしましたが、「和牛の味が口いっぱいに広がって、とてもおいしかった!」「肉汁がじゅわ〜っと出てきてやわらかかった。」「お肉とソースのバランスがちょうどよかった。」等、いつもの給食では食べられない食材のおいしさに、みんな大喜びでした。
今日は、せっかくなので和牛100パーセントです!
お肉屋さんは、粗挽きで持って来てくれました。まずはお肉だけでよくこねます。
炒めた玉ねぎと調味料、パン粉を加えてさらにこねます。今日はつなぎにたまごは使わずに作りました。
肉汁が流れるともったいないので、カップに入れて焼きました。
肉汁が出て少し縮んでしまいましたがおいしそうに焼けました!
ソースは特性デミグラスソースを作りました!赤ワインやソースが入って濃厚な味わいです。
焼いたハンバーグにソースをたっぷりかけたら完成です!
生産者の方やおいしいお肉になってくれた牛に感謝して、おいしくいただきました。
2月3日
小松菜チャーハン 野菜の中華和え わかめと卵の中華スープ 牛乳
《小松菜チャーハン》
小松菜は、東京を中心に、おもに関東地方で栽培されて、西東京市内にも小松菜を栽培している農家さんはたくさんあります。ハウス栽培で一年中食べることができるようになっていますが、旬は冬です。寒さに強くて、霜が降りると葉っぱが厚くやわらかくなり、あまみが増します。ビタミンや鉄分、食物繊維などが豊富で、なかでもカルシウムは牛乳と同じくらい含まれています。今日は、小松菜をたくさん使ったチャーハンを作りましたが、とても人気がありました!
2月2日
節分うどん 大豆のスパイシーがらめ はるみ 牛乳
《行事食「節分」》
節分は、その名のとおり「季節の分かれ目」を意味していて、暦の上では春になる「立春」という日の前の日のことを言います。節分というと「2月3日」というイメージがありますが、今年は立春が3日なので、その前日の2日が節分です。今日は、節分に合わせて鬼型かまぼこを入れた「節分うどん」、豆まきの豆とヒイラギイワシにかけた「大豆のスパイシーがらめ」を作りました。「鬼がいっぱいいたよー!」と子供たちは嬉しそうでした。
うどんの汁には「鬼」がいっぱい!食べて鬼退治です!
大スパイシーがらめの大豆とじゃがいもは、小麦粉をまぶして油で揚げます。
じゃこは多めの油で炒めてカリカリにしました。
塩、ガーリックパウダー、カレー粉、チリパウダーをまぶしたら完成です!
2月1日
ごはん ピリ辛肉じゃが キャベツとえのきのみそ汁 牛乳
《2月になりました。》
あっという間に2月になりました。今月は、「マナーを考えて食事をしよう」という目標にしています。食事にはエネルギーや栄養素をとる以外にも、人と人のつながりを深めたり、心を和ませたりする働きがあります。食事マナーは昔から伝えられてきたもので、相手への思いやりの気持ちがあらわれたものです。食器の持ち方や姿勢等、今月は特に気を配りながら子供たちに食べてもらえたらと思います。