校長室より【令和7年度2学期】
更新日:2025年10月10日
10月10日(金曜日)避難訓練 煙体験
煙体験をする児童
今回は副校長よりお伝えします。
本日3校時、2・4・6年生が消防署の方のご協力を得て煙体験を行いました。簡易的に設置されたテント内に、健康面に害のない安全な煙が充満しました。そのテントの中を、背を低くしながら通り抜ける体験に取り組みました。テントの幅はわずか2〜3m程。しかしながら、入った子がなかなか出てきません。その理由は、煙で視界が遮られてしまったからです。「真っ白で見えなかった」という声が、子どもたちが出てくる度に聞こえてきました。わずかな距離でさえも移動に困難が生じてしまいます。今回の体験を、万が一の非常時に備えて覚えておいてほしいと思います。
10月8日(水曜日)研究授業その2
1年3組の教室で行いました
ウサギの観察
授業後の協議会
昨日は1年3組とあすなろB学級1年生のみなさんとの合同で生活科の研究授業を行いました。学校では今、ウサギ、カメ、キンギョなどの生き物を飼育していますが、これらの飼育動物を観察したりお世話したりすることを通して、いきものへの関心を深めるとともに、大切にしていこうという内容の授業でした。子どもたちの生き物を大切にしようとする素直で純粋な気持ちを聞いて、心が洗われる思いのする時間でした。
10月6日(月曜日)全校朝会
移動教室の話をする6年生代表のみなさん
今日は久しぶりに全校朝会を校庭で行いました。これまでは暑さが心配で体育館で行っていたのです。10月になり、今年度も半分が終わり後半に入ったので、今日はどの学年の子も次の学年に進級することを意識して、日々を過ごしてほしいという話をしました。また、来週火曜日に移動教室に出発する6年生の代表がその決意を話すとともに、下級生に向けてのメッセージを伝えました。例年よりもインフルエンザの流行が早く始まっているようです。罹患することなく、元気に出発できることを祈るばかりです。
10月3日(金曜日)紙を作ろう
牛乳パックからすいた紙
ケナフを育てています
楮(こうぞ)の苗
あすなろA学級のみなさんはSDGsの視点から紙を自分たちで作ることができないかに挑戦しています。1学期は牛乳パックを原料に紙すきを行いました。校舎南側の畑にケナフを植えるとともに、夏季休業中には担任が楮(こうぞ)の苗を入手して裏庭の一角に植樹しました。実際にケナフや楮の繊維を使って紙をすく体験を行い、植物が紙になるまでの過程を学ぶとともに、紙を大切にする心を育てていきたいと考えています。
10月2日(木曜日)研究授業
4年1組で研究授業を行いました
全教員が参観しています
授業後の協議会 教員の学習会です
9月30日の火曜日は4年1組で総合的な学習の時間の研究授業を行いました。研究授業とは一言でいえば教員の授業力向上のための学習会です。意図をもって準備された一つの授業を参観し、成果や課題を協議するのが主となります。この日は他のすべての学年、学級は給食後に下校して、4年1組だけ5時間目がありました。今年度東小では、「社会を取り巻く問題を自分事としてとらえ、よりよい解決方法を考えて行動できる子 〜SDGsを手がかりにして」という研究テーマを設定し、すべての学級でSDGsを意識した授業づくりを進めています。この日は自分たちの生活と社会の課題がつながっていることに気づき、SDGsのゴール目標について実現可能な、自分たちにできることを考えていく学習でした。SDGsは今や私たちの生活の中に位置付き、これからの社会を生きていく中で大切な指標となっています。授業には大学の先生を講師として迎え、すべての教員が授業を参観し、授業後には教員同士の協議や講師の先生による講演会を通して学びを深めました。
次の研究授業は来週10月7日に、1年3組とあすなろB学級の1年生が同じ教室で学習する授業で行う予定です。
9月26日(金曜日)東っ子まつり
昨日と今日の二日間、東っ子祭りが行われました。昨日は6年生が準備したお店に4年生が2年生をエスコートしながら巡り、今日は5年生が準備したお店を3年生が1年生と一緒に楽しみました。お店は、的あてやボーリング、腕相撲に磁石の魚釣りなど様々です。5・6年生は下級生に喜んでもらえるように考え、協力して準備する力が求められるし、3・4年生は下級生を連れていく力が求められます。それと同時に、上級生になったらこれをやるんだ、こんなことができる、こうならなくっちゃ、といったいろいろな思いを育む場にもなっていることでしょう。どの学年の子もその学年なりの充実感や達成感、満足感を味わうことができる、そんな東っ子まつりでした。人気がすごくて時間切れになってしまったものの他は私もすべてのお店を回り、楽しませてもらいました。
秋の交通安全運動に合わせ、一昨日より学区内の7ヵ所で登校時の見守り活動を保護者の皆さまが行ってくださっています。朝の一番忙しい時間に、ありがとうございます。
9月25日(木曜日)農のアカデミー
天神社そばの畑まで歩いていきました
がんばって植えています
ダイコンの種
土曜日の学校公開にはたくさんの方に来校いただきました。ありがとうございました。今日は3年生のみなさんが下保谷にある畑でダイコンの種まきをしました。これは西東京市産業振興課が主体となって地域の農家さんの協力を得ながら農業の体験学習をするというものです。ダイコンの種なんて初めて見る子どもたち。まさかあの大きなダイコンの種がゴマ粒みたいに小さいなんて思ってもいなかったようで、手のひらに置いた小さな種を大事そうに見つめていました。土に触り、食べ物を育てるという体験はきっと心に残り続けることでしょう。11月には大きくなったダイコンを収穫に行く予定です。
セーフティ教室1・2年生
5・6年生
3・4年生
9月19日(金曜日) 4年理科見学
今回は副校長よりお伝えします。昨日は、4年生が理科見学として多摩六都科学館へ出かけました。科学館に到着すると、まずは「チャレンジの部屋」「からだの部屋」「しくみの部屋」「自然の部屋」「地球の部屋」の5つの部屋にある展示をグループごとに見学したり、体験をしたりしました。夢中になって取り組む中で、驚きがあり、感動があり、新たな発見が生まれたりと、科学に対する好奇心をますます高めていました。子どもたちの中には、しおりのメモ欄に、気付いたことや疑問に感じたことを記録している子もいました。次に、イベントホールに移動して学習プログラム「空気の性質を確かめよう!」を受講しました。これは、館内のスタッフの方による実験教室です。目には見えず、手で触れる実感をもつこともできない空気ですが、性質を知るとおもしろいことがたくさんありました。ビニール袋に空気を「集める」ことで、その袋の上に座ることもできれば、風船のようなゴムを破る力にもなることを確かめました(大きな風船がだんだんと膨らんでいく様子を見て、いつ割れるのかと、多くの子が冷や冷やしていましたが、割れずに済み、ほっとしていた様子が印象的でした)。空気を「引く」ことで、調理器具のボウルが、机から離れなくなる実験では、代表の子3人の力を合わせてもびくとも動かず、あまりの強力さに驚きの声が聞こえました。大人の力をもってしても動くことはなく、空気が無くなるとすごい吸着力であることを理解しました。他にも大型の空気砲が登場し、空気はドーナツ状に移動する様子を見ることができるなど、楽しく学ぶことのできる時間でした。おうちの方に用意していただいたお弁当を、おいしくいただいたあとは、東京都で最も大きなプラネタリウムで、東小の空で見える星座や月の動きなどを確認したり、月旅行を映像で疑似体験したりすることができました。実は、今回の見学では、副校長から子どもたちにミッションを伝えていました。それは、今日の見学の中で、「なぜだろう・調べたいな」と思うことを1つは見つけようというものです。ぜひ、今回の体験を通して得た疑問を、時間のあるときにご家庭などで調べたり、実験したりして学びを深めたり、広げたりしてほしいと思います。
「自然の部屋」で魚の生息を知りました
地震のメカニズムを学んでいます
巨大空気砲の威力を確かめます
9月18日(木曜日) 2年町たんけん 3年スーパーマーケット見学
2年生 たくさんの方にお世話になりました
公民館で
3年生 ヨークフーズで
店長さん自ら、いろいろと教えてくださいました
タイトルには書いていないのですが、今日は2年生、3年生に加え、4年生が理科見学で多摩六都科学館に出かけるというあわただしい日でした。科学館は副校長に同行してもらい、私は2年生、3年生と一緒に過ごしました。まずは2年生。2年生は生活科の学習「町たんけん」で学区内にあるお店や公共機関に出かけ、仕事の内容や工夫について取材し、地域で頑張っている方々のことを理解するとともに働くということがどういうことなのかを学ぶ機会としています。今日は2年生のみなさんが20グループに分かれ、それぞれ違った場所へ出かけました。教職員だけでは引率がとても間に合わないため保護者の方にも協力いただきました。お忙しい中、ありがとうございました。私は保谷駅前にある公民館へ5人の子どもたちとともに行ってきました。公民館では館長さんが公民館とはどういうところなのかをお話ししながら、丁寧に子どもたち一人一人に対応してくださいました。きっとどの場所でも同じように対応してくださったことでしょう。お世話になったみなさま、ありがとうございました。
続いて3年生。3年生は社会科で「まちの人々のしごと」について学習しています。その一環で学校のすぐそばにあるヨークフーズに出かけてきました。ヨークフーズでは店長さん自らお店の工夫について教えてくださるとともに、バックヤードまで案内してくださいました。子どもたちは品物が搬入され、店頭に並ぶまでの仕組みについてたくさん記録していました。グループに分かれて店内を回る時間もあったのですが、すべての店員さんが難しい質問にも丁寧に、優しく答えてくださっていました。ヨークフーズの皆様ありがとうございました。次回のこのページでは、副校長より4年生の様子について伝えてもらいます。
9月16日(火曜日)国立競技場へ
国立競技場に行ってきました
観客席でお弁当
室内練習場で、本物のアスリートから
走り方や跳び方を教えていただきました
外へ出て、トラックで走ります
全力疾走
本物の計測器でタイムを計りました
電光掲示板には東小の文字が!
最後にみんなで記念写真
今日は5年生のみなさんと国立競技場へ行ってきました。国立競技場と言えば今、まさに世界陸上が行われている、数々のドラマが生まれているあの場所です。そして、ただ行ってきただけではありません。室内練習場やフィールドのトラックを利用して、これまでのオリンピックや世界陸上で日本代表として参加した方々から直接走り方やとび方の指導を受けることができたのです。この募集が東京都から来たのは今年の2月上旬。見た瞬間東小の子たちを連れていきたいと思ったことを覚えています。対象は4年生以上だったのですが、現4年生と6年生は劇団四季に申し込んでいたことと、現6年生は昨年度FC東京の選手との交流を経験できたことから、迷いなく新5年生で申し込もうと、すぐに準備を始めました。当選通知が来たのは5月も半ばになってからのことでしたが、往復のバスも都が手配してくださり、何より子どもたちには国立競技場のフィールドに立てるというプレゼントをすることができました。国立競技場は陸上競技はもちろん、サッカーやラグビーなど様々なスポーツが行われている場所です。スポーツへの興味関心を高めてほしいと同時に、今日の経験を自分自身のこれからに生かしていってほしいと思っています。
9月12日(金曜日)自然災害の中での下校
昨日はちょうど下校時に雷雨となったため、児童を校舎内に待機させ、小康状態になったのを確認して下校させる対応を取りました。お迎えや見守りをありがとうござました。西東京市の浸水ハザードマップを見ると、かえで通りに沿って最大で1メートルの浸水が予測されています。昨日も所によってくるぶしの上まで水が溜まっている箇所が見受けられました。東小からかえで通りを通って保谷駅方面に向かう道や天神山交差点付近を通学路にしているご家庭の方は、もしもの時のう回路を考えておく必要があると感じました。また、市内小学校の情報では発信したメールが届くのにかなりの時間を要したものがあり、リアルタイムで情報を周知できなかったということがあったそうです。東日本大震災の時も同じことがあり、受信するのに数時間を要した記憶があります。あの頃よりはずっと電波事情はよくなっていると思いますが、もしも大きな地震が発生して学校から何の連絡がこなくても、学校ではとにかく安全第一の対応をとっています。お子さんが帰宅していない、ということもあるかもしれませんが、そのような時はぜひ学校まで迎えにお越しください。
写真左 児童集会の様子 集会委員のみなさんが楽しい企画を考えてくれました
写真右 給食の時間、保健委員のみなさんが季節の変わり目の健康管理について放送しています。
9月9日(火曜日)本町小のみなさんと
本町小の体育館で
今日はあすなろA学級2年生のみなさんと本町小にでかけてきました。東小のあすなろ学級は来年度から少しずつ住吉小学校と本町小学校に移転していきます。7月には住吉小学校で3年生同士の交流をしましたが、今日は本町小で2年生同士の交流でした。交流会には柳沢小A学級のみなさんも加わり、仲良くビンゴゲームなどで楽しむことができました。2年生のみなさんは今週金曜日に、今度は住吉小に行く予定です。
9月8日(月曜日)皆既月食
ビオトープを観察する2年生
週はじめの深夜の出来事だから、もしも目が覚めたら見てみよう、という程度で考えていたのですが、妙に目が冴えてしまい、すっかり見入ってしまった皆既月食でした。おかげで今日はちょっと寝不足でした。もしかしたら月食なんてどうでもいいことなのかもしれないけれど、こういう雄大な景色の中に身を置いてみると、自分が宇宙の中で暮らしていることを感じ、日頃考えたり悩んだりしていることがたいしたことではないような気さえしてきます。来年の3月3日に、今度は8時から9時ころに見られるそうなので、お子さんと空を眺めてみてはいかがでしょうか。ちなみに日本でみられる皆既日食は2035年の9月2日だそうです。10年後、と気の長い話ですが、日時や見られる場所まで正確にわかることがすごいなあ、と感心してしまいます。昨夜は月を見た後、ふと東の空を見てみるとオリオン座を中心に冬の星座たちが輝いていました。まだまだ暑い日が続いていますが、季節は着実に進んでいることを感じました。南の国へ渡っていくツバメたちもそろそろ準備体操をし始めていることでしょう。
9月3日(水曜日)学期はじめの様子
碧山森近くの畑で
枝豆の収穫体験をさせていただきました
オンラインドリルの様子 2年2組
5年2組
3年3組
登校時、学校周辺の横断歩道で見守りをしていると多くの児童が挨拶をしてくれます。中には遠くから手を振ってくれたり、大きな声で挨拶してくれたりする子もいます。けれどもどことなく体が重く、疲れたような子もいるようです。この暑さも一因であることは間違いありませんが、まだ学校生活のリズムに慣れていないこともあるかもしれません。スタートアップ期間でもある今週は緩やかに学習をスタートさせながら、毎日のリズムをつかむことを重点に進めています。どうぞご家庭でも「早寝早起き朝ごはん」でよろしくお願いいたします。
昨日は1時間目のまだ涼しいうちに、3年生のみなさんが学校近くの畑で枝豆の収穫体験をさせていただきました。また放課後にはあすなろ学級をのぞく2年生以上のみなさんが自宅から、タブレットを使ったオンライン授業の練習「オンラインドリル」に取り組みました。コロナ感染症が流行した時にオンラインでの授業が行われたことがあるのですが、今後同じようなことになった時に備えての練習です。どのクラスでも声と映像のやり取りができているかを確認しながら、クイズを出したり簡単なゲームをしたりして楽しんでいました。あすなろ学級のみなさんはオンラインドリルの練習を教室で行うことにしています。
9月1日(月曜日)2学期始業式
登校前の教室を
のぞいてみると
担任から子どもたちへの
たくさんのメッセージが
書かれていました
始業式 児童代表の言葉
子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。やっぱり学校はこうでないと。
始業式では5年生の児童代表のみなさんが2学期の抱負を立派に話してくれました。各教室では夏休み中の話に花が咲くとともに、2学期の係決めや席替えなどクラスづくりが進められていました。明日からは給食が始まります。また、3年生のみなさんが近くの農家へ枝豆の収穫体験に出かけます。今学期も体験学習を大切に、そこから感じられるものを大切に学習を進めてまいります。