10月の給食
更新日:2019年11月5日
10月31日
きな粉揚げパン コールスローサラダ パンプキンシチュー 牛乳
《行事食「ハロウィン」》
今日、10月31日は「ハロウィン」です。ハロウィンには、かぼちゃの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作るので、それにちなんでかぼちゃを使ったシチューにしました。かぼちゃを使う時は、いつもは煮崩れないように最後に入れますが、今日は黄色い色に仕上げたかったので、早めに入れてよく煮込みました。とても好評でした!
きれいな黄色いかぼちゃです。別で蒸してやわらかくしておきます。
混ぜているとだんだんとシチューが黄色くなってきます。
10月30日
ひみつのカレーライス ツナサラダ なし 牛乳
《おはなし給食第4弾》
今日は、おはなし給食の第4弾で、「ひみつのカレーライス」です。その名の通り「ひみつのカレーライス」という絵本をもとにしています。朝の集会で図書委員会の子が読み聞かせをしてくれたので、朝からみんな楽しみにしてくれていました。今日の給食のカレーライスは、おはなしに合わせて福神漬けを付けました。そして、おはなしの中にカレーの種が出てくるので、「ほしぶどう」で表現しました。「カレーの種入ってたよ!」「これを埋めたら芽が出るかな?」と、楽しそうに食べていました。
おいしさのひみつは手作りのカレールウです。じっくり煮込んでおいしく作ります。
カレーの種の「ほしぶどう」。入っていたらあたり!
10月29日
ごはん 野菜のはさみ揚げ(なす・れんこん) 梅おかか和え もずく汁 牛乳
《野菜のはさみ揚げ》
今日の野菜のはさみ揚げは、なすとれんこんです。なすは、切れ目を入れて間にお肉をはさみ、れんこんは、うすく切った2枚のれんこんでお肉をはさんでいます。なすは苦手な子が多く、給食でも残食が多くなるものの一つです。苦手なものも少しでも良いので食べてもらいたい!という気持ちを込めて作り、どきどきしながら給食時間を迎えましたが、「なすおいしいよ!」という声をたくさん聞くことができました。なすが嫌いだったけれど今日食べられるようになったという子もいて嬉しかったです。
なすは4等分して、さらに切れ目を入れます。
れんこんは一人2枚になるように、薄くスライスします。
玉ねぎや調味料を混ぜて練った肉を、野菜にはさみます。
油でカラッと揚げます。なすもれんこんも油との相性が良いです。
10月28日
オムライス グリーンサラダ 野菜スープ 牛乳
校長先生がケチャップで描いたものです。とてもお上手です!
《おはなし給食第3弾》
今日は、おはなし給食の第3弾で、「オムライス」を作りました。これは、「こわくておいしいオムライス」という絵本を参考にしています。この絵本の中では、ケチャップで描いた“しるし”が大事なポイントになっているので、今日は一人一人好きなしるしをケチャップで描けるようにしました。給食でオムライスを作るのは初めてで、色々と試行錯誤を重ねた結果、このような形になりました。卵に包まれていないオムライスでしたが、楽しそうにおいしそうに食べてもらえたので良かったです。少ししか載せられなくて残念ですが、子供たちが描いたしるしはどれも素敵でした!
今日使った卵は約1000個!割るのも大変でした。
いつもの卵焼きの1/3くらいの厚さなので、カットも配缶も慎重にやりました。
こちらは1年生が描いたものです!素敵な顔を描いていました!
こちらは5年生!食べるのがもったいなくなってしまいますね
10月25日
きんぴらごはん 焼きししゃも ごま和え 大根のみそ汁 牛乳
《焼きししゃも》
ししゃもはお店でよく見かける魚ですが、実は北海道産のししゃもは、今ではほとんどとれなくなっており、とても貴重なものになっています。そのため、お店で売られるのは「からふとししゃも」という、ししゃもによく似た魚で、給食でもからふとししゃもを使っています。ししゃもなど、頭が付いていたり、骨がある魚は苦手な子もいますが、焼きししゃもは好きという子もたくさんいます。
カリッとこんがり焼くと、食べやすくなります。
10月24日
野菜ラーメン 伝説の巨大まんじゅう みかん 牛乳
《おはなし給食第2弾》
今日は、おはなし給食の第2弾で、「伝説の巨大まんじゅう」を作りました。これは、「でんせつのきょだいあんまんをはこべ」という絵本に出てきます。本のタイトルは「あんまん」ですが、結末に関連させて、巨大まんじゅうは「肉まん」にしました。生地からこねて包む肉まんは初めての試みだったので、うまくいくか心配でしたが、ちゃんと巨大まんじゅうが出来上がりました。子供たちからは、「おいしいです!」「肉まんおいしい!」と言ってもらえました。「おいしいけどお腹いっぱいではちきれそう!」なんて言っている子もいました。
肉まんの生地の材料です。“きょだい”なので小麦粉も大量です。
粉物はすべてふるいます。
水を入れて、よくこねます。とても力のいる作業です。
2学年ずつに分けて、生地をまとめます。
きれいにまとまりました。
ラップをして、30分ねかせます。
生地をねかせている間に中の具を作ります。
中の具もたっぷりです。
生地を、人数分に重さを揃えて分けます。
一つずつ丸めます。
丸めた生地を、大きく伸ばします。
具を真ん中にのせたら包みます。綴じ目が開かないようにきれいに包みます。
蒸す前の肉まんはこんな感じです。
蒸したらこんなに大きくなりました。
10月23日
豚肉のしょうが炒め丼 白菜の漬け物 すまし汁 牛乳
《豚肉のしょうが炒め丼》
給食の豚肉のしょうが炒め丼は、お肉だけでなく野菜もたっぷりです。豚肉には、疲労回復や、イライラするのを防ぐビタミンB1が多く含まれています。しょうがの辛みには、血液の流れをよくして体をあたためたり、風邪のひき始めにも効果があります。豚肉を玉ねぎやしょうがと一緒にとることで、それぞれの効果をより高めることができます。みんなごはんも一緒にたくさん食べていました。
豚肉は、しょうがと炒めて薄く味を付けて、かたくならないように一度取り出しておきます。
野菜を炒めて、豚肉を戻してよく混ぜます。味が絡むように、最後にかたくり粉でまとめます。
10月21日
マーブル食パン マカロニグラタン ドラキュラスープ りんご ジョア(プレーン)
《おはなし給食第1弾》
今年度2回目の読書週間が、今日から始まりました。おはなし給食として、この期間に4回、本に出てくる料理や本の内容に関連するような料理を作ります。今日は第1弾で、「ドラキュラスープ」を作りました。この料理は、「おばけのハッチとドラキュラスープ」という本に出てきます。本に出てくるスープはもっと赤い色をしていましたが、給食では濃いオレンジ色に仕上がりました。本の中にある作り方を見て作ったんだよと話すと、「すごーい!」「何が入っているの?」と興味をもってくれました。
野菜は鶏ガラでとっただしでやわらかくなるまでじっくり煮ました。
ベーコンは一度炒めてうま味を引き出してからミキサーにかけます。
野菜とベーコンを大きな高速ミキサーにかけてなめらかにします。
ぐつぐつどろどろ、ぐるぐるまぜまぜ…ドララちゃんもこのような感じで混ぜているのでしょうか。
10月18日
ごはん(新米) さばの辛味焼き はりはり漬け スキー汁 牛乳
《郷土料理「新潟県」》
今日の給食は、新潟県の料理です。ごはんは、新潟県でとれたコシヒカリの新米を、産地から直送してもらい、給食室で炊きました。せっかくのおいしいお米なので、今日は押麦を入れずに真っ白いごはんにしました。「ごはんがいつもとちょっと違うね。」「新米だからおいしいんだね!」等と言いながらたくさん食べてくれて、いつもより残食も少なかったです。はりはり漬けは、ぶつ切りにして干した“割り干し大根”を使いますが、手に入れるのが難しいので切干大根を使いました。残念ながら苦手な子も多かったようです。スキー汁は、スキー場で出されていたのでこのような名前になりました。材料それぞれに意味が込められていて、大根とにんじんは“スキー板”、豆腐は“雪”、長ねぎは雪の上を歩く時に履く“かんじき”、突きこんにゃくは“スキーの滑った跡”をイメージしています。体が温まる料理で、肌寒い今日にはぴったりでした。
新潟の魚沼コシヒカリの新米です!ツヤツヤ輝いています!
切干大根、にんじん、刻み昆布を混ぜたはりはり漬け。味付けは甘めです。
10月17日
ハヤシライス ごぼうサラダ なし 牛乳
《ハヤシライス》
ハヤシライスは、炒めた玉ねぎと牛肉をデミグラスソースをベースにしたソースで煮込み、ごはんにかけて食べる料理です。給食では豚肉で代用していますが、ルウから作ってじっくり煮込んでいるのでおいしいです。カレーよりもあっさりとしているからか、ソースだけおかわりする子も多かったです。
豚肉は、しょうが、にんにく、赤ワインで炒めます。
トマトやルウを入れたら、じっくりと煮込みます。
10月16日
煮込みうどん 青のりビーンズポテト 野菜の昆布和え 牛乳
《青のりビーンズポテト》
大豆と1cmの角切りにしたじゃがいもに小麦粉をまぶして油で揚げて、青のりをたっぷりまぶした料理です。小さく切っているので、お箸でしっかりとつまむ必要があり、お箸の練習にもなりました。じゃがいもの方が人気で、途中で食缶を見ると大豆だけが残っているクラスがありましたが、最後はおかわりで全部きれいに食べてくれていました。
大豆とじゃがいもそれぞれに、小麦粉をまぶします。
油でカラッと揚げます。
青のりと塩がまわりにしっかりつくように、よく振り混ぜます。力がいるので大変です。
10月15日
小ぎつねごはん 生揚げのひき肉あんかけ 吉野汁 ぶどう 牛乳
《吉野汁》
吉野汁は、奈良県の吉野地方で食べられている料理です。奈良県の吉野山は「くず粉」の産地で、これを「吉野くず」と呼び、くず粉を使った料理には「吉野」という名前が付けられています。昔はたくさんとれたくず粉ですが、今では貴重なものになっているので、今日は代わりにじゃがいもから作ったかたくり粉を使いました。とろみのある優しい味の汁にそうめんが入っている吉野汁は、汁物の中でも人気のある料理で、「おいしい!」の声がたくさん聴けました。
鶏肉にまぶしたかたくり粉で、とろみがつきます。
汁の仕上がりの直前に、そうめんをさっとゆでて入れます。
10月11日
栗ごはん さんまの筒煮 ほうれん草のおひたし 里芋のみそ汁 牛乳
《行事食「十三夜」》
今日は「十三夜」なので、それに合わせた献立です。ちょうど栗が実る時季であることから「栗名月」とも呼ばれるので、今日は「栗ごはん」にしました。さんまの筒煮は、約2時間半コトコトと煮込んでいるので、味もしっかり染みています。骨まで箸ですっと切れるほどやわらかくなっているので、丸ごと食べられました。台風が接近していることもあり、今日は残念ながらきれいなお月様が見られそうにないですが、秋の訪れを感じる給食でした。
栗は、半分はお米と一緒に炊き込みます。
残りの半分は、蒸して炊きあがったごはんに混ぜました。
調味料、昆布、臭みを取るねぎやしょうがを入れた煮汁でじっくり煮ます。
10月10日
食パン・ブルーベリージャム かぼちゃのサラダ 彩り野菜のポトフ 牛乳
《行事食「目の愛護デー」》
今日、10月10日は「目の愛護デー」です。「10」という数字を横にして2つ並べると、目と眉毛の形に見えることから、この日になりました。今日の給食は、目の健康に良い栄養が入った食べ物をたくさん使いました。目の乾燥を防ぎ、働きを良くしてくれるビタミンAがたくさん含まれる緑黄色野菜をたくさん使って、かぼちゃのサラダと彩り野菜のポトフ、目の疲れをやわらげたり、視力の回復に役立つアントシアニンという成分が含まれているブルーベリーのジャムを作りました。給食室でじっくり煮て作った手作りブルーベリージャムは大人気でした。
今日のブルーベリージャムは、冷凍のブルーベリーを使いました。粒がしっかりしています。
砂糖を加えてじっくり煮詰めて、レモン汁を加えてさらに煮詰め、とろみが出たら完成です。
10月9日
ばら天丼 ひじきの炒め煮 むらくも汁 ぶどう 牛乳
《ばら天丼》
ばら天丼には、ひと口サイズのえびとまいたけが入っています。ごはん→たれ→天ぷら→たれ→ごはん→たれ→天ぷら→たれと、2段重ねにして盛り付けています。普段はきのこが苦手だと言っている子も、ばら天丼だとよく食べていました。
まいたけとえびは別々に揚げ、食缶に配缶していきます。
えびとまいたけがきれいにばらばらに揚がりました。
10月8日
スパゲティミートソース オリエンタルサラダ アップルスイートポテトパイ 牛乳
《アップルスイートポテトパイ》
アップルスイートポテトパイは、りんごを細かく刻んで、裏ごししたさつまいもと、りんごジャム、砂糖、シナモン、レモン汁を混ぜたものが、中に入っています。今日は、パイという名前ですが、ぎょうざの皮を代わりに使って、揚げぎょうざのように、具材を包んで油で揚げて作りました。本当に揚げぎょうざだと思った子もいたようで、「食べたらあまくてびっくりした!」と驚かせてしまいました。
今日のりんごは、アップルパイやジャムにするとおいしい紅玉です。
中身の具材をよく混ぜ合わせます。りんごジャムとシナモンの香りで、もうおいしそうです。
中身が思ったよりとろとろで、包むのがとても大変でした。
見た目は本当に揚げぎょうざのようです。外はサクサク、中はとろとろです。
10月7日
青菜茶飯 魚(さわら)のごまみそ焼き ゆかり和え けんちん汁 牛乳
《けんちん汁》
けんちん汁は、神奈川県の鎌倉にある「建長寺」というお寺で最初に作られたと言われています。精進料理のひとつですが、給食では豚肉も使っています。色々な野菜が入っているので、それぞれからうま味が出て深い味わいになります。今日は、大根の葉っぱも使って無駄なく作りました。
最初に豚肉をしょうがと炒めておきます。
余分な脂やアクは、丁寧に取ります。
10月4日
麻婆豆腐丼 春雨スープ なし 牛乳
《麻婆豆腐丼》
麻婆豆腐は、100年以上前に、中国の四川省にある“陳麻婆(チェンマーボー)”というお店で誕生しました。その時は、羊の肉を使って作っていたようです。本場のものは、とうがらしの粉をたくさん使い、器に盛ってから“花椒”という中国の香辛料をたっぷりかけて食べるそうです。しびれるような辛さですが、豆腐の甘みも感じられるので、四川料理の中でも人気のある料理です。給食の麻婆豆腐は食べやすいように辛味を抑えているので、残食もほとんどありませんでした。
豆腐は別で茹でておくことで、崩れにくくなります。
他の具材と混ぜ合わせます。豆腐を崩さないように丁寧に混ぜます。
10月3日
じゃこごはん ピリ辛肉じゃが キャベツの浅漬け 生なめこのみそ汁 牛乳
《生なめこのみそ汁》
なめこは水煮のパック詰めになって一年中食べられますが、生のなめこはこの時期にしか食べられません。水煮になっているものは小さくて茶色っぽい色をしていますが、生のものは大きくて黄色い色をしています。よく見るなめこの姿とは違うので、本物のなめこを見せてもなめこだと思わない子もいました。今日は、生なめこをたっぷり入れた、とろとろのおみそ汁でした。
生なめこはとても大きくて、しめじのようです。
たくさんのなめこを入れたみそ汁は、とろとろでした。
10月2日
フレンチトースト 茎わかめのサラダ チリコンカン 牛乳
《フレンチトースト》
フレンチトーストは、時間が経ってかたくなってしまったパンをおいしく食べるのにおすすめの料理法です。給食ではやわらかいコッペパンを使っていますが、バゲット等のかたいパンも一晩漬けておくとふんわりやわらかくなっておいしくなります。「このパンおいしい!」と、今日もたくさん食べてくれました。
卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜた液に、しっかりと浸します。
オーブンで、焼き色を付けつつふんわり仕上げます。
10月1日
ごはん 鶏肉のねぎ塩焼き 小松菜の炒め物 根菜汁 牛乳
《鶏肉のねぎ塩焼き》
今日は、鶏肉をねぎ塩だれに漬け込んで焼きました。ねぎ塩だれですが、すりおろしたしょうがとにんにく、黒こしょうがアクセントになっています。長い時間漬け込んでから焼いているので、しっかりと味が染みていて、ごはんもたくさん食べたくなります。子供たちからも、「このお肉すごくおいしい!」と大好評で、残食はほとんどありませんでした。
ねぎ塩だれに、1時間以上漬け込んでから焼いています。
少し焦げ目もついて、おいしそうに焼きあがりました。