12月の給食
更新日:2020年1月6日
12月25日
クリスマスお楽しみ給食
《クリスマスお楽しみ給食》
今日は、2学期最後の給食であり、クリスマスなので、クリスマスお楽しみ給食にしました。メニューは「ターメリックライス・ブラウンシチュー添え、フライドチキン、ミックスサラダ、カラフルタピオカゼリー、セレクトドリンク」です。今回のセレクトドリンクは、ジョア(贅沢オレンジ)、ジョア(白ぶどう)、みかん・オレンジジュース、気になる野菜(アップル&キャロット)の4種類から選べるようにしましたが、みかん・オレンジジュースが一番人気でした。クリスマスらしい料理で、赤や緑の野菜をたくさん使ってカラフルに仕上げました。カラフルタピオカゼリーは、サイダーゼリーの中にカラフルなタピオカを入れて、上に黄色い星型の寒天を飾りました。今日のメニューはとても好評で、特にカラフルタピオカゼリーは大人気でした!「毎日おいしい給食をありがとうございました!」とたくさんの子が声をかけてくれて、とても嬉しかったです。3学期も給食室一同協力して、安心安全でおいしい給食を作ります。今学期もありがとうございました。
ブラウンシチューはごはんに添えるので、少しあっさりめにしました。
から揚げは肉にしっかり下味をして揚げますが、今日はフライドチキンなので粉にスパイスを混ぜました。
塩、こしょう、しょうが、にんにく、白ワインで少し下味をつけて、衣をつけて揚げます。
スパイスが効いていて、ジューシーでおいしく仕上がりました。
サラダのにんじんは星型に型抜きしました。
にんじんの赤、ブロッコリーの緑、とうもろこしの黄色で色鮮やかにできました。
白、ピンク、黄色、緑、青の5色のタピオカを使いました。
ひとつひとつ、5色のタピオカが入るようにカップに入れます。
タピオカの上からサイダーのゼリー液を入れ、ひと混ぜしてから上に星型寒天を飾ります。
かわいらしい見た目に仕上がりました。味もおいしいです!
今日のお手紙はクリスマスカードです!
12月24日
親子丼 ひじきと野菜の彩り炒め すまし汁 牛乳
《親子丼》
親子丼は、今から約130年前の明治20年頃に、日本橋人形町にあるシャモ料理専門店「玉ひで」で出したのが始まりだと言われています。はじめは、鳥鍋を食べたお客さんが、鍋の最後にたまごを入れてごはんと一緒に食べたそうです。それをお店の人が食べやすいようにごはんにかけた料理にし、「親子丼」と呼ぶようになりました。
親子丼は卵をたくさん使うので、今日は2人で割りました。
卵をなるべくふわふわとろとろに仕上げるために、とろみをつけてから卵を入れます。
12月23日
ナン・キーマカレー パリパリポテトサラダ みかん 牛乳
《ナン・キーマカレー》
ナンは、インドやパキスタンなどで食べられるパンです。インドのナンは、長い三角形のような形をしていますが、パキスタンのナンは丸いものが多いです。インドではタンドールという大きな窯で焼いて作りますが、給食ではオーブンで蒸し焼きにします。中は少ししっとりしていますが、外はカリカリなのもまたおいしいです。
給食のナンはオーブンで焼いているので外側はカリカリです。
キーマカレーはマイルドな中にスパイシーさも少しあります。
12月20日
ほうとう 鮭の幽庵焼き れんこんと小松菜の昆布和え りんご 牛乳
《行事食「冬至」》
冬至は、一年のうちで一番昼が短く、夜が長い日です。今年の冬至は12月22日ですが、学校がお休みなので今日の給食を冬至に合わせたものにしました。かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると、病気をしないで健康にいられると言われているので、かぼちゃやゆずを使ったメニューにしています。また、「ん」の付くものを食べると「運」を呼び込めると言われているので、「ん」の付くものもたくさん使いました。「ほうとう」には、かぼちゃ(なんきん)と、にんじん、大根を入れました。和え物には、れんこんとにんじんを使っています。鮭は、下味の調味料にゆずを加えて幽庵焼きにしました。「運」をたくさん呼び込んで、風邪等をひかずに元気に過ごしてほしいと思います。
ゆずは、果汁を絞って皮をすりおろして入れました。
塩昆布の味で食べやすい和え物です。
ほうとうの麺は、うどんより太いです。つるつるとしておいしいです。
かぼちゃは煮崩れないように、一度蒸して最後に入れました。
みそ味の汁を作り、茹でたほうとう麺を入れたら完成です。
12月19日
ごはん 酢豚 華風きゅうり 中華卵スープ 牛乳
《酢豚》
酢豚は、下味をつけた豚肉に衣をつけて揚げて、甘酢あんを絡めた料理です。甘酢あんと言っても、しょうゆベースで黒酢を使って作るものや、ケチャップを使うものなど、味付けは様々です。今日の酢豚は、しょうゆとケチャップを使って、酸っぱすぎない食べやすい味付けにしました。酢豚にはたくさんの野菜を使うので、子供たちからはあまり人気がないかなと思っていましたが、思ったよりもよく食べていました。
野菜は、全て同じくらいの大きさに切ります。
豚肉には、しょうが、酒、砂糖、しょうゆでしっかりと下味を付けます。
かたくり粉を付けて、から揚げにします。
今日はお肉をたくさん入れました。
野菜は色や食感を良くするため、全て油通しをしました。
ケチャップを入れた甘酢あんを、よく絡めます。
12月18日
梅じゃこごはん 宝袋煮 みそけんちん汁 みかん 牛乳
《梅じゃこごはん》
梅じゃこごはんは、カリカリ梅とちりめんじゃこを混ぜ込んだごはんです。ちりめんじゃこは、骨までまるごと食べる小魚なので、カルシウムをたくさん摂取することができます。カルシウムは、骨や歯を作ったり、強くする働きがあり、成長期の子供たちには大切な栄養素です。今日は、ちりめんじゃことしらす干しの違いをお手紙に載せましたが、知らなかったという子も多くいました。今後も、給食を通して色々な食材や料理に興味をもってもらいたいなと思います。
乾燥のカリカリ梅と、乾煎りしたちりめんじゃこをごはんに混ぜます。今日はじゃこたっぷりです。
梅とちりめんじゃこが全体にいきわたるように、何回かに分けて入れています。
12月17日
ガーリックトースト 大根サラダ 冬野菜のシチュー 牛乳
《冬野菜のシチュー》
冬は、寒さや乾燥、雪など、人間だけでなく作物にとっても厳しい季節ですが、葉物野菜や土の中で育つ根菜類はより一層おいしくなります。ほうれん草や白菜などの葉物野菜は、寒さで凍ってしまいわないように水分を減らして糖分を増すので、あまみも栄養も増してきます。根菜類は、寒くなると成長が遅くなり、土の中で栄養を蓄えながら時間をかけて大きくなるので、おいしいだけでなく栄養もたっぷりになります。冬にとれる野菜には、体を温める効果があったり、お腹の調子を整える食物繊維、風邪の予防に役立つビタミンAやCを含んでいるものがたくさんあります。今日は、今がおいしいかぶ、白菜、にんじんを使って体の温まるシチューを作りました。
12月16日
五目ごはん 高野豆腐のそぼろ煮 ゆず香和え えのきとねぎのみそ汁 牛乳
《ゆず香和え》
ゆずは、料理の主役になることはあまりないですが、独特の爽やかな香りと皮のきれいな色で、様々な料理の引き立て役として、日本の料理には欠かせない重要な食材です。今日は、しぼった果汁と、皮もすりおろして使いました。ゆずの果汁が思ったよりもすっぱかったので、調味液をいつもより長めに火にかけて酸味が飛ぶようにしましたが、子供たちは「この野菜酸っぱい〜。」と言っていました。次回はもう少し酸味を抑えられるように工夫したいと思います。
ゆずの皮はすりおろしたので目に見えませんが、ゆずの爽やかさがとても感じられました。
12月13日
メキシカンライス 白身魚のサルサソース ひよこ豆のスープ 牛乳
《世界の料理「メキシコ」》
今日は世界の料理給食で、「メキシコ」の料理です。メキシコ料理には、じゃがいも、トマト、唐辛子、かぼちゃ、豆などを使った、辛い料理が多いです。今日のメキシカンライスは、チリパウダーで少し辛くしたつもりでしたが、子供たちは全然辛くないと言っていました。白身魚には、トマトと玉ねぎ、レモンなどを混ぜたサルサソースをかけています。スープは、メキシコでよくとれるひよこ豆を使って作りました。
メキシカンライスの具は、色とりどりの野菜を使っています。
ごはんには、チリパウダーを入れて炊き込みました。
今日の白身魚はメルルーサです。角切りにしてから揚げにしました。
トマトと玉ねぎ、レモンなどをじっくり煮込んだサルサソースです。
から揚げにしたメルルーサに、サルサソースをよく絡めます。
スープにはひよこ豆を入れました。ホクホクとしておいしいです。
12月12日
わかめごはん 鶏肉のレモンしょうゆ焼き 卵と野菜の炒め物 沢煮椀 牛乳
《卵と野菜の炒め物》
卵は、3,500年前頃にはすでに食べられていたとエジプトの古い本に書かれているそうです。日本で卵を食べ始めた時期のことは、はっきりとはわかりませんが、1,200年ほど前の奈良時代には食べていたとみられています。卵は、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなど色々な栄養素を含んでいます。野菜と一緒に食べることで、野菜に含まれる栄養素を体の中に取り込みやすくなるので、今日は、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、にらと一緒に卵を炒めました。
卵はしっかり火が通るように、別で炒めておきます。
チャーハンなどの時はとても細かい炒り卵にしますが、今日は炒め物なので少し大きめにしました。
野菜とハムを炒めて、炒り卵と合わせます。
キャベツやにらの緑、にんじんの赤、たまごの黄色で彩りがきれいです。
12月11日
ココア揚げパン 肉団子と野菜のスープ りんご 牛乳
《ココア揚げパン》
ココアは、カカオ豆から作られます。カカオ豆は、カカオの木の果実の中にある種のことで、チョコレートを作る時の原料にもなります。カカオ豆を砕いて、脂肪分を取り除いて粉にしたものがココアですが、そのまま食べるととても苦いので、砂糖を混ぜるとおいしく食べられます。今日は砂糖を混ぜたココアパウダーを、揚げたパンにたっぷりまぶした揚げパンでしたが、子供たちはみんな口の周りを真っ黒にして、「おいしいー!」と嬉しそうに食べてくれていました。
パンを揚げるのは時間との闘いです。かたくならないように、様子を見ながら揚げます。
12月10日
ごはん・のりの佃煮 さばの文化干し おひたし 鶏ごぼう汁 牛乳
《のりの佃煮》
のりは、昆布やわかめと同じ海藻です。三大うま味成分と言われる「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」の3つすべてが含まれており、うま味たっぷりの食材です。今日は、焼き海苔を細かくちぎり、水に浸してミキサーにかけ、砂糖、しょうゆ、酒、みりんで味付けをしてよく煮て、佃煮にしました。ごはんとの相性も抜群です!
水に浸けてふやかして、ミキサーにかけた焼きのりです。
調味料を加えて、とろとろになるまで煮詰めます。
12月9日
キムチラーメン ジャンボシュウマイ おかしなおかしな目玉焼き 牛乳
《おかしなおかしな目玉焼き》
おかしな目玉焼きは、桃とジュースを使って目玉焼きそっくりに作ったゼリーです。いつものおかしな目玉焼きは、黄身が黄桃の缶詰、白身はカルピスゼリーですが、今日は少し違って、さらにおかしな目玉焼きになっています。今日の目玉焼きは、黄身と白身を逆にして作りました。真ん中の白身は白桃、まわりの黄身はオレンジゼリーです。なぜ「おかしなおかしな」という名前になっているのかを話すと、「そういうことか〜。」と納得していました。
真ん中に白桃を置いて、その周りにオレンジゼリーを注ぎます。
白桃があまり白くなかったですが、いつもと逆の目玉焼きができました。
12月6日
茶飯 おでん 浅漬け みかん 牛乳
《おでん》
おでんは地域によって、入る具材や味付けが大きく違います。給食のおでんはちくわぶを入れた関東風のものです。練り物を入れると良い出汁が出て、より一層味わい深くなります。おでんは茶飯と相性が良いとされ、東京では江戸時代から一緒に食べられていたようなので、今日の給食もおでんと茶飯の組み合わせにしました。子どもたちは、「大根が一番好き。」「こんにゃくがおいしい!」など話しながら食べていました。今日は寒かったので、おでん日和でした。
給食のおでんは、みんなに色々な具材がいきわたるように小さめになっています。
うずら卵は別で煮たので、崩れずに、味もよく染みました。
最後まで割らないようにやさしくすくいます。
別配缶にすることで、1〜3年生はひとり1個、4〜6年生はひとり2個で、みんな食べられます。
12月5日
コーンマヨトースト キャベツのサラダ ポークビーンズ 牛乳
《コーンマヨトースト》
コーンマヨトーストは、とうもろこし、マヨネーズ、みじん切りにした玉ねぎ、パセリ、塩、こしょうを混ぜて、それをパンにたっぷり塗って焼いたものです。マヨネーズは、卵、油、酢を混ぜて作るものですが、今日は卵を使わずに作ったノンエッグマヨネーズを使いました。卵がなくてマヨネーズになるのだろうかと思ってしまうかもしれませんが、味も見た目もほとんど変わらないのでおいしく作ることができました。
とうもろこしのあまみとみじん切りにした玉ねぎのから味がよく合います。
食パンの端まで具を塗ります。
12月4日
ごま塩ごはん さわらの西京焼き もやしの和え物 五目汁 牛乳
《もやしの和え物》
今日は、もやしをたっぷり使った和え物です。一般的にもやしと呼ばれているのは、「けつるあずき」という豆から作られている「ブラックマッペもやし」と、「緑豆」という豆から作られている「緑豆もやし」のことです。「大豆」から作られるものは「豆もやし」と呼ばれています。今日は、ブラックマッペもやしを使って和え物にしました。
もやしの和え物には、大きいざる2個分のもやしが入りました。
給食のごま塩ごはんは、塩を入れて炊飯して、炊きあがったら煎った黒ごまを混ぜます。
12月3日
ほうれん草のクリームスパゲティ マセドアンサラダ さつまいもチップス 牛乳
《さつまいもチップス》
さつまいもチップスは、さつまいもをすごく薄く切って、油でカラッと揚げて作ります。いつも野菜チップスを作る時は塩をまぶしていますが、今日は粉砂糖をまぶしてあまい味に仕上げました。今日のさつまいもは鳴門金時という品種で、その中でもきめ細かくて美しい見た目と、上質なあまみの両方がそろった「里むすめ」と呼ばれるものでした。きれいな色でパリパリに揚げるのが意外と難しく、割れやすいのでいつも以上に丁寧に作業しないといけないので大変ですが、子どもたちから大好評だったので良かったです。
パリパリにするために、とても薄く切るのがポイントです!
色が茶色くなりすぎないように加減して揚げます。
粉砂糖は、全体にいきわたるようにまぶしてから、仕上げに上からふりかけます。
12月2日
だだちゃ豆ごはん 芋煮 おみ漬け わかめと玉ねぎのみそ汁 牛乳
《郷土料理「山形県」》
今日は、「山形県」の郷土料理です。「だだちゃ豆ごはん」のだだちゃ豆は、山形県で昔から栽培されてきた枝豆の種類の一つです。豆の味が濃く、とても香りが強かったです。「芋煮」は、里芋やこんにゃく、ねぎ、きのこなどで作る鍋料理です。山形県では牛肉を使いますが、給食では豚肉で代用しました。「おみ漬け」は、青菜と家にある野菜を細かく切って漬け込んだ料理です。
だだちゃ豆は、茹でてからごはんに混ぜました。だだちゃ豆の香りが漂います。
芋煮は釜いっぱいにできて、まるで芋煮会のようでした。