2月の給食
更新日:2020年2月28日
2月28日
冬野菜カレーライス グリーンサラダ はちみつレモンスフレ 牛乳
《後期給食委員会が考えたメニュー第2弾!》
今日は、後期給食委員会が考えたメニューの第2弾です。冬野菜カレーライスは、いつものカレーと少し違って、大根、れんこん、里芋など、冬野菜がたくさん入っています。それぞれ小麦粉をつけてさっと揚げて仕上げに入れました。子どもたちは、れんこんのシャキシャキ感や里芋のとろとろ感をしっかり感じ取っていて、「なんかいつもと違う!」「れんこんがおいしい!」と言っていました。サラダも、冬が旬のブロッコリーをたくさん入れました。はちみつレモンスフレのはちみつは、のどを乾燥から守ってくれ、レモンのビタミンCは免疫力を高めてくれるので、風邪予防に効果があります。子どもたちは、今日も元気よく楽しそうに食べていました。
レモンは果汁をしぼって、皮をすりおろして入れました。
クリームチーズや牛乳、卵、はちみつはミキサーにかけてから、小麦粉と混ぜ合わせます。
一つ一つ、カップに流し入れます。
オーブンで焼いたら完成です。焼き色がついて、ベイクドチーズケーキのようになりました。
2月27日
ごぼう入りそぼろごはん わかさぎの南蛮漬け ゆかり和え じゃがいものみそ汁 牛乳
《わかさぎの南蛮漬け》
わかさぎは、キュウリウオ科という種類に属していて、ししゃもと同じ仲間です。キュウリウオという名前は、野菜のきゅうりに似た匂いがするためにつけられたようです。わかさぎは油を使った料理にするとおいしく、天ぷらやから揚げ、南蛮漬けなどにして食べることが多いです。今日は、かたくり粉をつけて揚げたわかさぎに、とうがらしを入れて少しピリ辛にしたたれをかけた、「わかさぎの南蛮漬け」にしました。骨も気にならないので、みんな丸ごとぱくぱくと食べていました。
思ったよりも大きいわかさぎが来ました。
油でからっと揚げます。
玉ねぎとにんじんが入った、すっぱくて辛い南蛮だれです。
わかさぎには味があまりないので、たれをたっぷりとかけます。
2月26日
ソフトフランスパン ロールキャベツ 冬野菜のシチュー はまさき 牛乳
《後期給食委員会が考えたメニュー第1弾!》
後期給食委員会の活動で、2日分の給食の献立を考えました。今日はその第1弾です。今回のコンセプトは、「かぜや寒さに負けない栄養たっぷりであたたかいメニュー」です。かぜ予防に効果のある栄養素や食材を調べ、冬が旬の野菜を多く取り入れた献立になっています。ロールキャベツは給食で初挑戦のメニューでしたが、無事においしく作ることができました。今日のメニューはどれも大好評でした!
給食では、大きなキャベツの葉が人数分そろわないので、ミルフィーユのように作ります。
カップに少し小さめに刻んでさっとゆでたキャベツを敷き、その上に肉だねをのせます。
下に敷いたものよりも大きく切ったキャベツをのせ、トマトソースをかけてオーブンで煮込みます。
見た目はロールキャベツのように丸くなりました。味もとってもおいしかったです!
2月25日
茶飯 おでん 即席漬け 牛乳
《もち巾着》
今日のおでんは、「もち巾着」入りです。もち巾着は、油揚げの中におもちを入れて、口をしばったものです。かんぴょうなどで口をしばることが多いですが、給食では600個結ぶと時間が間に合わないので、スパゲティで口を閉じました。あまじょっぱいだし汁が油揚げに染み込み、中のおもちはとろとろでおいしかったです。
もち巾着を天板に並べ、煮汁をかけて10分煮ます。
給食ではもち巾着もスチームコンベクションオーブンで作ります。煮崩れずに上手にできます。
2月21日
たらこスパゲティ クルートサラダ オニオンスープ ジョア(いちご)
《たらこスパゲティ》
たらこは、スケトウダラの体から取り出した卵を、薄めた塩水で洗ってから塩漬けにして作られます。塩気が強いので、今日はマヨネーズを入れて少しマイルドにしました。スケトウダラは冬から春にかけて産卵するので、たらこの旬は11月から4月頃なので、毎年2月頃の給食にたらこスパゲティを入れています。そのため、「たらこスパゲティはいつ出ますか?」と、ずっと前から心待ちにしていた子もいました。
たらこに白ワインを振り、野菜と一緒に炒めて味付けしておきます。白っぽい部分がたっぷりのたらこです。
スパゲティを少し硬めにゆでて、作っておいたたらこソースと和えます。
2月20日
ホイコーロー丼 ナムル もずくスープ 津之輝(つのかがやき) 牛乳
《ホイコーロー丼》
ホイコーロー丼は、漢字で「回鍋肉」と書き、一度調理した肉をもう一度鍋に戻して調理するという意味になります。給食でも、下味をつけた豚肉を一度炒めて取り出し、野菜を炒めた後に戻して味付けをしています。大きめに切った野菜がたっぷりのメニューですが、野菜が苦手な子もたくさん食べてくれます。
《津之輝(つのかがやき)》
今日の果物は清見オレンジの予定でしたが、おいしい状態のものがそろわないということで、津之輝という柑橘に変わりました。果肉がぷちぷちとしていて、濃厚な果汁がたっぷり。みかんのようなあまみがあり、オレンジのような香りがあって、とてもおいしかったです。
キャベツは大きなザル4個分!回転釜からあふれそうです。
一度炒めた豚肉を戻して、みそやオイスターソースで味をつければ完成です。
2月19日
カリカリうめごはん 千草焼き きんぴらごぼう 塩豚汁 牛乳
《千草焼き》
千草焼きには、いつもひじきを入れていますが、今日は「アカモク」にしてみました。アカモクは、ワカメやめかぶなどの仲間の海藻の一種です。地域によっては呼び名が違い、「ギバサ」や「ギンバソウ」と呼ぶこともあるそうです。もずくのような粘りと、シャキシャキとした食感が特徴です。鉄分やカルシウム、食物繊維などがたくさん含まれていて、健康や美容にもよい食べ物です。海藻は苦手な子もいますが、今日の千草焼きはとても人気でした。「アカモクどれ〜?」と探して食べている子もいました。
アカモクはひじきに比べてとても細かいです。しっかり粘りがありました。
千草焼きは分厚いですが、だしを入れているのでふんわりやわらかく仕上がります。
2月18日
二色サンド 鶏肉のディアブル風 バジリコポテト ほうれん草とコーンのスープ いよかん 牛乳
《鶏肉のディアブル風》
今日の料理の“ディアブル”とは、フランス語で“小悪魔”という意味です。フランスでは、マスタードやこしょうなどで辛みをきかせたディアブルソースを、焼いた鶏肉やローストビーフにかけて食べるそうです。ちょっとピリッと辛い小悪魔風の味付けは、子どもたちに大人気でした。
マスタード、こしょう、にんにく、白ワインなどを混ぜた調味液に漬け込んだ鶏肉に、パン粉をまぶします。
オーブンでこんがりと焼きます。パン粉で包まれているので、お肉はしっとりやわらかくできます。
2月17日
菜飯 さばの生姜煮 野菜炒め 生揚げのみそ汁 牛乳
《さばの生姜煮》
今日は、さばをしょうゆやみりんなどの調味料としょうがで煮た「さばの生姜煮」です。しょうがには辛みがありますが、これはジンゲロンとショウガオールという成分によるものです。血液の流れを良くして、体を温める働きがあります。スライスしたしょうがは香りは良いですが、食べると辛みがしっかりあり、食べてみて「これ辛い〜!」と辛さを実感している子もいました。
さばを天板に並べて、とろみをしっかりつけたたれをかけます。
クッキングシートで落し蓋をします。
薄い天板で蓋をします。
230℃のオーブンで40分蒸し焼きにしたら完成です。
2月14日
パプリカライスのクリームソースがけ 糸寒天のサラダ チョコレートブラウニー 牛乳
《行事食「バレンタインデー」》
今日は、バレンタインデーです。日本では女の人から男も人へチョコレートをおくるのが一般的になっていますが、恋人へだけではなく、友達や家族にも日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントをします。今日は、給食室から「チョコレートブラウニー」をおくりました。濃厚な味でとても好評で、おかわりジャンケンの声があちらこちらから大きく聞こえてきました。クリームソースの中にもハート型のにんじんを入れて、いつも以上に愛情あふれる給食になりました。
だまがなくなめらかな生地になるまで混ぜます。
天板に分けて、表面を平らにしてオーブンで焼きます。
人数分に切り分けます。
最後に粉砂糖をふりかけると、見た目もきれいです。
2月13日
あんかけうどん 天ぷら(さつまいも・ちくわ) 白菜のおかか和え いちご 牛乳
《いちご》
今日のいちごは、栃木県産の「とちおとめ」です。夏の台風でいちごのハウスに影響もあったようなので、今年はいちごが手に入るのかと不安もありましたが、しっかりとした粒のいちごを八百屋さんは持ってきてくださいました。鮮やかな赤い色がきれいで、少しすっぱいものもありましたが、ジューシーでおいしいいちごでした。
栃木県は、いちごの産地として有名です。
ひとつずつへたを切り落とします。
つぶさないように、やさしくていねいに洗います。
ひとり2個で数えながら、きれいに並べます。
2月12日
きのこのカレーライス ビーンズサラダ かんぺい 牛乳
《かんぺい》
今日の果物は、「かんぺい(甘平)」です。かんぺいは、皮がとても薄くて、はちきれそうなくらいに果肉がぎっしり詰まっているのが特徴です。皮が薄いため、夏から秋にかけて雨が少ないと割れてしまうので、育てるのが大変だと言われています。オレンジジュースを飲んでいるかのようなジューシーさで、子どもたちにも人気がありました。
かんぺいはきれいなオレンジ色で、ちゃんと平たい形をしています。
2月10日
昆布ごはん ほっけの塩焼き ごま和え のっぺい汁 牛乳
《ほっけの塩焼き》
今日の魚は「ほっけ」です。ほっけは12月から2月頃の寒い季節が旬です。鮮度が落ちるの早いため干物にして出回ることが多く、今日も一夜干しのものです。とても脂がのっていて、うまみがギュッと詰まっていたので、子どもたちからもおいしいと好評でした。
給食では小さな切り身ですが、ほっけの特徴的な皮の模様はしっかりわかります。
2月7日
ごはん・スタミナ納豆 肉じゃが かぶのみそ汁 ぽんかん 牛乳
《スタミナ納豆》
スタミナ納豆は、鳥取県の給食センターで考え出された料理です。ひきわり納豆に、ごま油で炒めたとりひき肉を混ぜ合わせることで、納豆のうまみとコクがアップします。にんにくやしょうがも加えることで、納豆の独特なにおいも抑えられます。隠し味でタバスコを入れて、ピリ辛でごはんがたくさん食べたくなる味付けになっています。納豆が苦手だけれど、これなら食べられたという子も多くいたので良かったです。
にんにく、しょうが、ねぎ、鶏ひき肉をごま油で炒め、調味料で味付けします。
給食では納豆も加熱しないといけないので、一度蒸してからひき肉と合わせます。
2月6日
フレンチトースト ツナサラダ チリコンカン 牛乳
《ツナサラダ》
ツナサラダは子供たちから人気のあるサラダの一つです。しょうゆ味のドレッシングにツナがよく合っていて、苦手な野菜も食べやすいようです。今日は残食もとても少なかったです。
ツナが入ることで、うまみが出ておいしさがアップします。
2月5日
ごまごはん 和風ハンバーグ 白菜の漬物 すまし汁 牛乳
《白菜の漬物》
今日は、冬が旬の白菜の漬物です。白菜はほとんどが水分ですが、ビタミンCや食物せんいを多く含みます。ビタミンCは、風邪の予防や免疫力アップに効果があります。食物せんいは、お腹の調子を整えてくれて、美肌作りにも効果が期待できます。今日の漬物の味付けは塩としょうゆだけのシンプルなもので、白菜のあまみをしっかり感じられました。
和風ハンバーグには、豆腐やひじきが入っています。
大根おろしのソースをたっぷりとかけます。
2月4日
札幌みそラーメン いももち フルーツポンチ 牛乳
《郷土料理「北海道」》
1月31日から2月11日までの間、北海道の札幌市では「さっぽろ雪まつり」が開催されているので、今日はそれに合わせて「北海道」の料理を作りました。「札幌みそラーメン」は、いつものみそラーメンとは少し違い、北海道名産のとうもろこしと、バターを入れました。北海道では、寒い環境でラーメンが冷めるのを防ぐために、バターなどの油をスープの表面に浮かべることが多いそうです。「いももち」は、北海道の名産品のじゃがいもを蒸してつぶして、片栗粉と混ぜてモチモチの食缶に仕上げました。ラーメンもいももちも大人気で、残食はほとんどありませんでした!
いももちのじゃがいもは、蒸してなめらかになるまでつぶし、片栗粉、砂糖、塩を入れてよくこねます。
平たくきれいな丸型にします。
外側がカリッとなるまで油で揚げます。
甘辛いたれに漬けて味を染み込ませたら完成です。
札幌みそラーメンは、最後にバターを入れるのがポイントです。
2月3日
いわしのかば焼き丼 かみなり汁 手作り福豆 牛乳
《行事食「節分」》
今日、2月3日は「節分」ということで、給食も節分に合わせた献立にしました。「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまき、食べて、一年の健康や無事を祈りますが、この時の豆は炒り大豆です。今日は、炒り大豆に砂糖ときな粉をからめて食べやすくした「手作り福豆」です。また、柊の枝に焼いたいわしの頭をさしたものを玄関先につるして、柊のとがった葉先とそのにおいで鬼を追い払ったり、いわしを焼いて食べる地域もあることから、「いわしのかば焼き丼」にしました。かみなり汁には、「鬼」型のかまぼこがたくさん入っています。家に帰ってから豆まきをするという子も多くいるようでしたが、給食の福豆はちゃんとおいしく口の中に放り込んでくれていました。
丼なので、いつもより少しだけ大きいいわしを注文しました。
揚げたいわしは甘辛いたれにくぐらせます。ごはんとの相性は抜群です。
かわいらしい鬼の形をしたかまぼこを、かみなり汁に使いました。
福豆の炒り大豆は、給食室でもう一度炒ります。
砂糖を溶かし、そこに炒った大豆を入れてよく混ぜます。
水分がある程度飛んだらきな粉を加え、パラパラになるまで混ぜ続けます。焦がさないように注意!