「校長のつぶやき」(令和8年度2学期)
更新日:2026年9月16日
令和8年9月16日(水曜日) 〜83〜
今年の9月は例年よりも、残暑の厳しさで苦しむことが少ないように感じます。その点は良いのですが、一方で、大雨や台風等の影響が強いせいでしょうか、雨の日がとても多いです。子どもたちにとっても、校庭で遊ぶことができない日が続くことになります。秋の長雨シーズンを乗り切るためにも、室内での上手な過ごし方を、クラスのみんなで話し合ってみるのも大切ですね。
さて、今日も校内をまわっていて、いろいろな場面を見かけました。
わかば学級の朝の会のことです。1年生の女の子が日直を担当していました。わかば学級の日直は、健康観察時に全員の名前を呼んだり、その日の日課や給食の献立を確認したり等、やることが多いです。一日のスタートを気持ちよく切るために、とても大事な役割を担っています。今までの先輩たちの日直の仕事ぶりをしっかりと見てきたのでしょう。1年生の女の子も、立派に日直の仕事を担当していました。毎日たくさんの人たちとかかわりながら、いろいろな経験を積み重ねてグングン成長している子どもたちです。
図書室では、3年生の子どもたちが静かにお話を聞いているところでした。子どもたちの大好きな「読み聞かせ」の時間のようです。図書の時間には、それぞれが好きな本を手に取って自由に本を読み進める時間もあれば、今回のように、みんなで一つのお話をじっくり聞く「読み聞かせ」の時間もあります。図書室の先生は、子どもたちの発達段階や実態に配慮しながら、行事や季節、世間で話題になっていること等の要素を総合的に判断して、「読み聞かせ」の本を選んでくれます。それだけに、この「読み聞かせ」を通して、自分だけだったら選ばないような本、あるいは、どこに置いてあるのか気付かないような名作に、子どもたちは出会うことがあるわけです。
さて、田無小学校のみなさん。冒頭の話題に戻りますが、雨の季節はまだ続きそうです。外で遊べない時は、お気に入りの本を開いて、静かに読み進めていくのも、また良いのではないでしょうか。きっと心も落ち着いて、それぞれの本の世界も広がると思いますよ。

上級生に見守られながら、1年生も立派に日直を担当しています。

「読み聞かせ」のお話を夢中で聞いています。
令和8年9月15日(火曜日) 〜82〜
校内を歩いていると、音楽室からきれいな歌声が聞こえてきました。音楽室にいたのは、4年生の子どもたちです。歌っていたのは、「赤いやねの家」。正直なところ、私はこの歌のことをほとんど知りませんでした。しかし、子どもたちの優しい歌声を聴いているうちに、いつの間にか、この歌が好きになっていました。子ども時代を懐かしむような歌詞がとても素敵で、ノスタルジックな思いにさせられます。もしかすると、子どもの頃よりも、大人になってからの方が、この歌の良さをじっくりと味わうことができるのではないでしょうか。(いい歌ですので、皆様にもご紹介させていただきました。)
思わず感傷に浸ってしまった音楽室を後にし、私は6年生の教室に向かいました。家庭科の裁縫の学習をしているところでした。フェルトを使ってクッションを作るようです。デザインを工夫している子、丁寧に寸法を測っている子、慎重に布を裁断している子、どの子もそれぞれのペースで手際よく作業を進めていました。何よりも、友達と座席を並べながら楽しそうに活動に励んでいる姿が、見ていてとても微笑ましかったです。やはり友達と一緒の方が、一人で学習を進めるよりも楽しいのでしょうね。
体育館に行くと、わかば学級の低学年の子どもたちがマット運動に取り組んでいました。一般的に、マット運動に苦手意識をもっている子は多いと言われているのですが、わかば学級の子どもたちは先生たちのサポートを受けながら、怖がることなく、意欲的に取り組んでいました。先生に教わった技のポイントを意識しながら、きれいな前転を次々に披露してくれました。正しい姿勢とちょっとしたコツをおさえておくと、マット運動の技能はどんどん上達します。そのためにも、子どもたちには粘り強く練習を重ねてほしいと思います。






令和8年9月14日(月曜日) 〜81〜
「校長先生。校庭の土を掘ってもいいですか?」
唐突ですが、何のことだと思いますか?先週末のことですが、この言葉は6年生の男の子たちから話しかけられたものです。少し説明させていただきます。6年生は現在、理科の授業で地層について学習しているところです。土の粒や火山灰を顕微鏡で調べている様子も見られました。その中で、学校の敷地内の地層はどうなっているのか気になったということで、実際に穴を掘って調べてみたいと考えたようです。他の子どもたちや授業の迷惑にならないように、人があまり入らないような校庭の隅の場所を掘ること、そして、調べ終わったら必ず埋め直すことを、その6年生の子どもたちは自ら約束してくれました。彼らの熱意に心を動かされ、私は穴掘りを許可しました。
その日の昼休み、3人の男の子たちが校庭の隅で土を掘り出している姿が見られました。何か気付いたことや発見は、あったのでしょうか。
もちろん、本格的に地層を調べるとなれば、専門的な器具や重機が必要です。6年生の子どもたちが昼休みの時間に調べられる範囲や規模には、当たり前ですが限度があります。それでも、子どもたちが自分たちで課題を設け、「やってみよう」「調べてみよう」と実際に行動に移した点に、私は拍手を送りたいと思います。今は何でもインターネットで簡単に調べることのできる時代です。多くの人たちにとっても、画面上に表示される情報だけで事が足りてしまい、更なる知的好奇心や探究心をもちにくくなっている現状があるかもしれません。それだけに、今回の6年生の姿は、とても価値のあるものに感じました。探究心や学びの原動力というものは、子どもたちの素朴な「?」の気持ちから生まれているのかもしれませんね。
「途中から茶色っぽくなっているところがありました。」
後のことですが、実際に土を掘った子どもたちが教えてくれました。それが何だったのか、何の地層なのかは、正直なところ、子どもたちもわからなかったと思います。しかし、子どもたちの表情は、とても爽やかで、満足気な様子でした。実際に「やってみた」という経験が、この後の彼らを更に大きく成長させることでしょう。

顕微鏡を使って、火山灰を観察しています。

自分の目で実際に見たり、調べたりすることは大切ですね。
令和8年9月11日(金曜日) 〜80〜
今回の「校長のつぶやき」には、今週行われた図工の授業の様子について書かせていただきます。
「この大きい段ボールで何を作ろうかな?」
「ねえねえ、一緒に作ろう。」
4年生の子どもたちが、様々なサイズの段ボールを使って、何かを作っています。何を作っているかは、近くで見ていてもちょっとよくわかりませんが、子どもたちには、作りたいもののイメージがあるようです。ただ、大きいサイズの段ボールは、一人で持ち運ぶのがとても大変です。そのため、子どもたちは友達と声をかけ合いながら、一緒に段ボールを運んだり、解体したりしていました。これも、協同的な学びの姿ですね。
「この木の形、おもしろい!」
「トントントン、トントントン。トンカチを使うのって、楽しい!」
3年生の子どもたちは、様々な形の木片を並べたり重ねたりしながら、自分の好きな形を作っていました。木片同士を接続するためには、釘を打ち込む必要があります。昔と違って、今の子どもたちは木材を使った工作は不慣れかな…と思っていたのですが、意外にもトンカチを巧みに使いながら、リズムよく釘を打ち込んでいる姿が見られました。のりやハサミを使った紙工作とは違った木工の面白さに、多くの子どもたちも気付いたのではないでしょうか。
「校長先生!見て見て。うさぎさんだよ。」
2年生の子どもたちが、何やら可愛らしい冠(?)のようなものをかぶっています。オシャレな飾りのついた冠もあれば、動物の顔が描かれた冠(帽子?ヘアバンド?)もあります。どの子もとても楽しそうに作っています。見ていて特に微笑ましかったのは、それを頭にかぶったまま、友達と交流していたり、次の作業に取り掛かったりしている姿です。もはや体の一部になっているかのようで、実によく似合っていました。驚くべきは、その日の下校時です。図工の時間に作った冠をかぶったまま、家路に向かう子どもたちが続出しました。まあ、似合っているから、良しとしますね。
様々な素材とふれ合い、実際に「もの作り」に取り組む図工の時間は、「リアル(アナログ)」な学びの連続でもあり、子どもたちにとっては楽しいものばかりのようです。これからも創作活動の中で、それぞれの個性や技能を磨いていってほしいと思います。






令和8年9月10日(木曜日) 〜79〜
「わたしは〇〇だと思うけど、〇〇君はどう思いますか。」
「ぼくも〇〇さんと同じです。でも、この場合は……」
子どもたちが机をつけて、向かいながら話し合っています。このような話し合いの場面は、多くの授業で見られる日常的な光景です。笑顔で楽しそうに話し合っている姿もあれば、熱い議論をかわしているのでしょう、少し興奮気味な姿もあります。話し合いの場面に共通しているのは、話し手や聞き手の立場が存在し、お互いの顔を見ながら、意見や感想等を伝え合っている点です。
話し合っている内容も様々です。2学期が始まって2週間ですが、既に学校でもたくさんの話し合いの場面を見かけました。例えば、ある子が夏休みの思い出を発表し、聞き手の子どもたちがその内容について質問するというような場面がありました。楽しい話が中心だったこともあり、盛り上がっているグループが多かったです。話し手の子は、友達に自分の話を聞いてもらえたことに嬉しさを感じ、聞き手の子は、その友達のことをより深く知ることができたのではないでしょうか。
また、遠足や移動教室の計画について話し合っている場面も見かけました。一人だけが大満足なルートでも、他のメンバーが我慢ばかりしていては、楽しくない校外学習になります。
「誰かが100で誰かが40ではなく、みんなが80ぐらいになるようにしたい」
満足度を数値化しながら話し合っている子どもたちがいました。お互いの思いや希望を共有しながら、より良い計画を練り上げていく…、そのような話し合いの場面でした。
このように、お互いに顔を合わせながら意見を交流していくのは、昔ながらの「リアル(アナログ)」の良さだと思います。たしかにSNS等でも交流はできます。しかし、相手意識をもちにくく、一方的な立場からの書き込みに陥りやすいのが、SNSの課題であるとも言えます。その点、学校で行われている様々な「話し合い」は、相手の気持ちを思いやりながら、言葉を交わしていく活動がほとんどです。周囲の意見や考えを知ることで、自分自身の思考を深めていくこともできます。このような経験を積み重ねていくことで、子どもたちは豊かなコミュニケーション能力を身に付けていくことができるのだと考えます。
さて、「リアル(アナログ)」の良さについて、ここでは「話し合い活動」のみ取り上げました。しかし、当然ですが、「リアル(アナログ)」の強みはまだまだたくさんあります。実際に五感を働かして学ぶ経験、〇〇体験や〇〇見学、音楽や図工、家庭科、体育など、学校の中でも数多くの「リアル(アナログ)」な学びが行われています。今までの学校教育が築き上げてきた「リアル(アナログ)」な学び、そこに、新たに台頭してきた「デジタル」の学びを加えていきます。その実践を通して、より良い学びの形に挑戦していくことが、本校の研究テーマでもあります。今後も、「デジタルとリアル(アナログ)を組み合わせた新しい学びの形」の実践に力を入れていきたいと思います。
令和8年9月9日(水曜日) 〜78〜
以前にも「校長のつぶやき」で紹介させていただいたことがありますが、本校では「デジタルとリアル(アナログ)を組み合わせた新しい学びの形」の実践に力を入れています。「デジタルVSリアル(アナログ)」のような2項対立ではなく、「デジタルandリアル(アナログ)」のようなハイブリッドの形を目指しています。授業時間や家庭学習、自主学習等、その時々、様々な場面や児童の実態に応じた効果的な活用方法の研究を進めています。
今日は「デジタル」の側面から、「校長のつぶやき」を書かせていただきます。
学年によって詳細は異なりますが、今年度の夏休みには、学習アプリを活用した宿題を多く取り入れました。その結果、アプリの管理画面を通して、夏休みの間も教師は子どもたちの学習状況を確認することができました。子どもたちが学習進度を自己調整しながら、コツコツと自分のペースで課題を進めている様子をつかむこともできました。また、学習アプリや「Google classroom」の機能を活用して、教師は子どもたちに激励やアドバイスのメッセージを送っていました。このように、夏休み中にも学習や生活の様子について教師と子どもたちが「かかわり」をもつことができるのは、やはり「デジタル」ツールの強みです。特に、自主的に学習を進める必要がある状況においては、とても有効です。今までは、1学期の終業式近くで宿題を配り、2学期の始業式の日に提出させる、これが「学校の当たり前」でした。夏季補習のような特例を除いては、教師が子どもたちの学習を夏休み中にチェックすることは、ほとんどできませんでしたから…。(担任時代の私の経験です。)
さらには、学習アプリ等の「デジタル」ツールには、瞬時に採点や判定をする機能があります。個々の学習状況を管理する機能もあります。夏休み明けの2学期まで、教師のマル付けを待つ必要もありません。必然的に、子どもたちは即時的な学習評価を得ながら、自分で自分の学習状況を確認しつつ、次の学習へと進めることができるわけです。今後も「デジタル」ツールは、子どもたち一人ひとりの学習の伴走者として、ますます欠かせない存在になってくると思います。
さて、ここまでは「デジタル」の強みについて、本校の夏休みの実践を踏まえながら書かせていただきました。明日は「リアル(アナログ)」の良さについて、書かせていただきたいと思います。
令和8年9月8日(火曜日) 〜77〜
職員室前の掲示コーナーに、子どもたちが集まっていました。
「今日のロング昼休みは、たてわり遊びだよ。」
「わたしたちの班は…、『NGワードゲーム』だ。」
「2学期からは校庭を使う班もあるんだね。」
今日は9月のロング昼休み「たてわり遊び」の日です。昨日が臨時休校だったこともあり、2学期が始まって今日で実質5日目です。時間が無い中ではありましたが、上の学年の子どもたちがこまめに打ち合わせをし、準備を進めてくれました。上級生の動きを見ていると、テキパキと仕事を進める力や手際の良さが育ってきているように思います。昨年度の2学期から始まった田無小学校の「たてわり遊び」も、間もなく1年になります。異学年交流の「たてわり遊び」の経験を積み重ねていくうちに、子どもたちは見通しをもって行動できるようになってきたのでしょう。これも大きな成長です。
そして本日より、「たてわり遊び」もバージョンアップしました。今までの活動場所は教室だけでしたが、今回からは校庭にも、その範囲を拡大することになりました。今日の校庭の割り当ては、6年生と1年生のたてわり班。さっそく元気いっぱい走り回ったり、ボール遊びをしたりしながら、楽しそうに遊ぶ姿が見られました。おにごっこ、大縄跳び、ボール遊び…。教室ではできないような体を大きく動かす楽しい遊びが、これからの「たてわり遊び」ではたくさん見られそうです。子どもたちの「遊び」の引き出しも、きっと多くなるでしょうね。
田無小学校では、2学期以降も「たてわり遊び」のような異学年交流をはじめ、様々な交流活動に力を入れていきます。そして、人と人との「かかわり」を、さらに豊かにしていきたいと思います。

ここには、「たてわり班」の計画やお知らせが掲示されています。

「たてわり遊び」が校庭でもできるようになりました。

校庭では、6年生と1年生が仲良く遊んでいました。
令和8年9月7日(月曜日) 〜76〜
昨日から続く大雨の影響に伴い、西東京市の小中学校は本日臨時休校となりました。本市においては午前中の早い時間帯に大雨警報が解除され、注意報へと切り替わりました。しかし、伊豆諸島や神奈川県、千葉県などでは、線状降水帯による被害が出ているようです。この度の大雨で被害にあわれた方々には、心からお見舞いを申し上げます。
さて、昨年度もこのタイミングで同じ内容についてふれましたが、やはり今年度も書かせていただきます。一昨日の土曜日のことです。その日は雨の心配もあったのですが、夕方には秋の訪れを感じさせるような涼しい風が吹く等、心地の良い日になりました。そのため、子どもたちが楽しみにしていたイベントが、無事に開催されることになりました。田無小学校のおやじの会が主催する「花火イベント」です。今回もたくさんの子どもたちが田無小学校の校庭に集まりました。
「こんなに花火を持ってきたよ!」
「見て!これ、新しい花火なんだよ。大きいでしょ。」
時期的にも、この「花火イベント」は、子どもたちにとって夏の最後のお楽しみになるのでしょうか。それだけに、子どもたちは笑顔いっぱい、元気いっぱいです。昨年度も書かせていただきましたが、昔と違って、今は花火をする場所が少なくなりましたからね。思う存分、手持ち花火を楽しむことができる、このような機会はとても貴重ですね。
さあ、花火大会が始まりました。おやじの会の皆様の的確な指示や万全な安全管理の下、子どもたちはそれぞれが用意した手持ちの花火を思う存分楽しんでいました。
「校長先生!この花火、ひとつあげるよ。」
「わたしのもあげる!はい。」
なんと、子どもたちが手持ち花火を私にお裾分けしてくれました。近くで見ていた私を不憫に思ったのでしょうか…。田無小学校の子どもたちって、優しいですね。手ぶらで参加していた私も、最終的には20本近くの花火を手にして、子どもたちと一緒に楽しむことができました。みなさん、ありがとうございました。
花火イベントのクライマックスは、おやじの会の皆様による打ち上げ花火のショータイムです。今年も迫力ある花火が連発で夜空に打ちあがり、会場からは大きな拍手と歓声、そして、テキパキと作業をしている「おやじの会」の皆さんを応援する「がんばれ」コールが沸き起こりました。最後に披露されたナイアガラ花火は、光り輝く大きな滝となって、今年の花火イベントを締めくくってくれました。子どもたちだけでなく、会場にいた多くの大人も(私も含めて)、素敵な夏の思い出ができたと思います。
8月の「水まつり」や「防災お泊り」に続き、素敵なイベントを準備してくださった「おやじの会」の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。




令和8年9月4日(金曜日) 〜75〜
2年生の教室に行くと、図工の学習に取り組んでいるところでした。
「校長先生!これ、何だと思う?」
一人の男の子が声をかけてきました。その子が手に持っているのは、茶色い紙を細長くまるめたもの…のようです。ただ、それはまっすぐピンとしているのではなく、微妙なカーブを描いています。よく見ると、太さも一定ではなく、先の方が徐々に細くなっています。このあたりに、その子のこだわりが感じられます。
「正解は、コモドオオトカゲのしっぽ!」
なるほど、「しっぽ」!たしかに、そう言われると、そのように見えてきますね。上手です。
2年生が取り組んでいるのは、図工の『くしゃくしゃぎゅっ』という学習です。大きな紙をくしゃくしゃにしたり、ふくらませたり、あるいはギュッと小さくしてみたりして、材料の感触や形の変化を楽しみながら、作りたいものを自由に想像して作っていきます。紙袋や新聞紙、紙ひも、付箋…等々、いろいろな材料を使って、子どもたちはとても楽しそう活動に励んでいました。
「見て見て!帽子を作ったよ。」
紙袋をベースにし、オシャレな帽子を作っている女の子たちがいました。やっぱりファッションには興味があるのでしょうね。
「これが剣で、これが鎧の部品で…」
一方こちらには、武器と防具を作っている男の子がいました。かっこいい装備品ができそうですね。ぜひ「伝説の勇者」の装備を目指してください。
「わたしは動物を作ってみようかな。」
その子は、丸めた新聞紙を紙袋にたくさん詰めていました。丸くて大きな体を作っているようです。この後に、きっと耳を付けたり、目を描いたりするのでしょうね。かわいい動物が出来上がりそうです。
友達と作品を見せ合いっこしながら、子どもたちは思い思いに活動に励んでいました。楽しそうな姿がとても印象的だった図工の授業でした。





令和8年9月3日(木曜日) 〜74〜
今週は「スタートアップ期間」であるため、明日までは4時間授業の日が続きます。しかし、2学期が始まって、今日で3日目。少しずつ通常の授業が再開してきました。校内をまわっていると、いつもの学校の姿が戻ってきたように思います。
4年生の教室に行くと、社会科の学習をしていました。タブレットを使って、東京都の地図にピン止めをしています。
「東京都の西側は山が多いから、大雨が降ったら土砂災害とかありそうだね。」
「東京都の東側は海だから、地震が起きたら津波が心配…。」
自然災害について、気付いたことや考えたことを書き込んでいました。この夏も日本各地で大きな自然災害がありましたからね。子どもたちは東京都の地形を見ながら、自然災害の怖さや防災の大切さについて、自分事のように真剣に考えていました。
ランチルームに行くと、わかば学級の子どもたちが図工の学習に取り組んでいました。
「ここは、しっかり色を塗らないとね。」
紙版画に取り組んでいる子どもたちがいました。塗り方にムラがあっては、きれいに仕上がりませんからね。そのことをしっかり頭に入れながら、ローラーを使って何度も何度も丁寧に色を塗っていました。その粘り強さが立派です。きっと素敵な版画が完成すると思いますよ。
校庭では、5年生の子どもたちが体育の学習に取り組んでいました。友達とペアになって、バレーボールのアタックのような練習をしています。
「あれっ?なんだかボールが手に強くあたらないな…。」
「うわっ!(ボールが)変なところに行っちゃった。ごめーん。」
「おっ!今、バシッとうてた!」
何度も練習するうちに、上手にボールをたたくポイントを見つけた子もいたようです。実際にやってみたからこその気付きですね。このような学びは、リアルの学習の強みです。たくさん体を動かして、身に付けてほしいと思います。

東京都の土地の特色を振り返りながら、自然災害について考えています。

紙版画の色塗りはとても大切です。子どもたちは、全集中!

「いくよっ!」「はいっ!」友達と声をかけあっている姿も素敵でした。
令和8年9月2日(水曜日) 〜73〜
「今日から給食だよね!楽しみ!」
「ちゃんとランチョンマットの準備もしてきたよ。」
登校時、嬉しそうに話をしている子どもたちがいました。その気持ち、私もよくわかります。今日から2学期の給食が始まるからです。今朝はたくさんの子どもたちが久しぶりの給食にワクワクしていたと思います。
1時間目、2時間目、中休み…。給食室から届く美味しそうなにおいが、どんどん強くなってきます。
「いいにおいがしてきた!」
当然、子どもたちの気持ちは盛り上がってきます。給食は毎日のことなので慣れているはずなのですが、今日は夏休み明け最初の給食ということもあり、いつも以上に心が躍っていたのでしょう。給食の時間が待ち遠しい…、そのような様子が子どもたちの姿から伺えました。
さあ、給食の時間になりました。2学期最初の給食の献立は、「ターメリックライス」「ポークストロガノフ」「キャベツとコーンのサラダ」「UFOゼリー」でした。久しぶりの給食を前に、子どもたちは笑顔いっぱいです。どの子も美味しそうに、モリモリ食べていました。中には、「おかわりジャンケン」の熱い戦いが繰り広げられているクラスもありました。
「やったー!」「イエーイ!」
戦利品の「UFOゼリー」を獲得できて、喜ぶ勝者がいれば、一方で…
「うわー、負けたーっ!」「……。」
W杯敗退が決定したかのように、悔しそうな表情を浮かべる敗者もいました。勝負は時の運ですから…、仕方ないですね。きっと次は「おかわり」できますよ。
とにもかくにも、待ちに待った給食が本日より再開しました。友達と一緒に美味しい給食を食べることができる「給食の時間」。子どもたちにとっては、学校生活の中において、特に楽しい時間、嬉しい時間なのかもしれません。田無小学校のみなさん、2学期の給食も「笑顔いっぱい!元気いっぱい!力いっぱい!」モリモリ食べていきましょう!



令和8年9月1日(火曜日) 〜72〜
夏休みが終わり、2学期が始まりました。先週までは静かだった校舎の中に、元気いっぱいの子どもたちの声が戻ってきました。このワイワイガヤガヤとした賑やかな雰囲気、やっぱり学校はこうあってほしいですね。最高です。
さて、本日の2時間目には、2学期の始業式がありました。その後、私は子どもたちの様子を見るために、全ての教室をまわりました。私の姿に気付いた子どもたちは、夏休みに起きた出来事や楽しかった思い出等、いろいろな話を聞かせてくれました。
「新潟県に行ってきました。温泉にも入ったよ。」
「沖縄県の海には、魚がたくさん泳いでいたよ。サンゴ礁もきれいだったなぁ。」
「〇〇コンテストで優勝しました。これがその時にもらったメダルです。」
「国立競技場でJリーグの試合を見ました。」
「福島県に行って、おいしい果物をいっぱい食べました。」
「自由研究で〇〇を作ったんだよ。教室の後ろに飾ってあるから、後で見に来てほしいな。」
いいですね。どの子も生き生きと話をしてくれました。きっと素敵な思い出がたくさんできたのでしょうね。ただ、今日は給食のない午前授業だったので、子どもたちと話をする時間が十分にはありませんでした。子どもたちは話すことが、まだまだたくさんあるようです。明日以降もじっくり話を聞かせてもらおうと思います。
最後になりますが、本日9月1日は「防災の日」です。そして今週は、「防災週間」になります。今月の学校だよりにも書かせていただきましたが、この夏休みの間にも、熊本県では震度7の大きな地震が起こりました。また、昨今頻発している集中豪雨や線状降水帯は驚異的な降水量を記録し、千葉県や石川県、富山県、福井県を中心に、大きな爪痕を残しました。日本は「災害列島」と呼ばれているように、毎年大きな自然災害が各地に襲いかかっています。この夏に起きた様々な自然災害のニュースを通して、その現実を改めて痛感しました。「防災の日」の今日、各ご家庭におかれましても、いざというときの備えについて話題にしていただければと思います。

始業式では、6年生の代表児童がそれぞれの思いを堂々と発表していました。

ある教室では、みんなで「夏休みすごろく」を楽しんでいました。

中休みには、たくさんの子どもたちが校庭で遊んでいました。