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西東京市立田無小学校
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「校長のつぶやき」(令和8年度2学期)

更新日:2026年10月30日

令和8年10月30日(金曜日) 〜108〜

「あれ?校長先生、なんだかいつもとちがうよ。」
「いつもより先生っぽいよ。」
 1年生の女の子たちが、不思議そうな顔をしながら私に話しかけてきました。近くにいた子どもたちも、「本当だ」「たしかに」というような様子でこちらを見ています。
 1年生が不思議に思っていたのは、私が上着を着ていたからです。今週、東京方面にも木枯らし1号が吹き、気温も一気に低くなりました。晩秋から初冬へと季節が移ろうとしているこの時期は、衣替えのシーズンかもしれません。私は暑がりなので、先週まではクールビズ、もしくは長袖のシャツで過ごしていました。しかし、さすがに今週半ばからはスーツの上着を着るようになりました。その服装の変化が、1年生の子どもたちにとっては、「あれ?」だったのでしょう。1年生は、まだ6歳か7歳の年齢です。大人にとっては当たり前の「衣替え」も、ほとんど経験していません。「あれ?」と思うのも、当然と言えば当然ですね。「先生っぽい」というのも、クールビズはカジュアルで、スーツはフォーマル…というニュアンスなのでしょう。1年生なりの表現方法は、いつも聞いていて、とても心が和みます。
 子どもたちの純粋で素直な「あれ?」や「なんだろう?」は、学校生活の中でも様々な場面で見られます。子どもたちはきっと、この先の長い人生の中で、たくさんの「あれ?」に出会い、そこから多くのことを学んでいくのでしょうね。それぞれのペースで一歩一歩、ゆっくり経験してほしいと思います。

 余談ですが、私も担任時代を振り返ると、ジャージ等の動きやすい服装でいることが多かったです。ただ、研究授業や来客があるような日は、スーツにネクタイという服装にバタバタと着替えていました。着替え終わって教室に戻ると、よく子どもたちに言われました。
「あれ?先生、今日って何かあるの?」。
 いつの時代も、子どもたちは先生(大人)のことをよく見ているんですね。

令和8年10月29日(木曜日) 〜107〜

「おはようございまーす!校長先生、元気になりましたーっ!」
「おはようございます!ぼくも今日から復活です!」
 正門で子どもたちに挨拶をしていると、何人かの子どもたちが笑顔いっぱいで声をかけてきました。昨日まで体調不良で欠席していた子どもたちです。すっかり元気になったようで、嬉しそうに昇降口に向かっていきました。
 現在も学級閉鎖中のクラスがありますが、本校では先週から今週にかけて、インフルエンザを理由とした欠席者が多くいました。ただ、いくつかのクラスは学級閉鎖が終わり、出席状況もかなり回復してきました。冒頭に紹介した子どもたちも、数日前は保健室でぐったりしている様子が見られました。それだけに、元気いっぱいに体調が回復した子どもたちに会うことができて、私もとても嬉しかったです。

 そのような子どもたちを明るく迎えるかのように、今朝も「あいさつ隊」は頑張っていました。
「おはようございます!」
「おはようございます!」
 昨年度から「あいさつ隊」の中心的な役割を果たしている6年生をはじめ、現在は5年生と3年生の子どもたちが「あいさつ隊」を担当しています。「あいさつ隊」は強制ではないので、無理のない範囲での参加になりますが、毎日多くの子どもたちが担当してくれています。体調不良で学校に来ることができなかった子どもたちも、「あいさつ隊」の元気な挨拶に呼応するように、大きな挨拶で返していました。今後も子どもたちの笑顔や元気な挨拶を大事にしながら、このインフルエンザのシーズンを乗り越えたいと思います。(もちろん、うがい・手洗いの励行や室内の換気等についても、努めてまいります。)


今朝の正門付近の様子です。


「あいさつ隊」の皆さん、いつもありがとう!

令和8年10月28日(水曜日) 〜106〜

 昨日は5年生の算数の授業について書かせていただきましたが、今日は6年生の授業の様子について書かせていただきます。教科は、同じく算数です。

「今日は、この形の面積を求めてもらいます。」
「なんか葉っぱみたいな形だなぁ。」
 先生が提示した図形は、四角形でも三角形でも円でもありません。これと言った名称の無い形です。たしかに、子どもたちが言うように、「葉っぱ」の形にも似ています。隣のクラスでは「ラグビーボール」「どら焼きを斜めにした形」等の表現もありました。ということで、この変わった図形の面積の求め方を考えるのが、今回のめあてです。

 初めは一人でじっくり考える自力解決の時間です。ノートに求め方をスラスラと書いている子もいれば、手がかりとなる図形の紙をいろいろと操作している子もいます。

 続いて、グループごとに自分の考えを伝え合う時間です。

「ここに線を引くと、扇形と直角二等辺三角形に分けられるから…」
「まず正方形の面積を求めます。次に円の面積を…」
 自分のノートを見せながら説明する子もいれば、手に持っている図形の紙を操作しながら説明している子がいました。昨日の「校長のつぶやき」にも書かせていただきましたが、相手がわかるように伝えるというのは、確かに難しいです。しかし、上手に説明できるようになるためには、やはりこの経験の積み重ねこそが大切だと考えます。「挑戦」無くしては、「成長」はありませんから。しかし、さすがは6年生の子どもたちです。「まず」「次に」等の言葉を用いながら、順序立てて丁寧に説明している子が多かったです。それぞれの発表が終わると、お互いに拍手を送り合っている場面も見られました。

 次に、班の代表者が全体の場で発表します。子どもたちは自分と似ている考え方や少し異なる考え方があることに気付きます。最後は先生も加わり、子どもたちと一緒にそれぞれの考え方を整理・集約しながら、学習をまとめていきます。
「そっかー。三角形や円の求め方を使えば、葉っぱみたいな形の面積も求められるんだ。」
「知っている図形を組み合わせて考えればいいんだ。」
 自分の考えが正しかったこと、あるいは、友達の考えから理解を深められたことが嬉しかったのかもしれません。子どもたちの晴れ晴れとした表情が、とても印象に残った授業でした。

令和8年10月27日(火曜日) 〜105〜

 5年生の教室に行くと、算数の授業中でした。女の子が前に出て発表しています。モニター画面を示しながら、自分の考え方を説明しているところでした。
「わたしはこのように考えました。まず、この図にあるように・・・」
 モニターに映っているのは、発表をしている子のノートです。「45分は何時間ですか」という問題について、自分の考えを言葉や図、イラスト等を使って、わかりやすくまとめています。自分の考えが頭の中で整理できているからこそ、友達に伝えるアウトプットも上手なのでしょうね。

 このように、子どもたちがクラスの前に出て説明している場面は、他の学年でも、他の教科でも、とても多く見られます。もちろん教師が詳しく説明する場面もありますが、今回のように子どもたちがお互いに説明し合ったり、伝え合ったりする活動は非常に大切です。授業の中での「交流」や「かかわり」を通して、子どもたちの学びは更に豊かになるからです。自分の説明が相手に伝わった時の喜びもあれば、友達の考えに刺激を受けることもあるでしょう。また、相手意識をもって説明することで、語彙力や表現力等も身に付いていきます。これらは、家庭での学習やタブレットでの学習だけでは、なかなか充実させられない点です。やはり、多くの子どもたちが「かかわり」をもちながら学び合える学校だからこそ、できることなのだと考えます。子どもたちが共に学び、共に高め合う教育活動を、これからも大事にしていきたいと思います。


モニター画面を示しながら、上手に説明しています。


説明している姿は、まるで先生のようです。


自分の考えをノートにまとめています。


ノートのまとめ方にも工夫が見られます。

令和8年10月26日(月曜日) 〜104〜

 一昨日の土曜日のことになります。今年度も田無小学校を会場にして、「漢字検定」が行われました。昨年度の1月の試験に続き、今回で2回目になります。前回の試験では、田無小学校は子どもたちの優秀な成績が評価され、日本漢字能力検定協会から「特別賞」をいただくことができました。さて、今年度はどうでしょうか。検定を終えた子どもたちが集まって、何やら話し合っていました。

「大丈夫。たぶん…大丈夫。」
「うーん、全体的にはできたけど、2問は絶対に間違えちゃったなぁ。」
「え、あの問題の答えって、〇〇なの?うわー、やっちゃったー。」
 このような会話の場面は、いつの時代も本格的な試験の後にはよく見られるものです。試験を受けた後の子どもたちの様子は様々でしたが、大きな挑戦を終えた清々しさのようなものは、どの子からも感じられました。本校では、「自分の力を試してみたい」「難しいことに挑戦してみたい」という「挑戦」も、学校経営方針の大きな柱の一つに設定しています。学校の内外を問わず、このような挑戦を経験することは、人を大きく逞しく成長させると考えています。その中で、子どもたちは重圧や緊張を克服する強さも身につけていきます。今回の試験の結果がどのようなものになるかはわかりませんが、それぞれの課題に「挑戦」した子どもたちには、私から大きな拍手を送りたいと思います。
 最後になりますが、本校は「コミュニティ・スクール」となったこともあり、多くの地域の方々に日々の教育活動を支えていただいています。今回の「漢字検定」に関しても、施設開放運営協議会の皆様をはじめ、保護者の皆様、地域の皆様に、多大なるお力添えをいただきました。常日頃の力強いご支援、ご協力に、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。


昨年度、本校は「特別賞」をいただきました。

令和8年10月23日(金曜日) 〜103〜

 9月には記録的な雨天が続いた関東地方でしたが、10月に入ってからは秋晴れの日も多く、爽やかで過ごしやすい日が続きます。暑い夏が長くなっているために、年々短くなっていると言われている秋です。子どもたちには、この心地よい秋の気候を大事にしながら、一日一日を元気いっぱいに過ごしてほしいと思います。

 さて、中休みに校庭を見ると、子どもたちが長縄チャレンジに取り組んでいます。先週から、長縄キャンペーン期間が始まっており、クラスのみんなで力を合わせて長縄に挑戦しています。

「イチ!ニ!サン!シー…」
 みんなで声を出して数えているクラスがあります。これも長縄チャレンジの良いところです。声をそろえると、連帯感が増してきます。

「ドンマーイ!大丈夫、大丈夫!」
 誰かがミスをしても、前向きな声をかけている子どもたちがいます。これも素敵ですね。プラスの言葉かけは自信につながります。

「いい、よく見ていてね…。今っ!今っ!ここっ!はいっ!」
 回っている縄の中に入るタイミングを、一生懸命教えている子もいます。友達にアドバイスをする姿が多く見られるのも、長縄チャレンジの特徴です。クラスの記録更新を実現するためには、全員のレベルアップが必要になります。だからこそ、子どもたちは友達が上手に跳べるようになると、自分のことのように喜ぶのでしょうね。

 田無小のみなさん、長縄チャレンジはまだ続きます。今日の記録を少しでも超えられるように、クラスのみんなで力を合わせて頑張っていきましょう!

令和8年10月22日(木曜日) 〜102〜

 理科室に行くと、6年生がグループごとに活動に励んでいました。
「うーん、そこだとちょっと重いなぁ…。」
「じゃあ、こうするとどうかな?この辺なら…」
「あっ、少し軽くなった。」
 この会話だけで何の学習かを推測できる方は、おそらく理科や物理の学習が相当好きな方なのでしょう。6年生は現在、「てこのはたらき」について学習しています。「ものを楽に運べるのはどんな時だろうか」という課題を、長い棒やおもりを使いながら、みんなで考えていきます。子どもたちは棒におもりを吊るす位置を変えながら、体への負荷を確かめ合っていました。このような実験は、デジタルよりもやはり実際に体験してみる方がいいですね。実感を伴う理解につながります。

 5年生の教室行くと、なんと全員が立っています。しかし、おしゃべりをしている人はいません。何かに集中している様子です。すると、ALTの先生が話し始めました。
「〇〇 says go straight.」(実際には、〇〇の箇所にALTの先生の名前が入っています。)
 唐突に指示が出ました。すると、子どもたちは一斉に前に進みました。
「〇〇 says turn left.」
 次の指示が出ると、子どもたちは一斉に左を向きました。
「Turn left.」
 すると、今度は一部の子だけが左を向きました。残りの子どもたちは動いていません。動いてしまった子どもたちは悔しそうにしています。
 さて、お分かりの方も多いのではないでしょうか。これは、英語の授業で扱うことの多い「simon says(サイモン・セイズ)」というゲームです。日本風に言えば、いわゆる「命令ゲーム」です。主語となる「サイモン」(今日の授業では「ALTの名前」)が無い場合は、動いてはいけないというルールです。そのため、指示の内容だけでなく、主語の部分もよく聞いていないと、このゲームに勝つことはできません。いつもは元気いっぱいの賑やかな子どもたちも、このゲームの時は一切おしゃべりをすることなく、リスニングに全集中している様子でした。


6年生は理科の授業で、「てこのはたらき」について学習しています。


おもりの位置によって、重さはどう変わるかな。


5年生の英語の授業です。ALTの先生による命令ゲームの真っ最中。

令和8年10月21日(水曜日) 〜101〜

 昨日と打って変わって今日は日差しが強く、強い風が吹きすさぶ一日となりました。校庭を眺めていると、落ち葉が激しく舞い上がっている様子も確認できました。校舎内にも校庭の葉っぱが入り込んでいたので、子どもたちは見慣れぬ状況にとても驚いていました。明日は一転して、グッと気温が低くなるそうです。現在、インフルエンザも流行ってきていますので、学校でも子どもたちの体調管理には十分気を付けていきたいと思います。皆様もご自愛ください。

 さて、昨日に行われた1年生の遠足に続き、今日はわかば学級の6年生の子どもたちと一緒に、田無特別支援学校の見学に行ってきました。そこでは、生徒の皆さんが学習をしている様子や仕事の勉強をしている様子を見学させていただくことができました。

「すごい!屋上にプールがあるの?入ってみたい!」
「学校の中にカフェがあるよ。お店みたい。」
「あっ!おいしそうなにおいがしてきた。クッキーかな?」
「ここの畑では何を作っているんだろう?」

 新しい発見や気付きも多く、子どもたちにとっては驚くことばかりだったようです。プロのような仕事をしている生徒さんたちの姿を見て、「すごい」「自分もやってみたいな」と、子どもたちは瞳をキラキラさせていました。

 他にも、質問タイムやゆっくりできる時間もありました。
「中休みはあるんですか?」
「あっ!図書室に『鬼滅の刃』がある!いいなあ。」
 子どもたちらしい質問をする姿や素直なリアクションが終始見られ、とても微笑ましかったです。

 学校の様子だけでなく、授業や仕事の説明も丁寧にしてくださった田無特別支援学校の先生方、生徒の皆さん、本日は大変お世話になりました。ありがとうございました。

令和8年10月20日(火曜日) 〜100〜

「今日のお弁当にはね、からあげと卵焼きとミニトマトが入っていて、あとは…」
「これから行く公園には飛行機があるんだよね。楽しみ!」
 朝から1年生の子どもたちが元気いっぱいです。今日は待ちに待った遠足の日です。天気は曇空でしたが、暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい日となりました。行き先は、所沢の少し先にある「航空公園」です。私も引率で10回以上行ったことがありますが、敷地がとても広く、子どもたちにも人気のある公園です。

 航空公園では、最初にスタンプラリーを楽しみました。スタンプラリーは、班ごとに取り組みます。まず、公園内にいる先生たちを探し、そこで何らかのミッションをクリアすると、スタンプを押してもらえる流れになります。
「あっ!あそこに校長先生がいた!みんな行くぞーっ!」
 私はスタート地点からかなり離れた場所にいたのですが、すぐに見つかってしまいました。子どもたちのチームワークとバイタリティはさすがです。このスタンプラリーを通して、友達との絆はさらに強くなったと思います。

「芝生を転がるのって楽しい!」
「◯◯ちゃん、一緒にターザンロープをやろうよ。」
「遊具がいっぱいあって最高!次はあれをやりたいな。」
 自由時間では、鬼ごっこをして遊ぶ子、丘の斜面をゴロゴロと転がって遊ぶ子、様々な遊具を友達と一緒に楽しむ子など、笑顔いっぱいの子どもたちの姿がたくさん見られました。とにかく子どもたちは体をいっぱい動かしながら全力で遊んでいました。

 また、感心したのは、駅で電車を待つ間、あるいは電車の中の子どもたちの姿です。決して騒ぐこともなく、お行儀よく、静かに行動していました。マナーを守って集団行動ができる子どもたち。とても立派でした。
 
 1年生のみなさん、今日はとても楽しい一日になりましたね。これからも、みんなで仲よく楽しく過ごしていきましょう。

令和8年10月19日(月曜日) 〜99〜

 先週の金曜日ことですが、書かせていただきます。

「ここに階段を作ったよ。ここから家の中に入るんだ。」
「このブランコで遊べるんだよ。」
 2年生の教室では、子どもたちが図工の作品づくりに励んでいました。「ともだちハウス」という立体作品を楽しそうに作っていました。この学習は、身近な材料の特徴を生かし、想像上の「小さな友だち」が喜ぶ家や空間を楽しく工夫して作ることがねらいです。ミニチュアのお風呂やベッドを設置したり、「小さな友だち」が楽しめるような遊び場所を作ったり等、子どもたちは持ち前の自由な発想力を発揮しながら意欲的に取り組んでいました。また、自分が作った作品をタブレットで撮影し、「オクリンクプラス」というソフトを使って、みんなでそれぞれの作品を共有していました。さすが令和時代の子どもたちです。「リアル」の学習の中に、「デジタル」を効果的に活用しています。

「校長先生。この『知恵の輪』、やってみてください。」
 教室をまわっていると、わかば学級の男の子が私に声をかけてきました。今はあまり見かけることのない「知恵の輪」です。昭和世代の私は、子どもの頃にたしかに「知恵の輪」で遊んだことがあります。実家にも「知恵の輪」はありましたし、「キン肉マン」という漫画の中にも、「チエの輪マン」という超人がいたことも知っています。(←余談です。)ということで、この申し出は、令和時代の小学生からの挑戦状と受け取りました。昭和世代の威信にかけて、私は「知恵の輪」に挑戦することにしました。

「…………。あれ?むむむ…。」
 思いの外、難しい「知恵の輪」です。私が子どもの頃に遊んでいたシンプルな「知恵の輪」とは、難易度が全く異なります。
「校長先生。ヒントです。ここと、この溝をあわせてみて。」
「その後、こうやって向きを変えて…」
「最後はスッと外れるから、やってみてください。」
 子どもからのアドバイス通りに「知恵の輪」を進めていくと…
「やったー!できたー!」
 見事に「知恵の輪」を外すことができました。昭和世代、頑張りました。
(◯◯くん。「知恵の輪」の外し方を丁寧に教えてくれてありがとう。助かりました。ほっ。)


2年生の図工の様子です。


楽しそうに「ともだちハウス」を作っています。


子どもたちは自分の作品の写真を撮影して、投稿していました。


私が挑戦した「知恵の輪」です。難しかったです…。

令和8年10月16日(金曜日) 〜98〜

 移動教室3日目の様子です。
「シーツ、返しに行くよー。全員分を集めるよー。」
「荷物をまとめ終えた人は、部屋の掃除を始めてね。」
 最終日は大忙しです。朝から寝具の片付け、荷物の整理整頓、部屋や公共スペースの掃除等の仕事が続きます。もちろん、これも大切な移動教室の活動です。「来たときよりも美しく」。お世話になった赤城青少年交流の家に感謝の気持ちを伝えるように、子どもたちはそれぞれの仕事に励んでいました。

 最後の訪問場所は、甘楽町にある「こんにゃくパーク」です。ここでは、こんにゃくバイキングや工場見学、お土産の購入等、楽しい時間を過ごすことができました。
「こんにゃくラーメン、超おいしい!しかも、ヘルシーだし、最高!」
「えっ?このデザートもこんにゃくなの?杏仁豆腐やゼリーみたい。」
 こんにゃくバイキングでは、いろいろなこんにゃく料理を味わうことができました。焼きそばやレバ刺しのようなこんにゃくもあり、こんにゃくのポテンシャルの高さに私も驚かされました。何よりも、子どもたちが言うように美味しくて最高でした。
「えーと、クッキーとキーホルダーと…。あといくら分、買えるかな。」
「このうさぎのキャラクター、かわいいね。」
「私、こういうお漬物が好きです。」
「校長先生。いい買い物ができました!」
 お土産を選ぶのも、移動教室の楽しみのひとつです。子どもたちは購入するお土産の金額を計算しながら、予算内に収まるように上手に買い物をしていました。何を買ったか、満足そうな表情で教えてくれる子もたくさんいました。

 今週の「校長のつぶやき」では、6年生の移動教室の様子をお届けさせていただきました。子どもたちには、この2泊3日で学んだことや友達と協力した経験を忘れないでほしいと思います。そして、これからのそれぞれ人生において、この経験を大いに生かしてもらえたら嬉しいです。


最終日、宿舎で退所式を行いました。


「こんにゃくパーク」に到着しました。


こんにゃく工場の様子も見学できました。


お土産を購入する時間も楽しそうです。

令和8年10月15日(木曜日) 〜97〜

 移動教室の2日目の様子です。
「あっ!火がついた!火がついたよ!」
 この日の午前中には、野外炊事活動がありました。みんなでバーベキューをするのですが、そのためには「かまど」を準備して、火をおこさないといけません。火を安定させるために、団扇で風を送ったり、薪をさらに準備したり等、どの班もみんなで協力しながら楽しそうに取り組んでいました。
「うん。お肉、美味しい!」
「ちょっと焦げているのもあるけど、美味しいね。」
「焼きそばもいい味!ただ…、食べきれるかな?」
 バーベキューは大盛り上がり。子どもたちはモリモリバクバク食べていました。私も子どもたちから「お裾分け」をもらい、お腹がパンパンになりました。(いくつもの班から、相当な量のお肉や焼きそば、野菜炒めをもらったので…。)

「えーと…、今はどの辺にいるんだろう?」
「ちょっと待ってね。地図で見ると…。」
 午後は宿舎周辺の大自然を巡る「アドベンチャーラリー」が行われました。広大な敷地内にある様々なチェックポイントや準備されたミッションを、みんなで力を合わせてクリアしなくてはいけません。そのためには、チームワークはもちろん、長い距離を歩く体力や適切なルートを決定する判断力も大切です。さらには、地図を読み取る力も必要になってきます。
 私は安全確認も兼ねて、コース内の様々な場所を歩いていました。その時に、「アドベンチャーラリー」に挑戦中の子どもたちに出会うことがありました。
「校長先生。ぼくは日頃、みんなに迷惑をかけることがあるんですけど、今日は地図担当として活躍できています!みんなにほめられました!」
 地図の読み取りを担当していた男の子が嬉しそうに話していました。正直なところ、「アドベンチャーラリー」の地図の読み取りは難しいのですが、ここまでルートを間違えることなく進めているのは、お世辞抜きで素晴らしいことです。お見事です。
「普段はあまり話さない人とも、たくさん話すことができました。」
 90分近くの「アドベンチャーラリー」を終えた後に、そのように話す子がいました。大自然の中を歩きながら、様々なミッションに挑戦しているうちに、きっと自然と会話が生まれ、お互いの良さに気がついたのでしょうね。子どもたちの清々しい表情が印象的でした。


みんなで「かまど」を準備中…。


さあ、焼くぞー!ジューッ!


みんなで「いただきます!」


食後の自由時間も最高でした。


「アドベンチャーラリー」に挑戦中!


キャンプファイヤーも盛り上がりました。

令和8年10月14日(水曜日) 〜96〜

 昨日に続いて、移動教室中の出来事です。

 西東京市の小学校は、移動教室で国立赤城青少年交流の家にお世話になります。もちろん、市内の学校だけでなく、他地区の小学校とも、同じ日程で宿泊することがあります。本校が滞在している期間も、4つの小学校が利用していました。
 私が宿舎の長い廊下を歩いていると、一列になって歩いていた女の子の班とすれ違いました。私が先頭の女の子と目が合いかけた、その時です。
「こんにちは。」
 その班の子どもたちは、私に会釈をしながら、気持ちの良い挨拶をしてくれました。「挨拶がしっかりできる子どもたちだなあ。」と思いながら、私も挨拶を返しました。(後でわかったことですが、同じ市内の小学校の子どもたちでした。)
 食事の時間が近づいてきました。私が食堂に向かって歩いていると、早めに行動していた田無小の子どもたちと合流しました。私が子どもたちの少し後ろを歩いていると、正面から別の学校の方(あるいは施設の方?)が、こちらに向かって歩いてきました。
「こんにちは。」
 田無小の子どもたちは、その方とすれ違う時に、軽く会釈をしながら次々に挨拶をしていました。初対面の方にもすすんで挨拶をしていた子どもたちを近くで見ていた私は、ふと各班のリーダーたちがみんなに呼びかけていた場面を思い出しました。
「出会った人やお世話になる人たちに、自分からすすんで挨拶をしましょう。」
 リーダー会議等を通して、子どもたちが自主的に話し合って決めた目標のようです。 初めて会った人に対しても、自然と気持ちの良い挨拶ができる子どもたち。他校の子どもたちも、田無小の子どもたちも、みんな素敵です。


宿舎からは、赤城山群のひとつである「鍋割山」がきれいに見えました。)


朝の集いの様子です。他校の子どもたちと一緒に参加しました。

令和8年10月13日(火曜日) 〜95〜

「あーあ、知っている景色になってきちゃった…。」
「1日目に戻りたいなぁ…。」
 先週の金曜日に、赤城移動教室が終わりました。冒頭の言葉は、最終日のバスの中で、子どもたちがつぶやいていたものです。昨年度の「校長のつぶやき」にも書きましたが、このような言葉が自然発生的に生まれるということは、子どもたちにとって今回の移動教室がとても楽しかったこと、最高の時間だったことを、如実に物語っていると思います。

「こんなに大きい古墳、どうやって作ったんだろう。」
「埴輪って、いろいろな形があるんだね。」
 初日に訪れた「かみつけの里」では、実際に古墳に登ってみたり、博物館を見学したりしました。その中でも、子どもたちが一番集中して取り組んでいたのは、「勾玉づくり体験」です。少し厚みのある正方形の蝋石を、勾玉の形に削っていきます。2種類の紙やすりを使って、荒く削ったり、丁寧に磨いたりする工程が必要です。磨けば磨くほど勾玉が美しくなっていくので、子どもたちは一心不乱に磨いていきます。
「見てください!勾玉っぽくなってきました!」
「すごい!こんなにツルツルになった!」
 よほど嬉しかったのでしょう。かみつけの里を去るときも、ほとんどの子どもたちは完成した勾玉を首にかけて、そのままバスに乗り込んでいました。中には、バスの中でもハンカチに勾玉を包んで、更に磨き続けている子もいました。
「見て!こんなにピカピカになったよ。」
 笑顔で話しかけてきた女の子がいました。宿舎についた後も、その子はずっと大事に勾玉を持ち続けていました。
「この勾玉、ぼくの命の次に大事です。」
 ある男の子の言葉です。今日作った勾玉が、いきなり命の次の順位に…。それだけお気に入りになったのでしょうね。

 ということで、今週の「校長のつぶやき」は、赤城移動教室の様子を少しでも紹介できればと考えています。


自然史博物館での様子です。


子どもたちは大きな恐竜にビックリ!


かみつけの里に到着しました。


古墳の上から周囲を眺めています。


勾玉づくり体験の様子です。


どの子も勾玉づくりに全集中…。


きれいな勾玉ができました!


夜は室内レクで盛り上がりました。

令和8年10月6日(火曜日) 〜94〜

「みなさんは生成AIを使ったことがありますか?」
 講師の先生が問いかけると、多くの子どもたちは自信満々で答えていました。
「オレ、生成AIを使ったことあるよ。めちゃめちゃ便利だよね。」
「わたしも調べものをするときに、使ったことがあります。」
 さすがは令和時代の小学生です。ほとんどの子どもたちが何らかの生成AIの使用経験があるようです。会場が盛り上がる中、講師の先生は話を続けました。
「実は、生成AIには年齢制限があります。13歳以上から使用可能のものが多いです。(※保護者の同意がある場合は、この限りではないようです。)」
 当たり前のように使っていた生成AIに年齢制限や様々なルールがあることを知って、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

 これは、4年生以上の学年を対象とした「セーフティ教室」の一場面です。「ファミリーeルール講座」の先生をお招きし、インターネットやSNS、生成AI等の正しい使い方やルールについて、子どもたちにわかりやすくお話をしていただきました。デジタル環境に潜んでいる危険は、実はとても多いです。誰でも気付かないうちに、被害者や加害者になってしまう可能性があります。だからこそ、SNSやデジタル文化について、正しい知識をもつことが大切です。それが、自分のことや周りの人たちのことを守ることにもつながります。AIやデジタルの時代を生き抜く子どもたちには、是が非でも覚えておいてほしい内容ばかりでした。

 他の学年でも「セーフティ教室」は行われています。本日は田無警察署の方をお招きして、低学年の子どもたちを対象に、「いかのおすし」についてお話をしていただきました。「いかのおすし」は、不審者から身を守るための教えが詰まった大切な標語です。また、明日は3年生を対象に、「万引き防止」についてのお話をしていただく予定です。このように、専門的な立場の方々による「セーフティ教室」を通して、子どもたちには自分の安全を守ることの大切さや、犯罪に手を染めないことの大切さについても、しっかりと学んでほしいと思います。

 最後になりますが、明日から3日間、私は6年生と一緒に移動教室に行ってきます。学校を留守にしますので、「校長のつぶやき」はお休みさせていただきます。不定期の情報発信で恐縮ではございますが、ご承知おきいただければ幸いです。よろしくお願い致します。

令和8年10月5日(月曜日) 〜93〜

 昨日のことです。田無小学校を会場に、「三和会 秋の子どもまつり」が開催されました。先週までは雨天が長く続いていたため、正直なところ、開催がどうなるか一抹の不安がありました。しかし、昨日は暑すぎることも、肌寒くなることもなく、とても過ごしやすい気候でした。そのような気候の中で、令和8年度の子どもまつりが盛大に開かれました。

「校長先生!ぼく、白バイに乗らせてもらったよ!」
「わたしはパトカーに乗ったよ。」
「わたしは消防車に乗らせてもらったんだよ。」
 校庭には、子どもたちが興味を示す白バイやパトカー、消防自動車が並んでいました。なかなか乗る機会はありませんからね。保護者の方々が構えるカメラの前で、子どもたちはとても嬉しそうにポーズをとっていました。警察署の皆様、消防署の皆様、ご協力をありがとうございました。

「すごい!この車、トイレになってる!」
「中はきれいなトイレだよ。かっこいい!」
 また、今回は「トイレカー」も展示されていました。災害時にはとても活躍する「トイレカー」ですが、実物を見る機会は意外と少ないものです。そのため、子どもたちだけでなく、来場された大人の方々も興味深く「トイレカー」の中を見学していました。

「〇〇ちゃんがダンスを踊るんだよ。見に行かなくちゃ!」
「みんなダンスがうまいなあ。かっこいい!」
 体育館では、地域のダンスチームがキレキレのかっこいいダンスを披露していました。本校の子どもたちも所属しているダンスチームなので、応援に駆け付ける子どもたちも多かったです。それにしても、今の子どもたちって、本当にダンスが上手ですね。うらやましいです。私が小学校で習った踊りで今も覚えているものと言えば、「東村山音頭」ぐらいです。

 その他、校庭にはたくさんのお店が出ていました。焼きそば、フランクフルト、焼き鳥、わたあめ、ラムネ…。お祭りグルメは会場の人たちの胃袋も楽しませてくれました。また、おやじの会の皆様が運営しているゲームコーナーも、秋まつりを盛り上げていました。子どもたちにとって、とても楽しい「秋まつり」になったことは間違いなさそうです。

 三和会の皆様、関係機関の皆様、子どもたちのために素敵なイベントを開催していただき、本当にありがとうございました。

令和8年10月2日(金曜日) 〜92〜

「筋トレかな?十二単」 
 言葉の部分のみの抜粋で恐縮ですが、これは6年生の教室に掲示されていた作品です。平安時代について学習した「まとめ」のようです。
 これだけでは完全に説明不足なので、少し説明させていただきます。
 子どもたちが使用しているタブレットの中には、「ミライシード」という学習ソフトがあります。6年生の子どもたちは、このソフトの中にある「オクリンクプラス」という機能を活用して、平安時代の文化についてまとめました。シートの右側には、この時代を象徴するような画像やイラストが添付してあります。左側には、それに関するキャッチコピーやコメントのようなものが書かれています。画像を選ぶのも、文章を書くのも、子どもたちが自分で進めなくてはいけません。そのためには、平安時代の学習を振り返りながら、自分自身で何を選び、どのようなことを書くのかを考えなくてはいけません。長文ではなく、端的な言葉でまとめなくてはいけないので、「思考・判断・表現」の力が求められます。
 冒頭の作品は、平安時代の貴族の女性が着用していた「十二単」について扱ったものです。「十二単」は見た目も美しく華やかですが、その重さはなんと10KG以上もあったそうです。この点を印象的なニュアンスで表したのが、今回紹介した作品です。なるほど、たしかに筋トレになりそうですね。

 他にも、次のような作品がありました。シートの右半分の画像は、ひらがなの「あ」だけです。そこに添えられていた言葉は…
「千年間 今も現役 ひらがな」
 平安時代に誕生した日本独自の文化に「かな文字」があります。今でも小学校1年生は「ひらがな」を学習し、私たちも文章を書く時には、日常的に「ひらがな」を使い続けています。この子の言葉の通り、たしかに「ひらがな」は今も現役バリバリですね。相棒の「カタカナ」も一緒に頑張っています。

 このような作品もありました。シートに取り上げられている画像は、「源氏物語」です。添えられている言葉は…
「文字を恋心にして 千年ベストセラー」
 皆さんご存知、紫式部によって書かれた長編物語です。かな文字を使って貴族の恋模様を描いた作品は、近年のNHK大河ドラマでも取り上げられました。千年も続くベストセラーは、世界でも極めて珍しいのではないでしょうか。
 あれこれ書かせていただきましたが、子どもたちの作品からは、平安時代の文化について語っている楽しそうな様子が伺えました。これからも日本の歴史について、大いに関心をもって学んでほしいと思います。


「オクリンク」の画面(一部)です。いろいろな授業で活用しています。

令和8年10月1日(木曜日) 〜91〜

 10月に入りました。今日から下半期、つまり今年度の学校も後半戦です。新しい学年、新しいクラスになってから半年が過ぎたことになります。ここから先の半年間は、今までの課題を振り返りながら、次の学年を見据えて行動することも大切になってきます。子どもたち一人ひとりにとって、さらなる飛躍の後期にしてほしいと思います。

 さて、話が変わります。
「おはようございまーす!」「おはようございます!」
 田無小学校ではお馴染みの光景になります。毎朝、「あいさつ隊」の子どもたちは、正門付近で挨拶を頑張っています。しかし、2学期から、この「あいさつ隊」に大きな変化がありました。たくさんの仲間が「あいさつ隊」に加わったことです。
 少し説明させていただきます。2学期から、「たてわり班」を単位とした挨拶運動がプラスされることになりました。今は5年1組と3年1組の「たてわり班」の子どもたちが、「あいさつ隊」と一緒に挨拶当番を担当しています。もちろん、ご家庭や子どもたちにも、朝の時間帯には様々な事情がありますので、強制参加ではないです。あくまでも、子どもたちの自主的な思いを尊重しながら、挨拶運動への参加を呼び掛けています。ただ、この新しい「たてわり班」挨拶運動が、多くの子どもたちの背中を押す「きっかけ」になっているのかもしれません。早い時間帯に登校して、挨拶当番の準備をしている子もいれば、気合いの入った挨拶をしている子もいます。どの子もとても意欲的で、並々ならぬやる気が感じられます。
 ふり返れば、全校朝会等で「あいさつ隊」の子どもたちは定期的に挨拶キャンペーンやメンバーの募集を呼び掛けてくれました。「挨拶で学校を盛り上げたい!」「ぼくたちと一緒に学校を元気にしましょう!」そのような粘り強い呼びかけが、多くの子どもたちの心に届いたのでしょう。お陰様で、田無小の「あいさつの輪」は、また一段と大きく広がりました。
 9月は雨が多く正門付近での挨拶運動が難しかったのですが、10月初日の今朝は、とてもいい天気でした。そのため、今朝は正門付近から昇降口まで「あいさつ隊」が並び、元気のよい挨拶の声を響かせることができました。「あいさつ隊」のみなさん、後期もどうぞよろしくお願いします。

令和8年9月30日(水曜日) 〜90〜

「この細い芽は、間引きしちゃってもいいのかな?」
「小松菜が少し大きくなってきたね。」
 わかば学級では野菜を育てています。学級園でもいろいろな野菜を育てていますが、教室を出たところにあるプランターでも、小松菜やほうれん草、ラディッシュ等の野菜を育てています。水をあげたり、間引きをしたりして、野菜の成長を見守りながらお世話を続けている子どもたちの姿からは、優しさや思いやりの心が伝わってきます。生き物を育てることを通して、子どもたちは多くの学びを得ながら、自分たちも一緒に成長しています。「リアル」な学びの良さです。
 もちろん、単に野菜を育てているだけではありません。学習の一環として、野菜の成長も定期的に観察し、その様子や変化について気が付いたことをカードにまとめています。大きさや色、手触りやにおい等、子どもたちは観察の視点をもちながら、記録を続けています。この時に役に立つのが、タブレットです。写真撮影が簡単にできるからです。手触りやにおいは別ですが、色や大きさ等の視覚的な記録は非常に容易です。「デジタル」の強みです。(←「校長のつぶやき」でも何度も書いていますが…)

「どの観察カードにまとめようかな。」
「えーと…、小松菜の葉は少し大きくなって…、においが少しあって…」
 子どもたちは学習ソフト「ミライシード」の中にある「オクリンク」という機能を使って、気付いたことを観察カードにまとめていました。ちなみに、ここで言う観察カードは、「リアル」なものではなく、「デジタル」のものです。撮影した野菜の画像を観察カードに貼って、観察記録を入力していきます。子どもたちは定期的に観察を続けているので、タブレット操作にも慣れている様子でした。
 また、自分たちで作成している観察カードをみんなで簡単に共有できるのも、この機能の優れている点です。自分がお世話をしている野菜だけでなく、友達が担当している野菜についても学ぶことができます。これも「協働的な学び」です。「デジタル」と「リアル」を融合させながら、子どもたちの学びはより豊かになり、充実したものになっています。

「上手にカードに書けた。」
「楽しかった!」
 子どもたちの爽やかな表情が、学習に対する満足度を物語っていました。


丁寧に「間引き」をしています。


野菜が大きく成長するといいですね。


野菜の成長の様子を撮影しています。


いろいろな角度から撮影していました。


「観察カード」にまとめています。


気付いたことをしっかりと記録しています。

令和8年9月29日(火曜日) 〜89〜

トントントントン、トントントントン…
 木槌の音でしょうか?わかば学級の教室から、軽快なリズムで何かを叩いている音が聞こえてきます。「トントントン」という一定のリズムが心地よく、私は思わず教室の中まで入ってしまいました。
 子どもたちが取り組んでいたのは、「藍(あい)のたたき染め」です。育てている藍の葉っぱを布の上に置いてハンマー等で叩き続けると、葉っぱの形に染まっていきます。ちなみに「たたき染め」という手法は、絵の具やインクを使わず、自然の植物そのものをスタンプのように使うため、同じ植物でも季節や採取場所で色合いが微妙に変わり、二度と同じ柄にならないところが大きな魅力です。 一方で、力加減や布の種類、葉の向きなど、ちょっとした違いが仕上がりに影響します。そのため、一見簡単なようですが、やってみるとなかなか奥深く、粘り強さを必要とします。

トントントントン…

「うーん、まだ色がはっきりと出てこないなあ…。」

トントントントン…

「あっ!ちょっとだけ緑色が出てきた!やったー!」
「このまま続けていけば、もっと染まっていくね。がんばるぞ。」

トントントン、トントントン…

 叩いては染まり具合を確認し、染まり具合を確認しては叩き続け…、子どもたちは終始真剣な表情で、根気強く取り組んでいました。子どもたちの頑張りの結果、白い布には葉っぱの形がきれいに染まり、たくさんの味わい深い作品が完成しました。
 わかば学級のみなさん、よく頑張りました。世界に一つだけの「藍のたたき染め」作品。大事にしてくださいね。


「たたき染め」には、「藍(あい)」を使いました。


トントントン、トントントン。みんな集中しています。


染まり具合を確認中…。さあ、どんな感じでしょうか?


おっ、きれいに染まってきましたね。もうひと頑張りです。

令和8年9月28日(月曜日) 〜88〜

 全校朝会には、「校長先生の話」というものがあります。おそらく日本中のほとんどの学校において、週の始まりである月曜日に行われているのではないでしょうか。田無小では、GIGAスクールの推進と移動時間等の削減のために、リモート放送形式の全校朝会を実施しています。(ちなみに、始業式や終業式等の行事関係、あるいは音楽集会や全校集会等は参集型で行っています。)
 リモート放送では各教室の前方にある大きな画面が活用できるので、私は毎回スライドを作成し、子どもたちに伝えたいテーマに沿って話をしています。しかし、今朝の全校朝会では、私の話は挨拶程度にとどめました。今日は表彰式を中心に、様々な分野で頑張っている子どもたちについて紹介をしたかったからです。

 最初は、「はたらく消防の写生会」の表彰です。名前が呼ばれるのを待っている間は、受賞者の子どもたちは緊張していたかもしれません。無理もありません。表彰式の様子は全教室に放映されているわけですから。しかし、そのような状況の中でも、子どもたちは真剣な表情で、表彰状をしっかりと受け取っていました。その姿は大変立派でした。

 続いて、読書感想文コンクールの表彰です。各学年の代表児童が順番に名前を呼ばれます。さすがは各学年の代表の子どもたちです。堂々とした態度で表彰状を受け取っていました。

 次は、新体操の成績を表彰された1年生の女の子が登場しました。話を聞くと、日頃から練習を頑張っているそうです。表彰の時の態度も、凛としていて、とても立派でした。

 最後に、6年生の男の子への表彰です。夏休みに開催された全国のロボットコンテストで優勝しました。しかも、2つの部門での優勝です。ロボットやプログラミングに関する専門的な知識や技能が高く評価され、今回の結果につながったのでしょう。積み重ねてきた努力が見事に実を結びました。おめでとう!

 このように、田無小学校には、様々な分野で頑張っている子どもたちがたくさんいます。それぞれの頑張りを認め合い、時には刺激を与え合ったりしながら、「笑顔いっぱい!元気いっぱい!力いっぱい!」の子どもたちを育てていきたいと思います。

令和8年9月25日(金曜日) 〜87〜

「昨日の日本代表!強かったね!」
「勝って良かったー。最後はドキドキしていたよ。」
 今朝はこのような声が子どもたちから多く聞こえてきました。アジア大会をはじめ、様々なスポーツの試合が行われている現在、この言葉だけでは内容が伝わりにくいと思います。日本代表にもいろいろありますからね。ちなみに、この場面は、昨日行われたサッカー国際親善試合の「日本対ウルグアイ」について盛り上がっていた場面でした。6月に開催された北中米W杯を思い出させるような子どもたちの会話でした。

「日本って優勝したんでしょ!ニュースで見たよ。」
 さて、続いての話題は何でしょうか。どうやら、こちらはアジア大会の話題のようです。ご存知の方も多いと思いますが、卓球男子が60年ぶりに金メダルを獲得しました。私も昨夜はサッカーに続いて卓球も観戦していましたが、正直なところ興奮が収まりませんでした。日本チームが激闘の末に、最強国の中国の壁を打ち破ることができたからです。日本の卓球史において、昨日は歴史的な日となりました。

 アジア大会では、その他にも偉大な記録が誕生しました。競泳男子200M平泳ぎにおいて、日本の大橋選手が世界新記録を樹立し、金メダルに輝きました。大橋選手の年齢は17歳。サッカーも卓球もそうですが、様々なスポーツにおいて、日本の若い世代は確実に力をつけています。世界の強豪にも臆することなく、堂々と渡り合っている姿は、見ていて本当に頼もしいです。

 間もなくスポーツの秋。アジア大会もまだまだ続きますし、様々なスポーツの試合やイベントも数多く行われるでしょう。子どもたちにも観戦や体験等を通して、いろいろなスポーツに親しみをもってもらえたら嬉しいです。お気に入りのスポーツや推し選手が見つかると、またスポーツ観戦も楽しくなります。私自身もスポーツ観戦が大好きなので、今後も子どもたちと一緒に盛り上がっていきたいと思います。

令和8年9月24日(木曜日) 〜86〜

 シルバーウィークが終わりました。大人にとっても子どもたちにとっても、やはり大型連休というものは素直に嬉しいものです。しかし、今回のシルバーウィークは台風に伴う大雨もあり、大変な思いをしたご家庭も多かったのではないでしょうか。久しぶりに登校した子どもたちの会話からも、その様子が伺えました。

「まったく、なんで休みの日に台風が直撃するんだよ...。ほとんど出かけられなかったよ。」
「私はシルバーウィークに出かけたけど、雨でビシャビシャになっちゃったよ。」

 私はこの「校長のつぶやき」に、自然災害について書くことがしばしばあります。特に最近は、その頻度が多くなっているように感じます。それもやはり、地震や台風、大雨等の自然災害が多くなっているからかもしれません。人間の力では抗うことのできない自然災害の恐ろしさに、改めて気付かされます。防災については、今後も学校教育の中で粘り強く取り組んでいきたいと思います。

 さて、話を戻します。シルバーウィークが終わってしまったことは残念ですが、いつまでもネガティブな気持ちをもっていても仕方ありません。今日からは、いつもの日常が始まります。おそらく今朝は、自分の体が重く感じた人も多かったと思います。しかし、まずは今日一日を乗り切ったことに、大人も子どもも、みんなで拍手を送り合いましょう。ただ、子どもたちの場合は、学校に来たら来たで、とても楽しそうに過ごしていました。やはり友達と一緒に過ごせる時間は、連休中の楽しさにも負けていないのでしょうね。さあ、明日も早起きして、それぞれの学校生活を楽しく過ごしていきましょうね。


連休中とは違い、今日はとても良い天気でした。


校庭では、元気に遊んでいる子どもたちの姿がたくさん見られました。

令和8年9月18日(金曜日) 〜85〜

「今月のライブ・パフォーマンスって、今日の昼休みですよね?」
「ライブ・パフォーマンスに◯◯ちゃんが出るんだよ。ぜったい見に行くんだ!」
 もはや田無小学校の恒例イベントになってきました。「TANASHI ライブ・パフォーマンス」です。このイベントは昨年度の9月からスタートしたので、この度、めでたく1周年を迎えたことになります。本校の学校生活の中に定着したことを物語るように、子どもたちの会話の中にも、このイベントのことが頻繁に登場しています。昨年度にこの新企画を始動させた立場としては、「TANASHI ライブ・パフォーマンス」がここまで大きく育ったことを、とても嬉しく思っています。
 しかし、誤解がないように申し上げたいと思います。この「TANASHI ライブ・パフォーマンス」をここまで大きなイベントに成長させた真の立役者は、間違いなく田無小学校の子どもたちです。私はMC役を担当しているに過ぎません。実際にステージに立って、数々の素敵なパフォーマンスを披露してくれているのは、昨年度から現在に至るまで、本校の子どもたちです。そして、そのパフォーマンスに、大きな拍手や声援を送っているのも、本校の子どもたちです。つまり、子どもたち同士がそれぞれの「挑戦」を称え合いながら、豊かに「かかわり」合っている、それが「TANASHI ライブ・パフォーマンス」です。みんなで創り上げてきたこのイベントを、これからも大切に続けていきたいと思います。

令和8年9月17日(木曜日) 〜84〜

 夏休み明けの時期から現在に至るまで、校内をまわっている私を楽しませてくれるものがあります。そうです。子どもたちが夏休みに取り組んだ「自由研究」です。今年も数々の力作が、所狭しと教室に飾られています。(※先週末から持ち帰り始めているクラスもあります。)

「名古屋城について」「徳川家康の研究」「信長・秀吉の天下統一の道」「金閣寺」「勾玉」「和紙」
 唐突ですが、私は社会科が専門です。特に歴史学習が大好きです。そのため、歴史や日本の伝統文化に関する作品があると、ついつい立ち止まって見てしまいます。歴史のロマンについて、子どもたちと語り合えたら…嬉しい限りです。

「水草の種類によってミジンコの増減量は変わるのだろうか」「10円玉をピカピカにする方法」「サイコロを1000回ふってみた」「お酢の力で卵の殻を溶かす」「結晶の観察」
 理数的な実験や観察に関するものも多かったです。どの研究も、子どもたちが自分で課題を設定したもので、問題解決学習を主体的に展開しています。教室に入った時に私もじっくり読みこんでしまう内容の研究が多く、とても勉強になりました。

「手作りパン」「オムライス」「〇〇家のカレー」「エコクッキング」「サータアンダギー」「山形の郷土料理 芋煮」
 料理にチャレンジした自由研究もたくさんありました。材料や作り方も丁寧にまとめられていて、読んでいて非常にわかりやすいです。今の子どもたちは写真の使い方も上手ですね。特に完成した料理の写真は、読み手の食欲を刺激します。次に料理に挑戦するときは、味見担当として私も関わりたいものです。

「バスケシュートゲーム」「パチンコゲーム」「サッカーゲーム」「ガチャガチャ」「スクイーズ」
 友達が遊べるような楽しいゲームやユニークなおもちゃの作品も数多くありました。休み時間にクラスの友達が楽しそうに遊んでいる様子も、よく見かけました。
「校長先生!これ、やってみて!おもしろいよ。」
「こうやってボールを弾いて…、ほら!ここのポケットに入ると100点!」
 私に遊び方を一生懸命教えてくれる子がいました。この子は、この作品の作者ではありません。何回も遊んでいるため、すっかり詳しくなったようです。それもまた面白いですね。

 まだまだ紹介しきれないくらい多くの自由研究の作品が教室には飾ってありましたが…、「校長のつぶやき」が永遠に続いてしまいそうなので、この辺で終わりたいと思います。おあとがよろしいようで…。

令和8年9月16日(水曜日) 〜83〜

 今年の9月は例年よりも、残暑の厳しさで苦しむことが少ないように感じます。その点は良いのですが、一方で、大雨や台風等の影響が強いせいでしょうか、雨の日がとても多いです。子どもたちにとっても、校庭で遊ぶことができない日が続くことになります。秋の長雨シーズンを乗り切るためにも、室内での上手な過ごし方を、クラスのみんなで話し合ってみるのも大切ですね。

 さて、今日も校内をまわっていて、いろいろな場面を見かけました。

 わかば学級の朝の会のことです。1年生の女の子が日直を担当していました。わかば学級の日直は、健康観察時に全員の名前を呼んだり、その日の日課や給食の献立を確認したり等、やることが多いです。一日のスタートを気持ちよく切るために、とても大事な役割を担っています。今までの先輩たちの日直の仕事ぶりをしっかりと見てきたのでしょう。1年生の女の子も、立派に日直の仕事を担当していました。毎日たくさんの人たちとかかわりながら、いろいろな経験を積み重ねてグングン成長している子どもたちです。

 図書室では、3年生の子どもたちが静かにお話を聞いているところでした。子どもたちの大好きな「読み聞かせ」の時間のようです。図書の時間には、それぞれが好きな本を手に取って自由に本を読み進める時間もあれば、今回のように、みんなで一つのお話をじっくり聞く「読み聞かせ」の時間もあります。図書室の先生は、子どもたちの発達段階や実態に配慮しながら、行事や季節、世間で話題になっていること等の要素を総合的に判断して、「読み聞かせ」の本を選んでくれます。それだけに、この「読み聞かせ」を通して、自分だけだったら選ばないような本、あるいは、どこに置いてあるのか気付かないような名作に、子どもたちは出会うことがあるわけです。

 さて、田無小学校のみなさん。冒頭の話題に戻りますが、雨の季節はまだ続きそうです。外で遊べない時は、お気に入りの本を開いて、静かに読み進めていくのも、また良いのではないでしょうか。きっと心も落ち着いて、それぞれの本の世界も広がると思いますよ。


上級生に見守られながら、1年生も立派に日直を担当しています。


「読み聞かせ」のお話を夢中で聞いています。

令和8年9月15日(火曜日) 〜82〜

 校内を歩いていると、音楽室からきれいな歌声が聞こえてきました。音楽室にいたのは、4年生の子どもたちです。歌っていたのは、「赤いやねの家」。正直なところ、私はこの歌のことをほとんど知りませんでした。しかし、子どもたちの優しい歌声を聴いているうちに、いつの間にか、この歌が好きになっていました。子ども時代を懐かしむような歌詞がとても素敵で、ノスタルジックな思いにさせられます。もしかすると、子どもの頃よりも、大人になってからの方が、この歌の良さをじっくりと味わうことができるのではないでしょうか。(いい歌ですので、皆様にもご紹介させていただきました。)

 思わず感傷に浸ってしまった音楽室を後にし、私は6年生の教室に向かいました。家庭科の裁縫の学習をしているところでした。フェルトを使ってクッションを作るようです。デザインを工夫している子、丁寧に寸法を測っている子、慎重に布を裁断している子、どの子もそれぞれのペースで手際よく作業を進めていました。何よりも、友達と座席を並べながら楽しそうに活動に励んでいる姿が、見ていてとても微笑ましかったです。やはり友達と一緒の方が、一人で学習を進めるよりも楽しいのでしょうね。

 体育館に行くと、わかば学級の低学年の子どもたちがマット運動に取り組んでいました。一般的に、マット運動に苦手意識をもっている子は多いと言われているのですが、わかば学級の子どもたちは先生たちのサポートを受けながら、怖がることなく、意欲的に取り組んでいました。先生に教わった技のポイントを意識しながら、きれいな前転を次々に披露してくれました。正しい姿勢とちょっとしたコツをおさえておくと、マット運動の技能はどんどん上達します。そのためにも、子どもたちには粘り強く練習を重ねてほしいと思います。

令和8年9月14日(月曜日) 〜81〜

「校長先生。校庭の土を掘ってもいいですか?」
 唐突ですが、何のことだと思いますか?先週末のことですが、この言葉は6年生の男の子たちから話しかけられたものです。少し説明させていただきます。6年生は現在、理科の授業で地層について学習しているところです。土の粒や火山灰を顕微鏡で調べている様子も見られました。その中で、学校の敷地内の地層はどうなっているのか気になったということで、実際に穴を掘って調べてみたいと考えたようです。他の子どもたちや授業の迷惑にならないように、人があまり入らないような校庭の隅の場所を掘ること、そして、調べ終わったら必ず埋め直すことを、その6年生の子どもたちは自ら約束してくれました。彼らの熱意に心を動かされ、私は穴掘りを許可しました。

 その日の昼休み、3人の男の子たちが校庭の隅で土を掘り出している姿が見られました。何か気付いたことや発見は、あったのでしょうか。
 もちろん、本格的に地層を調べるとなれば、専門的な器具や重機が必要です。6年生の子どもたちが昼休みの時間に調べられる範囲や規模には、当たり前ですが限度があります。それでも、子どもたちが自分たちで課題を設け、「やってみよう」「調べてみよう」と実際に行動に移した点に、私は拍手を送りたいと思います。今は何でもインターネットで簡単に調べることのできる時代です。多くの人たちにとっても、画面上に表示される情報だけで事が足りてしまい、更なる知的好奇心や探究心をもちにくくなっている現状があるかもしれません。それだけに、今回の6年生の姿は、とても価値のあるものに感じました。探究心や学びの原動力というものは、子どもたちの素朴な「?」の気持ちから生まれているのかもしれませんね。

「途中から茶色っぽくなっているところがありました。」

 後のことですが、実際に土を掘った子どもたちが教えてくれました。それが何だったのか、何の地層なのかは、正直なところ、子どもたちもわからなかったと思います。しかし、子どもたちの表情は、とても爽やかで、満足気な様子でした。実際に「やってみた」という経験が、この後の彼らを更に大きく成長させることでしょう。


顕微鏡を使って、火山灰を観察しています。


自分の目で実際に見たり、調べたりすることは大切ですね。

令和8年9月11日(金曜日) 〜80〜

 今回の「校長のつぶやき」には、今週行われた図工の授業の様子について書かせていただきます。

「この大きい段ボールで何を作ろうかな?」
「ねえねえ、一緒に作ろう。」
 4年生の子どもたちが、様々なサイズの段ボールを使って、何かを作っています。何を作っているかは、近くで見ていてもちょっとよくわかりませんが、子どもたちには、作りたいもののイメージがあるようです。ただ、大きいサイズの段ボールは、一人で持ち運ぶのがとても大変です。そのため、子どもたちは友達と声をかけ合いながら、一緒に段ボールを運んだり、解体したりしていました。これも、協同的な学びの姿ですね。

「この木の形、おもしろい!」
「トントントン、トントントン。トンカチを使うのって、楽しい!」
 3年生の子どもたちは、様々な形の木片を並べたり重ねたりしながら、自分の好きな形を作っていました。木片同士を接続するためには、釘を打ち込む必要があります。昔と違って、今の子どもたちは木材を使った工作は不慣れかな…と思っていたのですが、意外にもトンカチを巧みに使いながら、リズムよく釘を打ち込んでいる姿が見られました。のりやハサミを使った紙工作とは違った木工の面白さに、多くの子どもたちも気付いたのではないでしょうか。

「校長先生!見て見て。うさぎさんだよ。」
 2年生の子どもたちが、何やら可愛らしい冠(?)のようなものをかぶっています。オシャレな飾りのついた冠もあれば、動物の顔が描かれた冠(帽子?ヘアバンド?)もあります。どの子もとても楽しそうに作っています。見ていて特に微笑ましかったのは、それを頭にかぶったまま、友達と交流していたり、次の作業に取り掛かったりしている姿です。もはや体の一部になっているかのようで、実によく似合っていました。驚くべきは、その日の下校時です。図工の時間に作った冠をかぶったまま、家路に向かう子どもたちが続出しました。まあ、似合っているから、良しとしますね。

 様々な素材とふれ合い、実際に「もの作り」に取り組む図工の時間は、「リアル(アナログ)」な学びの連続でもあり、子どもたちにとっては楽しいものばかりのようです。これからも創作活動の中で、それぞれの個性や技能を磨いていってほしいと思います。

令和8年9月10日(木曜日) 〜79〜

「わたしは〇〇だと思うけど、〇〇君はどう思いますか。」
「ぼくも〇〇さんと同じです。でも、この場合は……」
 子どもたちが机をつけて、向かいながら話し合っています。このような話し合いの場面は、多くの授業で見られる日常的な光景です。笑顔で楽しそうに話し合っている姿もあれば、熱い議論をかわしているのでしょう、少し興奮気味な姿もあります。話し合いの場面に共通しているのは、話し手や聞き手の立場が存在し、お互いの顔を見ながら、意見や感想等を伝え合っている点です。
 話し合っている内容も様々です。2学期が始まって2週間ですが、既に学校でもたくさんの話し合いの場面を見かけました。例えば、ある子が夏休みの思い出を発表し、聞き手の子どもたちがその内容について質問するというような場面がありました。楽しい話が中心だったこともあり、盛り上がっているグループが多かったです。話し手の子は、友達に自分の話を聞いてもらえたことに嬉しさを感じ、聞き手の子は、その友達のことをより深く知ることができたのではないでしょうか。
 また、遠足や移動教室の計画について話し合っている場面も見かけました。一人だけが大満足なルートでも、他のメンバーが我慢ばかりしていては、楽しくない校外学習になります。
「誰かが100で誰かが40ではなく、みんなが80ぐらいになるようにしたい」
 満足度を数値化しながら話し合っている子どもたちがいました。お互いの思いや希望を共有しながら、より良い計画を練り上げていく…、そのような話し合いの場面でした。
 このように、お互いに顔を合わせながら意見を交流していくのは、昔ながらの「リアル(アナログ)」の良さだと思います。たしかにSNS等でも交流はできます。しかし、相手意識をもちにくく、一方的な立場からの書き込みに陥りやすいのが、SNSの課題であるとも言えます。その点、学校で行われている様々な「話し合い」は、相手の気持ちを思いやりながら、言葉を交わしていく活動がほとんどです。周囲の意見や考えを知ることで、自分自身の思考を深めていくこともできます。このような経験を積み重ねていくことで、子どもたちは豊かなコミュニケーション能力を身に付けていくことができるのだと考えます。
 さて、「リアル(アナログ)」の良さについて、ここでは「話し合い活動」のみ取り上げました。しかし、当然ですが、「リアル(アナログ)」の強みはまだまだたくさんあります。実際に五感を働かして学ぶ経験、〇〇体験や〇〇見学、音楽や図工、家庭科、体育など、学校の中でも数多くの「リアル(アナログ)」な学びが行われています。今までの学校教育が築き上げてきた「リアル(アナログ)」な学び、そこに、新たに台頭してきた「デジタル」の学びを加えていきます。その実践を通して、より良い学びの形に挑戦していくことが、本校の研究テーマでもあります。今後も、「デジタルとリアル(アナログ)を組み合わせた新しい学びの形」の実践に力を入れていきたいと思います。

令和8年9月9日(水曜日) 〜78〜

 以前にも「校長のつぶやき」で紹介させていただいたことがありますが、本校では「デジタルとリアル(アナログ)を組み合わせた新しい学びの形」の実践に力を入れています。「デジタルVSリアル(アナログ)」のような2項対立ではなく、「デジタルandリアル(アナログ)」のようなハイブリッドの形を目指しています。授業時間や家庭学習、自主学習等、その時々、様々な場面や児童の実態に応じた効果的な活用方法の研究を進めています。

 今日は「デジタル」の側面から、「校長のつぶやき」を書かせていただきます。

 学年によって詳細は異なりますが、今年度の夏休みには、学習アプリを活用した宿題を多く取り入れました。その結果、アプリの管理画面を通して、夏休みの間も教師は子どもたちの学習状況を確認することができました。子どもたちが学習進度を自己調整しながら、コツコツと自分のペースで課題を進めている様子をつかむこともできました。また、学習アプリや「Google classroom」の機能を活用して、教師は子どもたちに激励やアドバイスのメッセージを送っていました。このように、夏休み中にも学習や生活の様子について教師と子どもたちが「かかわり」をもつことができるのは、やはり「デジタル」ツールの強みです。特に、自主的に学習を進める必要がある状況においては、とても有効です。今までは、1学期の終業式近くで宿題を配り、2学期の始業式の日に提出させる、これが「学校の当たり前」でした。夏季補習のような特例を除いては、教師が子どもたちの学習を夏休み中にチェックすることは、ほとんどできませんでしたから…。(担任時代の私の経験です。)

 さらには、学習アプリ等の「デジタル」ツールには、瞬時に採点や判定をする機能があります。個々の学習状況を管理する機能もあります。夏休み明けの2学期まで、教師のマル付けを待つ必要もありません。必然的に、子どもたちは即時的な学習評価を得ながら、自分で自分の学習状況を確認しつつ、次の学習へと進めることができるわけです。今後も「デジタル」ツールは、子どもたち一人ひとりの学習の伴走者として、ますます欠かせない存在になってくると思います。
 

 さて、ここまでは「デジタル」の強みについて、本校の夏休みの実践を踏まえながら書かせていただきました。明日は「リアル(アナログ)」の良さについて、書かせていただきたいと思います。

令和8年9月8日(火曜日) 〜77〜

 職員室前の掲示コーナーに、子どもたちが集まっていました。
「今日のロング昼休みは、たてわり遊びだよ。」
「わたしたちの班は…、『NGワードゲーム』だ。」
「2学期からは校庭を使う班もあるんだね。」
 今日は9月のロング昼休み「たてわり遊び」の日です。昨日が臨時休校だったこともあり、2学期が始まって今日で実質5日目です。時間が無い中ではありましたが、上の学年の子どもたちがこまめに打ち合わせをし、準備を進めてくれました。上級生の動きを見ていると、テキパキと仕事を進める力や手際の良さが育ってきているように思います。昨年度の2学期から始まった田無小学校の「たてわり遊び」も、間もなく1年になります。異学年交流の「たてわり遊び」の経験を積み重ねていくうちに、子どもたちは見通しをもって行動できるようになってきたのでしょう。これも大きな成長です。
 そして本日より、「たてわり遊び」もバージョンアップしました。今までの活動場所は教室だけでしたが、今回からは校庭にも、その範囲を拡大することになりました。今日の校庭の割り当ては、6年生と1年生のたてわり班。さっそく元気いっぱい走り回ったり、ボール遊びをしたりしながら、楽しそうに遊ぶ姿が見られました。おにごっこ、大縄跳び、ボール遊び…。教室ではできないような体を大きく動かす楽しい遊びが、これからの「たてわり遊び」ではたくさん見られそうです。子どもたちの「遊び」の引き出しも、きっと多くなるでしょうね。
 田無小学校では、2学期以降も「たてわり遊び」のような異学年交流をはじめ、様々な交流活動に力を入れていきます。そして、人と人との「かかわり」を、さらに豊かにしていきたいと思います。


ここには、「たてわり班」の計画やお知らせが掲示されています。


「たてわり遊び」が校庭でもできるようになりました。


校庭では、6年生と1年生が仲良く遊んでいました。

令和8年9月7日(月曜日) 〜76〜

 昨日から続く大雨の影響に伴い、西東京市の小中学校は本日臨時休校となりました。本市においては午前中の早い時間帯に大雨警報が解除され、注意報へと切り替わりました。しかし、伊豆諸島や神奈川県、千葉県などでは、線状降水帯による被害が出ているようです。この度の大雨で被害にあわれた方々には、心からお見舞いを申し上げます。

 さて、昨年度もこのタイミングで同じ内容についてふれましたが、やはり今年度も書かせていただきます。一昨日の土曜日のことです。その日は雨の心配もあったのですが、夕方には秋の訪れを感じさせるような涼しい風が吹く等、心地の良い日になりました。そのため、子どもたちが楽しみにしていたイベントが、無事に開催されることになりました。田無小学校のおやじの会が主催する「花火イベント」です。今回もたくさんの子どもたちが田無小学校の校庭に集まりました。
「こんなに花火を持ってきたよ!」
「見て!これ、新しい花火なんだよ。大きいでしょ。」
 時期的にも、この「花火イベント」は、子どもたちにとって夏の最後のお楽しみになるのでしょうか。それだけに、子どもたちは笑顔いっぱい、元気いっぱいです。昨年度も書かせていただきましたが、昔と違って、今は花火をする場所が少なくなりましたからね。思う存分、手持ち花火を楽しむことができる、このような機会はとても貴重ですね。
 さあ、花火大会が始まりました。おやじの会の皆様の的確な指示や万全な安全管理の下、子どもたちはそれぞれが用意した手持ちの花火を思う存分楽しんでいました。
「校長先生!この花火、ひとつあげるよ。」
「わたしのもあげる!はい。」
 なんと、子どもたちが手持ち花火を私にお裾分けしてくれました。近くで見ていた私を不憫に思ったのでしょうか…。田無小学校の子どもたちって、優しいですね。手ぶらで参加していた私も、最終的には20本近くの花火を手にして、子どもたちと一緒に楽しむことができました。みなさん、ありがとうございました。
 花火イベントのクライマックスは、おやじの会の皆様による打ち上げ花火のショータイムです。今年も迫力ある花火が連発で夜空に打ちあがり、会場からは大きな拍手と歓声、そして、テキパキと作業をしている「おやじの会」の皆さんを応援する「がんばれ」コールが沸き起こりました。最後に披露されたナイアガラ花火は、光り輝く大きな滝となって、今年の花火イベントを締めくくってくれました。子どもたちだけでなく、会場にいた多くの大人も(私も含めて)、素敵な夏の思い出ができたと思います。
 8月の「水まつり」や「防災お泊り」に続き、素敵なイベントを準備してくださった「おやじの会」の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

令和8年9月4日(金曜日) 〜75〜

 2年生の教室に行くと、図工の学習に取り組んでいるところでした。
「校長先生!これ、何だと思う?」
 一人の男の子が声をかけてきました。その子が手に持っているのは、茶色い紙を細長くまるめたもの…のようです。ただ、それはまっすぐピンとしているのではなく、微妙なカーブを描いています。よく見ると、太さも一定ではなく、先の方が徐々に細くなっています。このあたりに、その子のこだわりが感じられます。
「正解は、コモドオオトカゲのしっぽ!」
 なるほど、「しっぽ」!たしかに、そう言われると、そのように見えてきますね。上手です。

 2年生が取り組んでいるのは、図工の『くしゃくしゃぎゅっ』という学習です。大きな紙をくしゃくしゃにしたり、ふくらませたり、あるいはギュッと小さくしてみたりして、材料の感触や形の変化を楽しみながら、作りたいものを自由に想像して作っていきます。紙袋や新聞紙、紙ひも、付箋…等々、いろいろな材料を使って、子どもたちはとても楽しそう活動に励んでいました。

「見て見て!帽子を作ったよ。」
 紙袋をベースにし、オシャレな帽子を作っている女の子たちがいました。やっぱりファッションには興味があるのでしょうね。

「これが剣で、これが鎧の部品で…」
 一方こちらには、武器と防具を作っている男の子がいました。かっこいい装備品ができそうですね。ぜひ「伝説の勇者」の装備を目指してください。

「わたしは動物を作ってみようかな。」
 その子は、丸めた新聞紙を紙袋にたくさん詰めていました。丸くて大きな体を作っているようです。この後に、きっと耳を付けたり、目を描いたりするのでしょうね。かわいい動物が出来上がりそうです。

 友達と作品を見せ合いっこしながら、子どもたちは思い思いに活動に励んでいました。楽しそうな姿がとても印象的だった図工の授業でした。

令和8年9月3日(木曜日) 〜74〜

 今週は「スタートアップ期間」であるため、明日までは4時間授業の日が続きます。しかし、2学期が始まって、今日で3日目。少しずつ通常の授業が再開してきました。校内をまわっていると、いつもの学校の姿が戻ってきたように思います。

 4年生の教室に行くと、社会科の学習をしていました。タブレットを使って、東京都の地図にピン止めをしています。
「東京都の西側は山が多いから、大雨が降ったら土砂災害とかありそうだね。」
「東京都の東側は海だから、地震が起きたら津波が心配…。」
 自然災害について、気付いたことや考えたことを書き込んでいました。この夏も日本各地で大きな自然災害がありましたからね。子どもたちは東京都の地形を見ながら、自然災害の怖さや防災の大切さについて、自分事のように真剣に考えていました。
 

 ランチルームに行くと、わかば学級の子どもたちが図工の学習に取り組んでいました。
「ここは、しっかり色を塗らないとね。」
 紙版画に取り組んでいる子どもたちがいました。塗り方にムラがあっては、きれいに仕上がりませんからね。そのことをしっかり頭に入れながら、ローラーを使って何度も何度も丁寧に色を塗っていました。その粘り強さが立派です。きっと素敵な版画が完成すると思いますよ。

 校庭では、5年生の子どもたちが体育の学習に取り組んでいました。友達とペアになって、バレーボールのアタックのような練習をしています。
「あれっ?なんだかボールが手に強くあたらないな…。」
「うわっ!(ボールが)変なところに行っちゃった。ごめーん。」
「おっ!今、バシッとうてた!」
 何度も練習するうちに、上手にボールをたたくポイントを見つけた子もいたようです。実際にやってみたからこその気付きですね。このような学びは、リアルの学習の強みです。たくさん体を動かして、身に付けてほしいと思います。


東京都の土地の特色を振り返りながら、自然災害について考えています。


紙版画の色塗りはとても大切です。子どもたちは、全集中!


「いくよっ!」「はいっ!」友達と声をかけあっている姿も素敵でした。

令和8年9月2日(水曜日) 〜73〜

「今日から給食だよね!楽しみ!」
「ちゃんとランチョンマットの準備もしてきたよ。」 
 登校時、嬉しそうに話をしている子どもたちがいました。その気持ち、私もよくわかります。今日から2学期の給食が始まるからです。今朝はたくさんの子どもたちが久しぶりの給食にワクワクしていたと思います。

 1時間目、2時間目、中休み…。給食室から届く美味しそうなにおいが、どんどん強くなってきます。
「いいにおいがしてきた!」
 当然、子どもたちの気持ちは盛り上がってきます。給食は毎日のことなので慣れているはずなのですが、今日は夏休み明け最初の給食ということもあり、いつも以上に心が躍っていたのでしょう。給食の時間が待ち遠しい…、そのような様子が子どもたちの姿から伺えました。

 さあ、給食の時間になりました。2学期最初の給食の献立は、「ターメリックライス」「ポークストロガノフ」「キャベツとコーンのサラダ」「UFOゼリー」でした。久しぶりの給食を前に、子どもたちは笑顔いっぱいです。どの子も美味しそうに、モリモリ食べていました。中には、「おかわりジャンケン」の熱い戦いが繰り広げられているクラスもありました。

「やったー!」「イエーイ!」
 戦利品の「UFOゼリー」を獲得できて、喜ぶ勝者がいれば、一方で…
「うわー、負けたーっ!」「……。」
 W杯敗退が決定したかのように、悔しそうな表情を浮かべる敗者もいました。勝負は時の運ですから…、仕方ないですね。きっと次は「おかわり」できますよ。

 とにもかくにも、待ちに待った給食が本日より再開しました。友達と一緒に美味しい給食を食べることができる「給食の時間」。子どもたちにとっては、学校生活の中において、特に楽しい時間、嬉しい時間なのかもしれません。田無小学校のみなさん、2学期の給食も「笑顔いっぱい!元気いっぱい!力いっぱい!」モリモリ食べていきましょう!

令和8年9月1日(火曜日) 〜72〜

 夏休みが終わり、2学期が始まりました。先週までは静かだった校舎の中に、元気いっぱいの子どもたちの声が戻ってきました。このワイワイガヤガヤとした賑やかな雰囲気、やっぱり学校はこうあってほしいですね。最高です。
 

 さて、本日の2時間目には、2学期の始業式がありました。その後、私は子どもたちの様子を見るために、全ての教室をまわりました。私の姿に気付いた子どもたちは、夏休みに起きた出来事や楽しかった思い出等、いろいろな話を聞かせてくれました。

「新潟県に行ってきました。温泉にも入ったよ。」
「沖縄県の海には、魚がたくさん泳いでいたよ。サンゴ礁もきれいだったなぁ。」
「〇〇コンテストで優勝しました。これがその時にもらったメダルです。」
「国立競技場でJリーグの試合を見ました。」
「福島県に行って、おいしい果物をいっぱい食べました。」
「自由研究で〇〇を作ったんだよ。教室の後ろに飾ってあるから、後で見に来てほしいな。」
 いいですね。どの子も生き生きと話をしてくれました。きっと素敵な思い出がたくさんできたのでしょうね。ただ、今日は給食のない午前授業だったので、子どもたちと話をする時間が十分にはありませんでした。子どもたちは話すことが、まだまだたくさんあるようです。明日以降もじっくり話を聞かせてもらおうと思います。
 

 最後になりますが、本日9月1日は「防災の日」です。そして今週は、「防災週間」になります。今月の学校だよりにも書かせていただきましたが、この夏休みの間にも、熊本県では震度7の大きな地震が起こりました。また、昨今頻発している集中豪雨や線状降水帯は驚異的な降水量を記録し、千葉県や石川県、富山県、福井県を中心に、大きな爪痕を残しました。日本は「災害列島」と呼ばれているように、毎年大きな自然災害が各地に襲いかかっています。この夏に起きた様々な自然災害のニュースを通して、その現実を改めて痛感しました。「防災の日」の今日、各ご家庭におかれましても、いざというときの備えについて話題にしていただければと思います。


始業式では、6年生の代表児童がそれぞれの思いを堂々と発表していました。


ある教室では、みんなで「夏休みすごろく」を楽しんでいました。


中休みには、たくさんの子どもたちが校庭で遊んでいました。

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