大相撲の世界を知る!荒汐部屋ミニ巡業
更新日:2022年11月30日
[概要]
- 荒汐部屋の皆さんが、保二小でミニ巡業を行いました。
- 大相撲3月場所で幕内優勝を果たした若隆景関をはじめとする、力士の皆さんと交流し、大相撲の世界を知りました。
子供を笑顔にするプロジェクト
東京都教育委員会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校行事が中止や縮小となる中、「見る、聞く、触れる」などの体験を通じ、子供が笑顔を取り戻し、学び続けていこうとするきっかけとするべく、「子供を笑顔にするプロジェクト」を立ち上げました。こうした都の施策を活用し、日本の伝統に直接ふれるとともに、アスリートとしての力士の生き方から学ぶべく、保二小は、大相撲とその文化に着目して申請し、実現に至ることができました。
力士との交流
荒汐部屋は、元幕内蒼国来の荒汐親方が率いる中央区唯一の相撲部屋で、今年の3月場所で幕内優勝を遂げ、先の9月場所でも三賞を受賞した若隆景関や、若元春関、十両の荒篤山関の三人の関取衆をはじめとする、活気あふれる部屋です。
力士の皆さんを間近にすると、やはり、その体の大きさに驚きます。残念ながら、コロナ対策のため、児童と力士が直に接触することができませんでしたが、体育館に入場するだけで、歓声があがりました。
この機会では、床山さんによる「髷結い実演」、力士による「相撲の技の披露」、そして「力士どうしの取り組み」や「力士への質問コーナー」、そして「記念撮影」を行い、濃密な90分間となりました。
質問コーナーでは、たくさんの秀逸な質問がされました。それらのコメントから、力士の日常的な精進、切磋琢磨、勝負の世界の厳しさ、そして、道を究めるからこそ匂いたつ優しさが伝わりました。
感染予防のため、対象児童を5年生と6年生とせざるを得ない点が残念でしたが、荒汐部屋のご厚意で、ミニ巡業終了後、他の学年の児童も、間近で力士を見る機会を設けました。
来場所では、ご縁のあった荒汐部屋の力士の皆さんに注目して、15日間の健闘を見守りたいです。
大相撲九州場所での健闘!
縁あって交流させていただいた荒汐部屋の関取衆の、大相撲九州部屋での取組結果について、昼の校内放送で、毎日、児童に伝えてきました。その15日間の取組結果は、
関脇 若隆景 8勝7敗
前頭 若元春 10勝5敗
十両 荒篤山 8勝7敗
となり、3者とも勝ち越しました。来場所の番付では、若元春関の小結昇進も予想されています。
子ども達の応援が届いたのか、うれしい場所となりました。