令和4年度 パンジープロジェクト
更新日:2022年12月28日
10月3日(月曜日)
昨年度のチューリッププロジェクトで、50鉢の丸鉢それぞれに11球のチューリップの球根を植えた中央に、パンジーを植えました。このパンジーは、おやじの会の嶋田ご夫妻が、種から育てられたものでした。
この花プロジェクトが、地域の花の拠点づくり、児童の「花外交」の素材づくりといったねらい以前に、児童の心の豊かさを願うものである以上、それぞれの心に迫る活動でありたいと考えました。そのため、全校児童が種からパンジーを心を込めて育て、そのパンジーを地域に届けようと考えました。
- 昨年度のチューリッププロジェクトで、苗から育てたパンジーの種を、6年生の児童が採取します。
- 製氷皿のように細かく区分けされた容器の1マスずつに、全校児童が、ピンセットなどで種を植え、クラスごとに育てます。
- 芽が出て、2〜3センチメートルほどに育ったら、それぞれのマスの苗を、全校児童が、ポットに植え替えます。
- ポットの苗が育ったら、2年生と6年生の児童が、チューリッププロジェクトの丸鉢や花壇に再度、植え替えます。
種まきと2度の植え替えを要する、手のかかる活動ですが、花が誰かの心を照らすこと、命のつながりに関与できることなど、価値ある学びを期待しています。
9月7日に種まき
10月3日にポットに植え替え
11月30日(水曜日)
種まきと、ポットへの植え替えを経て、パンジーの可憐な花が咲き始めました。そこでいよいよ、ここまで育ったパンジーの苗を、丸鉢と花壇に植え替えました。ここから先は、チューリッププロジェクトとして引き継がれ、チューリップや花団子との共演となります。
ここに至るまで、9月の暑さなどにより、パンジーの苗が枯れるなど、苦しい時期がありました。そのたびに植え替えて、全校で補い合いながら開花に至ったことには、感慨もひとしおです。児童は、命を育てることの難しさと喜びを実感したことでしょう。
以降の活動については、チューリッププロジェクトに引き継いでお伝えします。
丸鉢は小宇宙
パンジープロジェクトは、チューリッププロジェクトの一部となって引き継がれました。