学校保健委員会(三月五日水曜日)
更新日:2019年3月6日
本校スクールカウンセラーの松浦祐子先生を講師に迎え、『子供とのよりよい関わり方』について、保護者の皆様からの事前アンケートを基に、子供の自己肯定感を高める言葉かけ、ほめ方と叱り方のコツを中心にお話しいただきました。
やる気になったときの行動タイプは4つあります。
あなたはどのタイプですか?
そしてお子さんはどのタイプでしょう?
やる気の表し方4タイプ
それぞれタイプに振り分けて関わりを考えました。
<広い-外向型>
やってみなけりゃ分からないとばかりに、あっちもそっちもと、失敗もいとわず複数同時のことをやり始めます。色々な人に声をかけ相談します。
<狭い-外向型>
1つのことに、とことん集中。脇目もふらず自分の興味がある1つに専念します。相談する時は1人〜2人の信頼できる人にじっくり相談します。
<広い-内向型>
複数のことを同時に考え計画を立てます。多く広く情報を集めたがるのはこのタイプです。取り掛かりは遅いですが、ゆっくりじっくり様々な面から考えます。事前に多くの意見を求めます。
<狭い-内向型>
ひとつのことを集中してじっくりと考えます。コツコツと1つのことに取り組む姿勢が強み。情報を集めるときも狭く深く探っていきます。行き詰った時に、意見を求めます。
やる気の出し方表し方は、人それぞれ大きな違いがあります。そのタイプが親子で異なる場合、励ますつもりが、かえってやる気をそいでしまう声かけになる事もあります。その為、子供のやり方を認め、出来ていないところを指摘するのではなく、出来ている点、良い点を素晴らしいと言ってあげること。その子のやる気のタイプに合わせた適切な環境を用意することで、持ち味と強み、やる気を引き出し、結果、子供の自己肯定感を高めることへと繋がることを教えていただきました。
他にも、子供との関わり方を考えるポインや・コツを紹介していただきました。
左脳型か右脳型か
ほめ方と叱り方のコツ
当日は、眼科校医の茂垣貴弘先生、保護者16名とたくさんの方にご参加いただき、「タイプ別に分けることで客観的に子供との関係性を見ることができた。」「子供の特徴や持ち味を認めるようにし、永久言語でほめる機会を多くしたい。」などの感想も寄せられ、子供との関わりを改めて見直すよい機会となりました。